蔵書情報
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書誌情報サマリ
書名 |
山口仲美著作集 2 言葉から迫る平安文学
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著者名 |
山口仲美/著
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出版者 |
風間書房
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出版年月 |
2018.10 |
請求記号 |
810/00584/2 |
資料情報
各蔵書資料に関する詳細情報です。
No. |
所蔵館 |
資料番号 |
資料種別 |
配架場所 |
別置 |
帯出 |
状態 |
1 |
鶴舞 | 0210905170 | 一般和書 | 2階開架 | 文学・芸術 | | 在庫 |
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書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
請求記号 |
810/00584/2 |
書名 |
山口仲美著作集 2 言葉から迫る平安文学 |
著者名 |
山口仲美/著
|
出版者 |
風間書房
|
出版年月 |
2018.10 |
ページ数 |
17,591p |
大きさ |
22cm |
巻書名 |
言葉から迫る平安文学 |
巻書名巻次 |
2 |
ISBN |
978-4-7599-2238-7 |
分類 |
8108
|
一般件名 |
日本語
|
書誌種別 |
一般和書 |
内容紹介 |
古典の文体、コミュニケーション研究、オノマトペの歴史研究-。未開の研究分野に挑戦し続けた日本語学者・山口仲美の著作集。2は、平安時代の仮名作品を言葉や文体、語法や読み方から追究した論を収録する。 |
タイトルコード |
1001810066020 |
要旨 |
著作集1・2・3『言葉から迫る平安文学』三巻は、言葉や文体、表現やコミュニケーションといった言語学的な立場から平安文学の諸問題を解明する。第二巻のテーマは、「仮名作品」。平安時代の仮名で書かれた『源氏物語』以外の日記・随筆・物語を対象としている。四部から成る。1部は、導入部的な論。二部は、「物語と日記の言葉と文体」。平安文学作品全体の文体にかかわる問題と、竹取物語・和泉式部日記といった個別の作品の言葉と文体にかかわる問題を取り扱う。三部は、「『枕草子』新しい読み方」。『枕草子』をマナー集として読むという新しい読み方を提示し、『枕草子』の魅力を味わう。4部は、「研究余滴」。仮名文学作品を読んでいて、疑問に思ったこと、感動したこと、主張したくなったことなどを、エッセイ風にまとめたものを収録。 |
目次 |
1 序章(平安の文体・平成の文体 比喩表現にみる時代性 ほか) 2 物語と日記の言葉と文体(平安朝文体研究の一視点 仮名文学と形容詞・形容動詞 ほか) 3 『枕草子』新しい読み方(プロローグ 男と女のエチケット ほか) 4 研究余滴(鴬の鳴きつる花―『古今和歌集』 業平を恋い慕う老女―『伊勢物語』 ほか) |
著者情報 |
山口 仲美 1943年静岡県生まれ。お茶の水女子大学卒業。東京大学大学院修士課程修了。文学博士。現在、埼玉大学名誉教授。職歴、聖徳学園女子短期大学専任講師を振り出しに、共立女子大学短期大学部専任講師・助教授、明海大学教授、実践女子大学教授、埼玉大学教授、明治大学教授を歴任。専門、日本語学(日本語史・古典の文体・オノマトペの歴史)。著書、『平安文学の文体の研究』(明治書院、第12回金田一京助博士記念賞)、『日本語の歴史』(岩波書店、第55回日本エッセイスト・クラブ賞)など多数。2008年紫綬褒章、2016年瑞宝中綬章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
内容細目表:
-
1 平安の文体・平成の文体
3-9
-
-
2 比喩表現にみる時代性
11-16
-
-
3 仮名の成立と平安朝文学
17-24
-
-
4 平安朝文体研究の一視点
27-58
-
-
5 仮名文学と形容詞・形容動詞
59-85
-
-
6 仮名文学の朧化性の問題
87-107
-
-
7 歴史的現在法の文体論的意味
109-121
-
-
8 『竹取物語』と『伊勢物語』の言葉
123-136
-
-
9 『竹取物語』の文体と成立過程
137-167
-
-
10 『伊勢物語』の文法
169-200
-
-
11 『伊勢物語』『大和物語』『平中物語』の文末表現
201-215
-
-
12 『平中物語』の文体と成立事情
217-243
-
-
13 『落窪物語』の会話文
245-264
-
-
14 『蜻蛉日記』の心情表現
265-276
-
-
15 『蜻蛉日記』の語法
277-294
-
-
16 『和泉式部日記』の文体
295-321
-
-
17 『和泉式部日記』作者の意図
323-342
-
-
18 『浜松中納言物語』『夜の寝覚』の比喩と作者
343-364
-
-
19 プロローグ
367-369
-
-
20 男と女のエチケット
371-452
-
-
21 人としてのマナー
453-496
-
-
22 感じる心
497-544
-
-
23 エピローグ
545-547
-
-
24 鶯の鳴きつる花
古今和歌集
550-552
-
-
25 業平を恋い慕う老女
伊勢物語
553-554
-
-
26 女の気持
蜻蛉日記
555-557
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-
27 北の方の実在感
落窪物語
558-563
-
-
28 男心は分からない
枕草子
564-566
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29 もの悲しい調べの理由
和泉式部日記
567-568
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30 含み笑い
源氏物語
569-571
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31 語り手の登場
堤中納言物語
572-574
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32 忘れられない恋の歌
百人一首
575-578
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33 中学古典への親しみ方
579-588
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