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こんなほんあんなほん ティーンズ(中高生)向き 2016年度版

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こんなほんあんなほん ティーンズ(中高生)向き

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※表紙の画像掲載に関する著作権の許諾については、出版社の許可をいただいております。

◆◇ 2016年度版 ◇◆

『なりたて中学生 初級編』
『なりたて中学生』表紙画像

ひこ・田中/著
講談社 〈913〉

入学直前に引っ越したために、隣(となり)の学区の中学校に行くことになってしまったテツオ。今まで「敵(てき)」だったヤツとも同じクラスになり、緊張(きんちょう)しつつ新生活が始まった。友達が一人もいない状況で、テツオはヘタレなりに自分の立ち位置を探る。中学生になる時の一つ一つのできごとが、大阪弁でユーモラスにつづられる。「中級編」へと続く。

『いのちのパレード』
『いのちのパレード』表紙画像

八束澄子/著
講談社 〈913〉

中学2年の万里(まり)は、親友のセナから「妊娠(にんしん)した」と告白される。万里は途方(とほう)に暮(く)れ、セナは転校していった。3年生になった万里は、修学旅行のみやげを手にセナに会いに行く。産婦人科の看護師として働く万里の母、万里のことが気になる勇馬(ゆうま)、お産をひかえた勇馬の姉。それぞれの命の物語がつながっていく。

『カタツムリの謎 日本になんと800種!コンクリートをかじって栄養補給!?』
『カタツムリの謎』表紙画像

野島智司/著
誠文堂新光社 〈484〉

カタツムリは誰もが何となく知っていますが、実はとても謎の多い生きものです。遠くに移動しないので、地域で独自に進化し、日本中で仲間が800種も。この本では、食べ物や繁殖(はんしょく)の仕方から、その移動法を活かしたロボット開発などの最新の研究までたくさんの写真やイラストを交えて紹介しています。

『アンネのバラ 40年間つないできた平和のバトン』
『アンネのバラ』表紙画像

國森康弘/文・写真
講談社 〈289〉

『アンネの日記』の著者、アンネ・フランクの死をいたんで名づけられた、「アンネ・フランクの形見」というバラがあります。東京都の高井戸中学校では、このバラを40年間も大切に育てています。中学生たちは、苦労しながら、このバラをアンネの魂(たましい)として受け継ぎ、平和のシンボルに育てました。これらの活動を美しい写真で紹介しています。

『屋上のウインドノーツ』
『屋上のウインドノーツ』表紙画像

額賀澪/著
文藝春秋 〈F〉

「みんなとつながることができない」と悩む少女、給前志音(きゅうぜんしおん)は、急死した父の遺品の中からドラムと「大志を抱け」と書かれた日記を見つけた。ひとりドラムの練習を始めた志音は、ワケありの部長、日向寺大志(ひゅうがたいし)に誘われ吹奏楽部に入部する。大会を目指す厳しい練習の日々の中で、二人は過去の自分を乗り越えていく。

『うたうとは小さないのちひろいあげ』
『うたうとは小さないのちひろいあげ』表紙画像

村上しいこ/著
講談社 〈F〉

自分のせいで不登校になった親友のために、高校3年間は友達を作らないことを誓った桃子(ももこ)だったが、思いがけず、短歌を詠む「うた部」に入部することに。関西娘の清(せい)らを始めとする先輩たちと歌を詠むうちに、桃子は少しずつ変わっていく。そんなある日、短歌甲子園出場の話が持ち上がるが、参加するにはあと一人足りなくて...。

『天(あめ)と地(つち)の方程式13』
『天と地の方程式』表紙画像

富安陽子/著 五十嵐大介/画
講談社 〈913〉

中学二年になる田代有礼(たしろあれい)は、おかしな夢を見た。猿(さる)に「くるすの丘に、来い」と言われる夢だ。その直後、有礼は転校することになり、できたばかりの栗栖(くるす)の丘学園に通うことになる。不思議なつながりを感じる有礼だったが、入学二日目にして異変が起こる。それはこれから起こる黄泉(よも)ツ神との戦いの始まりだった。

