としょかんでつくった本のリスト
こんなほんあんなほん(小学生向き) 2006年度版
2005年に、としょかんにはいった本のなかから、おすすめの本をえらびました。
本のなまえや表紙をクリックすると、貸し出し中かどうかなどがわかります。
※表紙の画像掲載に関する著作権の許諾については、出版社の許可をいただいております。
〈 〉内は分類をあらわします。
1~2年生向き
いろいろおせわになりました
やぎゅうげんいちろう/さく 福音館書店 〈エ〉 |
|
「おーちゃを のーみに きてください」 「はい こんにちは」 「いろいろおせわになりました」 「はい さようなら」。 これのくりかえし。 ちょっとへんてこりんなたのしいえ。わらべうただから、うたうとたのしいよ。がくふつき。 |
ぼくんちカレーライス
つちだのぶこ/作 佼成出版社 〈エ〉 |
|
「カレーライス!」ゆうごはんはなにがいいかと、きくママにいった。しょうてんがいのやおやさんで、くんちゃんとあって「きょう ぼくんち カレーライス」っておしえた。くんちゃんも、なんだかたべたくなっちゃった。やおやさんも、にくやさんも、まちのみんなも、カレーライスがたべたくなっちゃった。 |
ダンデライオン
ドン・フリーマン/さく アーサー・ビナード/やく 福音館書店 〈エ〉 |
|
ジェニファー・キリンから、ティーパーティーにしょうたいされたダンデライオン。とこやへいき、さいしんファッションにみをつつみ、はりきってでかけたのに、ジェニファーにきづいてもらえず、おいかえされてしまいます。 そこで・・・・。 |
おどります
高畠純/作 絵本館 〈エ〉 |
|
ぶたがおどります。メケメケ フラフラ メケメケ フラフラ。うまも、いぬも、かばとぞうも、たこも、フラミンゴも、こしみのつけたり、ぼうしかぶったり、はちまきしたりして、ゆかいにおどります。メケメケ フラフラ メケメケ フラフラ。さあ、きみもおどってみない? |
おとしものしちゃた
中山千夏/ぶん 長新太/え 自由国民社 〈エ〉 |
|
シャキットまちのサッサさん、なんでもぱっぱとかたづける。ちらかってるの、だいっきらい。そこで、きちっとかたづける。はしってぱっぱとかたづける。しかし、たいへん!きがついた。どうしましょ。ちいさい「っ」をおとしちゃた。リュクにもない。ポケトにもない。こまたなあ。こまたなあ。 |
ふしぎなお人形ミラベル
アストリッド・リンドグレーン/作 ピア・リンデンバウム/絵 武井典子/訳 偕成社 〈エ〉 |
|
二年まえのはる、わたしが六つのときでした。ばしゃであらわれた小さくてふしぎなおじいさんが、きいろいたねをくれました。はたけにうえてまいにち水をやると、なんとそだってきたのは、くちがきける人形(しかもおしゃべり!)で、ミラベルといいました。すこしわがままだけど、とってもすてき。 |
ぼうし
ジャン・ブレッド作 松井るり子訳 ほるぷ出版 〈エ〉 |
|
かぜにとばされてきた けいとのくつしたに はりねずみのハリーがはなをつっこみました。ぬこうとしたら はりがささってぬけません。そこで ハリーはみんなにいいました。「これは あたらしいぼうしだよ。」それを、みんながまねしたから、さあ、たいへん! |
おふとんのくにのこびとたち
おちのりこ/さく でくねいく/え 偕成社 〈エ〉 |
|
おねつのでたひさこちゃん、きょうはおとなしくねています。おふとんでおやまをつくっていると、「ヨホレイホー」とこえがきこえ、こびとたちがあつまってきました。ひさこちゃんにきがつくと、こびとたちはなにやらつくりはじめましたよ。きをきって、くみたてて、さあ、なにができるのかな。 |
もぐもぐとんねる
しらたにゆきこ/著 アリス館 〈エ〉 |
|
