こんげつの本
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「変身」の本
『きつねの橋』

久保田香里/作
佐竹美保/絵
偕成社
平安時代、相模国碓井出身の平貞道は、京都で源頼光に仕えていました。
その頃、都の北、高陽川の橋の上に美女に化けたきつねがあらわれて人を化かすといううわさがありました。
貞道は売り言葉に買い言葉で、そのきつねを退治することになり…。
『しずくのぼうけん』

マリア・テルリコフスカ/さく
ボフダン・ブテンコ/え
うちだりさこ/やく
福音館書店
むらのおばさんのバケツからぴしゃんと飛び出した、しずく。
太陽にぎらぎらと照らされ、透明になってぐんぐんと空にのぼります。かと思うと、雨になって地面にもりました。
水蒸気、雨、氷など、さまざまに姿を変えるしずくのぼうけんです。
まだまだあるよ、「変身」の本
本のなまえ | かいたひと・出版社 | 紹介 |
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光の旅かげの旅 | アン・ジョナス/著 内海まお/訳 評論社 |
夜明け前に家を出て街へ行って帰ってくる、1日のドライブが白黒の絵で描かれます。 最後のページで太陽が沈むと、そこには「本をさかさまにしてごらん」とのメッセージが。 本をさかさまにすると、どうなるというのでしょう。ぜひご自分の目でたしかめてみてくださいね。 |
牛をかぶったカメラマン キーアトン兄弟の物語 | レベッカ・ボンド/作 福本友美子/訳 光村教育図書 |
むかし、蒸気機関車ができたばかりのころ。ロンドンに住むリチャードとチェリーの兄弟は、鳥の巣の写真を撮るのに夢中でした。 「もっといい写真を撮りたい、そのためには鳥から姿をかくさなくては」と、二人はいろいろな工夫を考えます。 |
小さいおばけ | オトフリート・プロイスラー/作 フランツ・ヨーゼフ・トリップ/絵 はたさわゆうこ/訳 徳間書店 |
小さいおばけは、ドイツのフクロウ城というお城に住んでいます。 真っ白な体に大きな黒い目の、気のいい夜お化けです。 いつも真夜中に目覚めていた小さいおばけは、ある日、真昼に目を覚ましました。 そうして、日の光を浴びたとたん、体は真っ黒、目だけがぎょろぎょろ光る、昼おばけになってしまいました。 |
ぽっぺん先生と帰らずの沼 | 舟崎克彦/著 筑摩書房 |
ぽっぺん先生は大学の先生です。昼休み、先生は大学の庭で、すきとおるような桃色のウスバカゲロウを見つけました。 つかまえようとあとを追いかけているうち、先生はいつのまにかそのウスバカゲロウになってしまったのです。 |
13カ月と13週と13日と満月の夜 | アレックス・シアラー/著 金原瑞人/訳 求竜堂 |
カーリーは、12歳の女の子。 新学期、カーリーのクラスにメレディスという転校生のが来ました。 カーリーは、みんなとどこか違った雰囲気のメレディスに興味を持ち、ある日、メレディスのおばあちゃんに話しかけました。 おばあちゃんは自分こそが本物のメレディスで、人生を盗まれたのだと言うのです。 |