『10代のうちに知っておきたい折れない心の作り方』
『10代のうちに知っておきたい折れない心の作り方』表紙画像

水島広子/著
紀伊國屋書店 〈146〉

これは、強くなるための本でも、明るくポジティブな性格になるための本でもありません。本当に折れない心は、ありのままの自分を受け入れることで作られるもの。友だちや親との関係に悩んだり、自分に自信が持てなかったり。生きづらさをかかえた10代のみなさんにおすすめ。

『思春期』
『思春期』表紙画像

小手鞠るい/著
講談社 〈913〉

中学生になったわたし。自分がどんな人間なのか、何がしたいのか、未来はどうなっているのかわからない。勉強も運動も苦手だし、視力も悪いし、人並み以下の容姿だし、とにかく不安だらけ。暗い目をして学校に通う毎日、いろいろなことがあって、わたしの心はゆれる。わたしはどんな大人になっていくのだろう?思春期の不安な心をつづった物語。

『夏目漱石、読んじゃえば?』
『夏目漱石、読んじゃえば?』表紙画像

奥泉光/著 香日ゆら/漫画・イラスト
河出書房新社 〈910268〉

小説は好きなところから読めばいいし、最後まで読まなくてもいい、と漱石が大好きな奥泉(おくいずみ)さんは言う。「それじゃあ、ストーリーがわからないよ!」と思うでしょ?でも、大丈夫。奥泉さんが、漱石の名作を解説して、小説の味わい方をおしえてくれるから。これを読めば、目からウロコがたくさん落ちる、小説のトリセツ。

『小説の書きかた』
『小説の書きかた』表紙画像

須藤靖貴/著
講談社 〈F〉

2年生ばかり4人の横須賀文翔高校(よこすかぶんしょうこうこう)文芸部は、共作で小説の新人賞に応募し、創作過程を10月の学園祭で発表することになった。キミコ、カエデ、ハルノの女子3人が原稿用紙300枚を10枚ずつ、リレー形式で書き、部長の大造(たいぞう)は、編集者だ。今は7月で、サッカー部から転部したキミコは、小説をまともに読んだこともないのだが、はたして書くことができるのだろうか?

『テンプル・グランディン自閉症と生きる』
『テンプル・グランディン自閉症と生きる』表紙画像

サイ・モンゴメリー/著 杉本詠美/訳
汐文社 〈289〉

アメリカ人のテンプルは、小さい頃から変わり者と思われて苦しんできました。自閉症の彼女は、視覚的に物事をとらえたり、強いこだわりを捨てられないといった特徴があります。このような独特の感覚は、動物の行動を理解するのにとても役立ちました。テンプルは、家畜の研究に力をそそぎ、彼らが食肉場で処理されるまで快適であるように働いています。

『ABC! 曙(あけぼの)第二中学校放送部』
『ABC!』表紙画像

市川朔久子/著
講談社 〈913〉

みさとは曙第二中学校の放送部、<Akebono Broadcasting Club(あけぼのブロードキャスティングクラブ)>略して<ABC>の部員。ただし、現在部員は3年生のみさとと機材担当の男子の2名のみ。そんな存在感の薄い放送部に、新任の顧問(こもん)の先生、新入部員、なぞの多い転校生などが加わり、だんだん部活動らしくなってきた。そして、<ABC>は中学校放送コンクールへの出場をめざす。

『よのなかを変える技術 14歳からのソーシャルデザイン入門』
『よのなかを変える技術』表紙画像

今一生/著
河出書房新社 〈360〉

ソーシャルデザインとは、どのような社会を築いていくか、どうすればより良い社会にできるかを問い、課題を見つけ、アイデアを描き実践していくこと。そのためには現在の制度によって不合理を強いられている当事者の声を聴くことが不可欠である。あなたの身近な日常から、この社会を変えていくためのいろいろな方法を紹介。

『月にハミング』
『月にハミング』表紙画像

マイケル・モーパーゴ/作 杉田七重/訳
小学館 〈93〉

第一次世界大戦中、漁に出た父と息子はイギリスのある無人島で、弱々しく泣いている少女ルーシーを見つけた。記憶もなく言葉も話せない少女は、漁師の一家に温かく見守られ、少しずつ回復していく。だがルーシーの持ち物に敵国のドイツ語が書かれていたといううわさが広まり、漁師の一家は村の人々から敵意を向けられるようになる。