ゆうごはんのとき、「あしたからとんねるほりのれんしゅうをはじめるぞ」おとうさんが、もぐもぐにいいました。「あしたのあさごはんは、もぐもぐのだいすきなみみずのてんぷらにしましょうね」とおかあさん。そのよるおそく、もぐもぐは、たったひとりでとんねるほりをはじめてしまったのです。 |
こねこのチョコレート
B.K.ウィルソン/作 小林いづみ/訳 大社玲子/絵 こぐま社 〈エ〉 |
|
あしたはおとうとのたんじょうび。ジェニーからのプレゼントは、はこに入った8このこねこのチョコレートです。そのよるジェニーはチョコレートがきになってねむれません。ベッドからぬけだすと1こたべてしまいました。なんておいしいんでしょう!ついつい8こぜんぶたべてしまいました。どうする、ジェニー? |
カクレンボ・ジャクソン
デイヴィッド・ルーカス/さく なかがわちひろ/やく 偕成社 〈エ〉 |
|
とてもはずかしがりやの、カクレンボ・ジャクソンのところに、あるひパーティのしょうたいじょうがとどきました。そこで、めだたないようにおしろにそっくりのふくをつくっていきました。ところが、パーティのかいじょうはおしろのたてものではなく、にわだったのです。 |
ぼくだってできるさ
エドアルド・ペチシカ/さく ヘレナ・ズマトリーコバー/え むらかみけんた/やく 富山房インターナショナル 〈98〉 |
|
マルチーネクは、チェコにすむげんきなかわいい男の子。マルチーネクのまわりには、まいにちいろいろなできごとがおこります。おまつりでまいごになったり、ともだちと口げんかしたり、むしばでおいしゃにいったり。おどろきとよろこびでいっぱいの小さな子どものせいかつは、チェコも日本もおなじのようですよ。 |
からだのみなさん
五味太郎/作 福音館書店 〈エ〉 |
|
きみのからだのあちらこちらで、いろいろかってなことをいっているこえが、きこえますか?たとえば、ポケットにいれたてが、「あ、これなんだ?」というと、でてきたあめだまをみて、めやくちがいろいろなことをいいます。からだのみなさんには、それぞれいいぶんがあるんです。そのこえをよーくきいてみましょう。 |
くものすおやぶんとりものちょう
秋山あゆ子/さく 福音館書店 〈エ〉 |
|
はるらんまんのむしのまち。はるまつりようにおかしをよういしたありがたやに ぬすみのよこくじょうがとどいた。たすけをもとめられたくものすおやぶんは、くらにくものすをはりめぐらせ、まちぶせる。ところが、かくればねさんきょうだい、はねのもようをかえ、うまくかくれてにげてゆく。 |
ひゃくにんのおとうさん
譚小勇・天野祐吉/文 譚小勇/絵 福音館書店 〈エ〉 |
|
あるひ、はたけをたがやしていたふうふは、つちのなかからおおきなかめをみつけました。そのかめにはなんと、なかにはいったものを100こにふやすちからがあったのです。ふうふは、ふえたかさやてつなべをむらびとたちにくばりますが、そのうわさをききつけたじぬしが、ふたりからかめをうばって・・・・。 |
おばけとしょかん
デイヴィッド・メリング/さく 評論社 〈エ〉 |
|
ここはおばけとしょかん。たかいとうのなかにあります。でもたなはからっぽ、いっさつも本がありません。おばけたちは本を子どもたちからかりてきて、なんどもよんでからかえすんですって。あるばん、本といっしょに女の子がついてきました・・・・。 |
このよでいちばん大きな男の子
キムセシル/ぶん クォンジェリョン/え かみやにじ/やく 少年写真新聞社 〈エ〉 |
|
チャン・キルサンは、せたけが山ほどもある大きな男の子だ。王さまがおくってくれた、からだにぴったりのパジ(ズボン)とチョゴリ(うわぎ)がうれしくて、ずしんずしんとおどりまわったら、村中がゆれてたいへんなことになってしまった。さてさて・・・・。かんこく・ちょうせんのむかしばなし。 |
