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こんなほんあんなほん ティーンズ(中高生)向き 2012年度版

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こんなほんあんなほん ティーンズ(中高生)向き

書名や表紙をクリックすると、貸し出し中かどうかなどがわかります。 〈 〉内は分類をあらわします。
※表紙の画像掲載に関する著作権の許諾については、出版社の許可をいただいております。

◆◇ 2012年度版 ◇◆

■ 『大盛りワックス虫ボトル』 ■
『大盛りワックス虫ボトル』表紙画像

魚住直子/著
講談社 〈913〉

ある日、飲み干したペットボトルの中に、納豆に糸状の手足がはえた虫みたいなのがいた。その豆糸男に「ひとを 1000回、笑わせろよーん。おまえの誕生日までにだよーん」と脅され、おれは文化祭でお笑いをやることになった。おとなしい小太りの三輪、いつも髪をいじっている日比野と3人で結成したグループの名は「大盛りワックス虫ボトル」。

■ 『鉄のしぶきがはねる』 ■
『鉄のしぶきがはねる』表紙画像

まはら三桃/著
講談社 〈913〉

心(しん) は工業高校機械科1年唯一の女子。祖父の旋盤(せんばん) 工場が倒産 した過去から、コンピュータによる製品作りの研究に打ち込んでいた。文化祭の前、手作業で製品を作る〈もの研〉の助っ人をするはめになった心は、その時に旋盤で鉄を真っ二つにした衝撃が忘れられなくなる。〈もの研〉に入部した心は、仲間と共に「高校生ものづくりコンテスト」出場を目指す。

■ 『カエルの歌姫』 ■
『カエルの歌姫』表紙画像

如月かずさ/著
講談社 〈913〉

ある日、ぼくの中学の校内放送で、正体不明の女子生徒「雨宮(あまみや) かえる」の歌声が流れたところ大反響。実は、この正体はぼく、花咲圭吾(はなさきけいご)だ。ぼくは女声も出せる「両声類」。でも、それはだれも知らない。はじめは、自分の声が好評なのがうれしかったけれど、だんだん秘密にしているのがつらくなってきた。そのうち、さらにぼくを悩ませる事件が起きた。

■ 『こんなに厳しい!世界の校則』 ■
『こんなに厳しい!世界の校則』表紙画像

二宮皓/監修
メディアファクトリー 〈3752〉

「通学カバンの中に小説・漫画を常備しておくこと」「休日に宿題をしてはならない」など...えっ?と思うような各国の校則が紹介されている本です。でも、ただ校則が紹介されているだけではありません。それぞれの校則から見える、その国ならではの考え方や見方を教えてくれます。通学カバンの中にどうして漫画?と疑問に思った人はぜひ読んでみてください。

■ 『オン・ザ・ライン』 ■
『オン・ザ・ライン』表紙画像

朽木祥/著
小学館 〈913〉

高校生の侃(かん) は、体育会系だけどかなりの活字中毒だ。でも、思春期特有の恥ずかしさから、本に対する熱い気持ちを誰かと語り合うことはしない。
ある日、侃は体育会系の友人に誘われ、テニス部に入部する。テニス一筋のマドンナに一目惚れしたり、合宿したりと、テニス三昧の明るく悩みのない高校生活を送っていた。それがずっと続くかと思われたが...。

■ 『快晴フライング』 ■
『快晴フライング』表紙画像

古内一絵/著
ポプラ社 〈F〉

主将がいなくなり、廃部寸前の弓が丘第一中学校水泳部。三年の龍一は、大会のメドレーリレーで優勝することを存続の条件として出されるが、残っている部員は芸人やアニメオタクなど戦力にならない奴らばかり。そんな中、龍一は弓が丘の生徒と思われるすごいスイマーの話を聞きつけ、勧誘に乗り出すが...。皆で力を合わせて優勝を目指す、笑いと感動の青春部活小説。

■ 『ダーウィンと出会った夏』 ■
『ダーウィンと出会った夏』表紙画像

ジャクリーン・ケリー/作 斎藤倫子/訳
ほるぷ出版 〈93〉

1899年、アメリカはテキサスの田舎町。裕福な家庭に育つ11歳の女の子キャルパーニアは、変わり者と言われている祖父の実験室にひょんなことから出入りすることに。博物学好きの祖父と動植物の収集や観察を続けるうちに、科学のおもしろさに目覚め、将来は大学に進み勉強を続けたいと思い始める。しかし、ひとり娘をよきレディに育てたいと思う母親とはだんだん距離ができるのだった。