『ワンダー』
『ワンダー』表紙画像

R.J.パラシオ/作 中井はるの/訳
ほるぷ出版 〈93〉

オーガストはふつうの男の子だ。ただし顔以外は。幼いころからひとにこわがられたり、ぎょっとされることが多かった。くりかえし手術を受けてきたオーガストは、10歳で初めて学校へ通う。彼の容姿に驚き、避けようとするクラスメートたち。しかし、次第にオーガストのよさをわかる友だちもできていった。ところが...。

『シアワセなお金の使い方 新しい家庭科勉強法2』
『シアワセなお金の使い方』表紙画像

南野忠晴/著
岩波書店 〈591〉

もし自由に使えるお金があったら、あなたはどのように使うだろうか?私たちの生活にお金は不可欠である。お金は上手に使えば幸せになれる。でもつきあい方を間違えるとどうしようもなくなってしまう。賢くつきあっていくにはどうすればいいのだろう。現役家庭科教師が、自分や社会を幸せにする「お金とのつきあい方」について教える。

『夢へ翔(か)けて 戦争孤児(こじ)から世界的バレリーナへ』
『夢へ翔けて』表紙画像

ミケーラ・デプリンス/著 エレーン・デプリンス/共著 田中奈津子/訳
ポプラ社 〈289〉

内戦で両親を亡くした少女は、孤児院(こじいん)で拾った雑誌の表紙を飾るバレリーナへの憧れで、つらい毎日を耐えた。その後、アメリカ人夫婦の養子となり、アフリカを脱出。ミケーラという新しい名で、夢見たバレエを習い始める。だが、実力があっても、白人が中心だったクラシックバレエの世界で、黒人の少女が活躍するには、いくつもの困難があった。

『そらいろ男爵(だんしゃく)』
『そらいろ男爵』表紙画像

ジル・ボム/文 ティエリー・デデュー/絵 中島さおり/訳
主婦の友社 〈え〉

自分でつくったそらいろの飛行機にのっていた、そらいろ男爵。けれども戦争がはじまり、男爵も戦争に行かなければなりません。男爵は砲弾(ほうだん)になるものをと、ぶあつい本をもって乗り込みます。小説をおとしたところ、敵の命令がストップしました。隊長が本をよんでいたのです。勝利に気をよくした男爵は本のおとしかたをかんがえるようになります。

『稲と日本人』
『稲と日本人』表紙画像

甲斐信枝/さく 佐藤洋一郎/監修
福音館書店 〈61〉

普段食べているお米ですが、もともとは「野生稲(やせいいね)」でした。人が育てやすいように改良され、日本でも二千数百年前に水田で「水稲(すいとう)」が作られるようになりました。しかし、日本は必ずしも稲作に適した土地ではありませんでした。大自然とたたかい、稲を作ってきた歴史を、物語でくわしく知ることができます。

『SELF DEFENSE(セルフディフェンス)「逃げるが勝ち」が身を守る』
『SELF DEFENSE「逃げるが勝ち」が身を守る』表紙画像

武田信彦/著 Noritake/絵
講談社 〈368〉

自分の身に危険が迫ったとき、昔あこがれたヒーローのようにパンチやキックで相手をやっつけても、問題は解決しません(逆に自分がタイホされちゃうかも!)。自分のことも、そして相手のことも傷つけずに「勝つ」ための方法を、文章とイラストでわかりやすく伝授します。

『皇女アナスタシア もう一つの物語 (コバルト文庫)』
『皇女アナスタシア』表紙画像

一原みう/著
集英社 〈F〉

ベルリンで保護された記憶喪失(そうしつ)の女性が、数年前に銃殺されたはずのロマノフの皇女アナスタシアを名乗り始めた。幼馴染(おさななじみ)だったグレブは真相を確かめるため、ドイツに向かう。ロシア皇帝一家、中でも末娘のアナスタシア生存説、彼女を名乗った人物がみな偽者(にせもの)だったということで、現在は解決済み。でも、実はこんなことがあったのかも...。