ウイリアムのこねこ
マージョリー・フラック/ぶん・え まさきるりこ/やく 新風舎 〈エ〉 |
|
あるひ、ウイリアムはこねこをみつけました。どうやら、まいごのようです。ウイリアムは、こねこのおうちをさがそうと、けいさつにつれていきました。ところが、このこねこをさがしているひとは、なんと3にんもいたのです。こねこはいったいだれにかえせばいいのでしょう。 |
むしのうんこ
伊丹市昆虫館/編 角正美雪/こうせい・ぶん 柏書房 〈48〉 |
|
おとなになってはじめてうんこをするむしや、てんきのいい日に、みんなでうんこをするむしがいるんだって。ほかにも、おちゃをのんだり、ぬのをそめたり、むしのうんこがだいかつやく! どうぶつのうんこよりもおもしろい、「むしのうんこ」のせかいをのぞいてみよう。 |
パンサーカメレオン
ジョイ・カウリー/文 ニック・ビショップ/写真 ほるぷ出版 〈48〉 |
|
カメレオンにもいろいろなしゅるいがあるんだよ。パンサーカメレオンはアフリカのマダガスカルとうにすむ40センチぐらいのカメレオン。あさごはんをさがしにでかけると・・・・。 ユニークないきものたちの1日をしゃしんでしょうかい。おなじさくしゃたちの『アカメアマガエル』もよんでみてね。 |
もってみよう
松橋利光/写真と文 小学館 〈48〉 |
|
生きものにであったら、きみはどうする?じっとかんさつする?それとも、つかまえてみる?もってみるといろんなことをかんじるよ。おもい、べたべたしてる、あばれる・・・・。 いろんな生きものの、じょうずなもちかたがわかる本。でも、きをつけて!もっちゃダメなものもいるからね。 |
モンスターをかこう! エンバリーさんの絵かきえほん
エド・エンバリー/作 徳間書店 〈72〉 |
|
あなたは、えがとくい?もしにがてでも、△や□や○などかんたんなかたちがかければ、いがいとなんでも、たのしくかけるものだよ。この本をヒントに、こわいモンスターのえをかいてみよう。 シリーズで、ほかに『どうぶつかけちゃうよ』『のりものかけちゃうよ』(偕成社刊)などがあります。 |
ビュンビュンきしゃをぬく
とんでとんでサンフランシスコ
ドン・フリーマン/さく やましたはるお/やく BL出版 〈エ〉 |
|
サンフランシスコにすむハトのシッドは、ビルのおくじょうにあるネオンサインのかんばんのBというもじの中にすをつくりました。ところがある日、シッドがえさをさがしているあいだに、かんばんがとりはずされてしまいました。すには、ふたつのたまごとおくさんがいました。シッドはそのゆくえをひっしにさがします。 |
おともださにナリマ小
たかどのほうこ/作 にしむらあつこ/絵 フレーベル館 〈913〉 |
|
ある日ハルオがまよいこんだ学校はなんだか少しようすがへん。じつはここはキツネの学校で、みんなにんげんにばけていたのです。でもよく見るとふくがまえうしろはんたいだったり、かいた字がまちがっていたり。ハルオはあわててかえりましたが、しばらくすると学校に「おともださにナリマ小」というなぞのてがみがとどきました。 |
うみのないしょだけどほんとだよ
竹下文子/作 高畠純/絵 ポプラ社 〈913〉 |
|
ここは、うみ。あおいあおいうみ。ねぼすけのサメは、おひるねがだいすき。ねむってばかりのサメが、どうしておきられるようになったかわかる?とくべつせいの目ざましどけいをもらったんだよ。とけいの中にはね・・・・。うみには、ほかにもないしょばなしがいっぱい。どのないしょからきいてみたい? |
ごきげんぶくろ
赤羽じゅんこ/作 岡本順/絵 あかね書房 〈913〉 |
|