■ 『ふむふむ おしえて、お仕事!』 ■
『ふむふむ おしえて、お仕事!』表紙画像

三浦しをん/著
新潮社 〈3662〉

働くってどういうこと?職業って何?みなさんはそんなこと考えたことありますか?この本は、熱い思いを持って働いている 16人へのインタビュー集です。動物園の飼育係やフィギュア人形の企画開発など...インタビューされる側の職業もなかなか個性派ぞろい。ふだんあまり聞けない、仕事についてのリアルな話を知ることができる本です。

■ 『いとみち』 ■
『いとみち』表紙画像

越谷オサム/著
新潮社 〈F〉

青森の高校 1年生、相馬いとは、自分の内気な性格を変えるため、メイドカフェでアルバイトすることを決意した。なんとか採用されたものの、極度の人見知りと濃厚な津軽訛(なま) りが災いして、仕事は失敗の連続。
人のいい店長からお客さんまで、みんなが応援してくれるが、彼女は一人前のメイドになれるのか?

■ 『セキタン! ぶちかましてオンリー・ユー』 ■
『セキタン!』表紙画像

須藤靖貴/著
講談社 〈913〉

中3の夏、進路に悩んでいた大関治(おおぜきおさむ) の前にナゾの男が現れて、力士になることをすすめてきた。なれなれしいと思いつつ、治のことを何でも知っている男を無視できない。父さん亡き後、家計を支える母さんを楽にすることも考え、相撲部屋に入ることにした治。セキタン焚(た) いて(=大急ぎで)横綱をめざす。15年後の治は?そして男の正体は?

■ 『ハティのはてしない空』 ■
『ハティのはてしない空』表紙画像

カービー・ラーソン/作 杉田七重/訳
鈴木出版 〈93〉

西部開拓時代のアメリカ。両親をなくし、親戚の家を渡り歩いてきたハティのもとに一通の手紙が届く。ハティはそこに書かれていた家と土地を手に入れるチャンスにとびつく。しかし、それは 16歳の少女がたった一人で挑むにはあまりに過酷な道だった。それでも、自分の家をもつためにがんばるハティが、1年間という期限の果てに得たものは...。

■ 『ミルク世紀 ミルクによるミルクのためのミルクの本』 ■
『ミルク世紀』表紙画像

寄藤文平/筆 チーム・ミルクジャパン/筆
美術出版社 〈648〉

ほんのり甘くてまろやかなミルクに、何かをブレンドすると、とんでもない飲み物に豹変!マヨネーズミルク、ジンジャーエールミルク...。なかでも強烈なのは、「生ける者の飲み物ではない」とまで言われたわさびミルク。その味は...どうぞ、ご自身でお試しください。ミルクの歴史からレシピまで、ミルクへの愛がつまった本です。

■ 『チロル、プリーズ』 ■
『チロル、プリーズ』表紙画像

片川優子/著
講談社 〈F〉

「あ、そういやあたし、結婚するから」親友のトキコが突然言った。高校3年の2学期。受験の一番大切な時期。いったいトキコは何考えてるんだろう。親友とのちょっとした溝。混乱した私にとって、予備校仲間のポンちゃんと、ポテチとチョコは欠かせないものになっていった。
前作『ジョナさん』のその後のふたりを描く作品。

■ 『彼女のためにぼくができること』 ■
『彼女のためにぼくができること』表紙画像

クリス・クラッチャー/著 西田登/訳
あかね書房 〈93〉

ラブストーリーを期待して読み始めるとびっくりする。親友サラのために主人公エリックが選んだ道とは「デブであり続けること」なのだ。「醜い」サラと「デブ」のエリックのコンビは、ユーモアのセンスと頭のよさで外見のコンプレックスをしのいできた。ところが高校に入ると、エリックは水泳選手として活躍しはじめるが、サラは精神病棟に入院してしまう。暗い話かって?ユーモアのあるアツイ話だよ。