『タイムライダーズ』[1]-1~ ■
『タイムライダーズ』表紙画像

アレックス・スカロウ/作 金原瑞人/訳 樋渡正人/訳
小学館 〈93〉

2040年代、タイムトラベルが可能となり、歴史を変えようとする人間が出てきた。時間を監視し、過去の改変を防ぐ工作員に選ばれるのは、いなくなっても気づかれない若者たち。リアムは沈むタイタニック号から、マディは飛行機事故から、サルは2026年のインドから、テロが起こる2001年9月11日のニューヨークに集められた。

『顔ハメ看板ハマり道』
『顔ハメ看板ハマり道』表紙画像

塩谷朋之/著
自由国民社 〈291〉

顔ハメ看板、それは観光地などによくある、穴から顔を出して記念写真が撮れる看板です。どのお宅にも1枚くらい顔ハメした写真があるのでは?顔ハメ看板ニストの著者が2000枚の中からよりすぐりの名板を紹介しています。この本を読んだら最後、あなたはもう顔ハメ看板の前を素通りできなくなることでしょう。

『大きらいなやつがいる君のためのリベンジマニュアル』
『大きらいなやつがいる君のためのリベンジマニュアル』表紙画像

豊島ミホ/著
岩波書店 〈9146〉

大きらいな人がいる。でも、人を憎むしかできない自分の弱さも嫌...なんて苦しんでいるあなた。憎んで当然!あなただけが周りに合わせることはない。思い切り自分を大事にして、幸せになってやろうよ。著者自らのつらい高校時代の体験をもとに書かれた、傷や憎しみと向き合うためのマニュアル。

『〈至急〉塩を止められて困っています〈信玄〉 日本史パロディ戦国~江戸時代篇』
『〈至急〉塩を止められて困っています〈信玄〉』表紙画像

スエヒロ/著
飛鳥新社 〈21047〉

もし戦国時代に電子メールがあったなら、どんなことが書かれていた?江戸時代に行われた参勤交代で参加する人に必要な持ち物は?一人でこっそり読んでもみんなでわいわい読んでも楽しめます。ただし、あくまでパロディなのでくれぐれも内容を信じ込みすぎないようにしましょう。

『ゴースト≠ノイズ〈リダクション〉』
『ゴースト≠ノイズ〈リダクション〉』表紙画像

十市社/著 げみ/装画 岩郷重力+WONDER WORKZ/装幀
東京創元社 〈F〉

架(かける)は高校に入学して早々に大失敗をやらかし、クラス内で幽霊のような扱いを受けている。ある日、席替えで前の席になった女子、高町(たかまち)から声を掛けられて、文化祭で行う発表の調べ物を手伝うことになる。放課後の図書室、二人で過ごす時間に、架は安らぎを感じていく。そんな中、校内で動物の変死体が見つかる事件が続けて起きる。

『ひとりではじめたアフリカボランティア 渋谷(しぶや)ギャル店員』
『ひとりではじめたアフリカボランティア』表紙画像

栗山さやか/著
金の星社 〈916〉

ファッション最先端の店を辞め、旅に出てから9年間。気づけば、アフリカで女性のためのNPO活動を始めていた。著者は、長い旅の間に自分を見つめ、「たっぷりある自分の時間を、困っている人のために使ってもいいんじゃないかな」と気づいたという。

『原発事故で、生きものたちに何がおこったか。』
『原発事故で、生きものたちに何がおこったか。』表紙画像

永幡嘉之/写真・文
岩崎書店 〈46〉

セイタカアワダチソウが水田地帯を埋めつくし、イノシシはわがもの顔で市街地まで出没、モンシロチョウは姿を消した...。原発事故でまきちらされた放射性物質は、人が手を入れてきた里山の自然にくらす生きものたちの、すみかや生態にどんな影響をもたらしたのか。立入禁止区域も含む福島の現状を地道な調査観察とともに紹介。

『かわいい絵巻』
『かわいい絵巻』表紙画像

上野友愛/著 岡本麻美/著
東京美術 〈721〉

美術館や博物館などで見かける「絵巻」。難しく考えてしまいがちだけど、「かわいい」という視点で見ると親近感がわいてくるから不思議!巻けば手に収まる大きさ、外装はキラキラ。現実ではありえない構図に驚いたり、ヘタウマな絵にくすっと微笑んだり。自分のお気に入りを見つけてみよう!

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