かなは、みさきちゃんとけんかをして、おこってあるいているうちに、まいごになってしまいました。と、まえのほうに、ふるぼけたちいさなおみせ。なかには、とがったはなとまっしろなかみのけの、まじょのようなおばあさんがいました。「うちは"ふきげんや"だよ。おまえさんのふきげん、うってくれないかい。」 |
3~4年生向き
てんぐのそばや 本日開店
伊藤充子/作 横山三七子/絵 偕成社 〈913〉 |
|
山神さまもほっぺたをおとすほどうまいそばをうつ、てんぐのそば天。うでだめしに山をおりて、なみ木通り商店街で<天狗庵(てんぐあん)>を開店します。始めは人間たちの習慣になじめず、失敗ばかり。でも運よくいつも助けが入って、どんな困難も乗りこえられます。 |
ありんこ方式
市川宣子/作 高畠那生/絵 フレーベル館 〈913〉 |
|
うしの背中にのって、ありんこがたくさん野原にやってきた。鹿の死体から残らず肉を運び、木の葉にのって川をわたり空を飛ぶ、「最強のありんこ軍団」。 くまに、巣を掘りかえされても「だいじな秘密兵器」がぶじならだいじょうぶ。春になったら、またでてくる。歌え、ありんこ軍団(おう!) |
しらぎくさんのどんぐりパン
なかがわちひろ/作 理論社 〈913〉 |
|
ひっこしてきたばかりのさわこと弟のせいやは貝の道をたどり、しらぎくさんの家につきました。ここには、とおい国や古い時代のいろんなものがありました。しらぎくさんはさわこに人魚の形のふたがついたガラスのびんを、せいやには青い石のコガネムシをくれました。これにはふしぎな力があって・・・・。 |
メネッティさんのスパゲッティ
ケース・レイブラント/文 野坂悦子/訳 カール・ホランダー/絵 BL出版 〈94〉 |
|
ちょっと太めのおじさんメネッティさんが、人も家も全てが細長いとても変わった町へやって来ました。みんなに太っちょとばかにされ、困り果てたメネッティさんが思いついて始めたのは、おいしいスパゲッティの屋台でした。これが大好物になった町の人は、体がどんどんふくれて、さあ大変なことに。 |
かき氷の魔法
藤井孝一/著 幻冬舎 〈913〉 |
|
夏休み、ぼくはお父さんのくれたお金をもとに得意なかき氷のお店を開くことにした。材料や道具の準備にはじまり、協力してくれる人にたのみ、お客さんが集まるように工夫し・・・・店長はやることがいっぱい。そして夏休みが終わるころ、ぼくが得たものは?お店やさんに興味がある人におすすめの物語。 |
おわりから始まる物語
リチャード・キッド/作 松居スーザン/訳 ピーター・ベイリー/絵 ポプラ社 〈93〉 |
|
「おわりがくる。そして新しい何かが始まる。」おばあちゃんの紅茶占いがすべての始まりだった。 引っ越した先でジミーはグレゴリー老人と友だちになった。ある日、ジミーと友人ビリーは、老人のたいせつな鯉がぬすまれるところを見てしまう。二人はなんとか鯉をとりかえそうとするのだが・・・・。 |
おりの中の秘密
ジーン・ウィリス/著 千葉茂樹/訳 あすなろ書房 〈93〉 |
|
11歳の少年トムは、ことばを話すことができません。トムはことばを話さないものたちといっしょにいたくて、動物園に通います。 ある日、おなかに赤ちゃんがいる母さんと動物園に行き、ゴリラのザンジと出会います。ザンジは手話でトムに語りかけました。「ここにも、赤ちゃんがいる」と。 |
絵本アンネ・フランク
ジョゼフィーン・プール/文 アンジェラ・バレット/絵 片岡しのぶ/訳 あすなろ書房 〈289〉 |
|
ユダヤ人だというだけで、ドイツのナチスに追われたフランク一家は、オランダに逃れましたが、迫害がひどくなると、秘密の隠れ家で生活するしかなくなりました。その中で、アンネは、日記帳をキティと名づけて、手紙を書くように日記をつけ、心のよりどころにしたのです。 |
あなたのたいせつなものはなんですか?
山本敏晴/写真・文 小学館 〈30〉 |
|
「あなたのたいせつなものはなんですか?絵にかいてください」こんな質問を受けたら、みなさんは何を思い描くでしょう?この本は現在でも戦争の傷跡が残るカンボジアの子どもたちの答えを集めています。花、歴史と文化、平和。自分の答えを出した後は、ほかの人の答えにも関心を向けてみましょう。 |
三河のエジソン 障害を克服する自助具の発明家 加藤源重
今関信子/文 佼成出版社 〈36〉 |
|
仕事中の事故で右手の指を失ってしまった源重さん。今まで当たり前にしていたことができなくなるつらさをのりこえ、6ヵ月かかって"万能ヘルパー"を作り出しました。その後も、障害をもつ人の「自分でやりたい」という希望をかなえるため、源重さんは、ひとりひとりに合った「自助具」の発明を続けています。 |
国際宇宙ステーション(宇宙たんけんたい5)
フランクリン・M.ブランリー/文 的川泰宣/日本語監修 神鳥統夫/訳 トゥルー・ケリー/絵 小峰書店 〈44〉 |
|
国際宇宙ステーションは2010年完成をめざしてただ今建設中。ものすごくたくさんの部品を組み合わせなくちゃならないから大変だ。完成したら人が住んでいろいろな実験ができるようになっているんだ。だけど無重力なのでいろいろ工夫がいる。もしかしたら、いつか君もいけるかもしれないよ。 |
手で食べる?
森枝卓士/文・写真 福音館書店 〈38〉 |
|
「手で食べるのはおぎょうぎわるい!?」いえいえそれは日本でのこと。世界には美しく手で食べる文化を持つインドのような国もあります。ねばねばごはんとさらさらごはん、お米がちがうから食べ方も分かれます。料理の形、その国の歴史や風土によって、使う道具も様々、食べ方も様々です。 |
日本の風景 松
ゆのきようこ/文 阿部伸二/絵 理論社 〈エ〉 |
|
「松」ときいたら何を思いうかべる?お正月の門松、それとも盆栽かな。白い砂浜にそびえる松林はおなじみの海辺の風景だけれど、自然にできたものではなく人がつくってきたものだ。松脂ロウソクを明かりにしたり、すすでお習字の墨をつくったり、松は昔も今も私たちのくらしにかかせないものなんだ。 |
5~6年生向き
コンビニ弁当16万キロの旅
コンビニ弁当探偵団/文 高橋由為子/絵 太郎次郎社エディタス 〈58〉 |
|
コンビニの定番お弁当といえば、幕の内。いろいろなおかずが入っていて、使われている食材(肉・魚・野菜など料理の材料)もたくさんです。これらの食材は、世界各国からやってきます。いったいどれだけのキョリを運ばれてくると思いますか? コンビニ弁当から、日本の食料事情がみえてきます。 |
海時計職人ジョン・ハリソン
ルイーズ・ボーデン/文 エリック・ブレグバッド/絵 片岡しのぶ/訳 あすなろ書房 〈289〉 |
|
迷わずに航海するためには、海上でもくるわない正確な時計が必要だった。18世紀のイギリスで、一生をかけてそれを作った男、ジョンは、功績が認められ、賞金がもらえるまで改良を重ねつづけて、5個のすばらしい時計を作った。他の人にはまねできないことをやりとげた、一人の職人の人生を描いた絵本。 |
ランプの精 イクナートンの冒険
P.B.カー/著 小林浩子/訳 集英社 〈93〉 |
|
ジョンとフィリッパは、ニューヨークに住む12歳の双子の兄妹。じつは、ふたりは半分人間、半分は火からできたジンの血をひいているという。ロンドンの叔父さんに誘われてエジプトへわたり、「念力ワード」という術で、宿敵である悪のジン、イフリート族と戦うことになった。三部作の第一部。 |
走れ、セナ!
香坂直/著 講談社 〈913〉 |
|
セナは小学5年生の女の子、学校の陸上部に入っている。初めて出た7月の県の陸上競技会100メートル走では、緊張してうまく走れず予選落ち。だから、10月の競技会めざしてもっともっと練習したいと思っている。同じ学年の一ノ瀬さんに挑戦するためにも。なのに、2学期早々、陸上部は解散することに・・・・。 |
最後の宝
ジャネット・S.アンダーソン/作 光野多惠子/訳 早川書房 〈93〉 |
|
1881年に亡くなったジョン・マシュー・スミスは一族の危機を迎えた今、亡霊となって、孫の孫の孫にあたるエルズワースとジェスに警告を送った。二人は空き家に隠された計り知れない価値をもつ最後の宝さがしに挑むことになる。それは一族の悲しい過去の物語を探る旅でもあった。 |
こんにちはアグネス先生 アラスカの小さな学校で
K.ヒル/作 宮木陽子/訳 朝倉めぐみ/絵 あかね書房 〈93〉 |
|
アラスカの小さな学校にやってきたアグネス先生は、古い教科書なんて使わない。世界地図や蓄音機、顕微鏡、手作りの教科書などを使って広い世界のことをおしみなく教えてくれる。耳の聞こえない姉のボッコにさえ、手話を使って学べることを教えてくれた。子どもたちの世界を広げてくれたアグネス先生の物語。 |
ハッピーノート
草野たき/作 ともこエヴァーソン/画 福音館書店 〈913〉 |
|
学校での仲良しブループにうんざりしている聡子。塾ではそんなことがなくて気楽だ。塾のあと、あこがれの霧島君とドーナツ店で勉強している聡子だが、霧島君の前でもありのままの自分の姿を出せない。ややこしい人間関係をとりつくろいながら生きている少女たちが、自分をとりもどしていく姿が描かれた作品。 |
イクバルの闘い 世界一勇気ある少年
フランチェスコ・ダダモ/作 荒瀬ゆみこ/訳 鈴木出版 〈97〉 |
|
パキスタンのじゅうたん工場に、あたしは借金のかたとして売られてきた。ここにはあたしと同じような子どもが、朝から晩までほとんど休みなく働かされている。そんなある日、イクバルという一人の少年がやってきた。そして、自由を手に入れるための闘う勇気を、あたしたちにあたえてくれた。 |
ライト兄弟はなぜ飛べたのか
土佐幸子/著 さ・え・ら書房 〈53〉 |
|
ライト兄弟は、飛行機の発明をした人たちです。二人は実は自転車屋でした。なんども失敗しながらも、どうやったら飛ぶのかを研究しつづけ、世界ではじめての有人飛行に成功したのです。 そんなライト兄弟の成功のひみつを、紙飛行機をつかってときあかします。 |
セシルの魔法の友だち
ポール・ギャリコ/作 野の水生/訳 太田大八/画 福音館書店 〈93〉 |
|
8才の少女セシルは、てんじくねずみのジャン=ピエールとペットショップで運命的な出会いをします。おたがいの願いは、言葉がいつか通じ合うこと。つぎつぎとジャン=ピエールの身に事件が起こり、セシルは何度もはらはらします。そのたびに「魔法の力」がはたらいて・・・・。 |
ユーウツなつうしんぼ
アンドリュー・クレメンツ/作 田中奈津子/訳 講談社 〈93〉 |
|
ノラは、アメリカに住む小学5年生。成績は、Cが一つに、あとはオールD!でも、最低評価のDでそろえるように努力してきたノラにとって、これはかなり不満な結果。 普段は目立たないけれど、実はノラはIQ180以上の天才少女で、この成績を取ったのにも、深い訳があったのです・・・・。 |
わたしたちの帽子
高楼方子/作 出久根育/絵 フレーベル館 〈913〉 |
|
春休みのあいだだけ、古いビルで暮らすことになったサキ。部屋のタンスの中に置き忘れた、キルトの帽子をみつけたサキは、同じ帽子をかぶった女の子、育ちゃんに出会います。二人で、迷路のようにいりくんだビルの中を探検していくと、遠い昔の出来事のような、不思議な世界に迷い込みます。 |
ヒットラーのむすめ
ジャッキー・フレンチ/作 さくまゆみこ/訳 鈴木出版 〈93〉 |
|
スクールバスを待つ間にしていたお話ゲーム。それは、金魚だの妖精だのが出てくる、単なるぼくらの空想物語だった。でも、雨がふりつづくある日、アンナがはじめた「ヒットラーのむすめ」は、いつもの作り話とはちがった。謎の少女ハイジの物語に、ぼくは次第にひきこまれていき・・・・。 |
海賊ジョリーの冒険1 死霊の売人
カイ・マイヤー/著 遠山明子/訳 佐竹美保/画 あすなろ書房 〈94〉 |
|
14歳にしてカリブにその名をはせる海賊ジョリー。彼女には海の上を歩く不思議な能力があった。育ての親、キャプテン・バノンと仲間たちを罠にはめられ、ひとり孤島に流れついたジョリー。彼女は島で出会った魔法を使う少年ムンクとともに、死霊を売りあるく不気味な男に連れられ旅に出ることになるが・・・・。 |
ピアノ調律師
M.B.ゴフスタイン/作・絵 末盛千枝子/訳 すえもりブックス 〈93〉 |
|
デビー・ワインストックは、元気ながんばりやさん。世界一のピアノ調律師のおじいさんとのふたり暮らし。おじいさんはデビーにピアニストになってほしいと期待していますが、デビーは調律師の仕事が大好きです。ある日、チャンスとばかりに、ひとりでピアノの調律に挑みます。 |
子ども~大人♪
まじめなフレッドおじさん
ティム・イーガン/作 もきかずこ/訳 ソニー・マガジンズ 〈エ〉 |
|
のうじょうのフレッドおじさんはめったにわらいません。とにかくまじめなのです。のうじょうのどうぶつたちもまじめでした。でも、たまには、わらいたいとおもい、まいにちおふざけをしてみせました。でもおじさんはにこりともしません。がまんできなくなったどうぶつたちが、のうじょうをでていくと・・・・。 |
うちのパパが世界でいちばん! パパのつかいかた33
ハリエット・ジィーフェルト/ぶん アマンダ・ハーレイ/え きむらゆういち/やく くもん出版 〈エ〉 |
|
この本では、さまざまな"パパ"のつかいかたをごしょうかいします。 たとえば「ふたあけき」。かたいビンのふたも、パパなららくらく。「おまもり」。ふあんなきもちも、パパとてをつなげばへいきになっちゃう。ほかにもいろいろあるけれど・・・・やっぱり"うちのパパが世界でいちばん!"だよね。 |
ミステリー おいしい博物館盗難事件
アーサー・ガイサート/作 久美沙織/訳 BL出版 〈エ〉 |
|
ブタの女の子とおじいさんにとって、毎週火曜日の午前中は、閉まっている博物館で模写させてもらえる特別な時間。何を描こうか、そこらをじっくりながめていると・・・・いくつかの絵で一部分が切り取られ、じょうずじゃないニセモノがはめこんであった。これは大事件!!犯人のてがかりは・・・・!? |
あかちゃんてね
星川ひろ子/著 星川治雄/著 小学館 〈エ〉 |
|
わたしのうちにあかちゃんがうまれた!あかちゃんてね、おっぱいしかのまないのに、おしっこもうんちもでるんだよ。いっぱいおひるねして、いっぱいないて、そしてどんどん大きくなるんだ。うちのあかちゃんが1年間でどれだけ大きくなったか、1ヶ月ごとにとった写真で見てみてね。 |
かわっちゃうの?
アンソニー・ブラウン/さく さくまゆみこ/やく 評論社 〈エ〉 |
|
もくようびのあさ、ジョーゼフはだいどころのやかんがおかしいことにきがついた。なんだかねこみたいになっているようなきがする。けさおとうさんは、「これからはいろんなことがかわるんだよ」といっておかあさんをむかえにいったけど、それってこういういみだったの? |