■ 『羽州(うしゅう) ものがたり』 ■
『羽州ものがたり』表紙画像

菅野雪虫/著
角川書店 〈F〉

羽州(現在の秋田県付近)に暮らす少女ムメとその友人カラスは、都から来た少年春名丸(はるなまる) の命を救う。それが縁で、ムメは春名丸の父小野春風(おののはるかぜ) から、読み書きやものの考え方などさまざまなことを学ぶ。
4年後、ひどい干ばつに見舞われた羽州。再度都から派遣された小野親子と、ムメたちは敵同士として顔をあわせることになる。

■ 『風の海峡 上 波頭をこえて』 『風の海峡 下 戦いの果てに』 ■
『風の海峡 上』表紙画像

吉橋通夫/著
講談社 〈913〉

対馬(つしま) の少年・進吾と、釜山(プサン) に住む俊民(ジュンミン) ・勢雅(セア) の兄妹は家族ぐるみの付き合いだ。しかし、太閤秀吉の朝鮮出兵が近づき、対馬の島主、宗義智(そうよしとし) から帰島命令が出される。いったんは対馬にもどった進吾だが、義智の外交僧・玄蘇(げんそ) の従者として、日本軍の船に乗り、釜山に帰ってきた。俊民たちのぶじを確かめたい一心だった。

■ 『クロティの秘密の日記』 ■
『クロティの秘密の日記』表紙画像

パトリシア・C.マキサック/作 宮木陽子/訳 門内幸恵/画
くもん出版 〈93〉

今から 150年ほど前のアメリカには奴隷制があり、特に南部の州では、奴隷は字を教えてもらえず、子どもであっても一日中働かされていた。
そんな中、12歳の奴隷の少女クロティは、ひそかに字をおぼえ、日記をつけるようになっていた。ある日、奴隷を逃がす秘密組織のことを知ったクロティは、自分にもできることがあると気がついて...。

■ 『図書館で調べる』 ■
『図書館で調べる』表紙画像

高田高史/著
筑摩書房 〈015〉

図書館では背ラベルの数字(本の分類を表します)を使って、似た分野の本が近くに並ぶように工夫しています。このやり方だと、直接棚を見て歩く時はもちろん、インターネットから検索する時も、調べたいことが載っている本を探しやすくなります。
分類を活用した検索方法から手がかりゼロの本の探し方まで、調べもののヒントが満載の本です。

■ 『隠れ家 アンネ・フランクと過ごした少年』 ■
『隠れ家』表紙画像

シャロン・ドガー/作 野沢佳織/訳
岩崎書店 〈93〉

アンネ・フランクと、「隠れ家」でいっしょに暮らした少年ペーターの視点から、「隠れ家」での生活を語る。外の世界へのあこがれ、プライバシーのない息のつまる毎日、アンネ・フランクから寄せられる恋心、ドイツ人でもユダヤ人でもなくひとりの人間として生きたいという思い。そして、「隠れ家」が密告され、強制収容所でのつらい日々を描く。

■ 『ネットでやって良いこと悪いこと』 ■
『ネットでやって良いこと悪いこと』表紙画像

佐藤佳弘/著
源 〈0073〉

興味のあることについて調べたり、たくさんの人と知り合って交流や情報交換をしたり、インターネットを使うことで自分の世界が広がるね。
でも一方で、使う側の意識がまだまだ追いついていないのも事実。広い世界につながっている分、今まででは考えられなかった問題が発生することもある。どんなことに注意すべきなのか知っておこう。

■ 『13歳からのテロ問題 リアルな「正義論」の話』 ■
『13歳からのテロ問題』表紙画像

加藤朗/著
かもがわ出版 〈316〉

テロとは何か、なぜ起きるか、テロのない世界をめざすにはどうすればよいか、国際政治学者と中学3年生 11人が真剣勝負で語り合う。愛するもののために自爆するのは尊いか、一人を殺して多数が救われれば許されるか、人を死傷させることだけが暴力なのか。立場が変われば、正しさも変わる。答えの出ない問題を、一緒に考えてみよう。

■ 『怪物はささやく』 ■
『怪物はささやく』表紙画像

シヴォーン・ダウド/原案 パトリック・ネス/著 池田真紀子/訳 ジム・ケイ/イラストレーション
あすなろ書房 〈933〉

イチイの木の怪物がコナーに言った。「おまえに3つの物語を聞かせる。最後におまえが物語を語れ。」怪物の物語の内容は?コナーは何を語るのか? そして物語のはてには何があるのか?喪失と成長、苦しみといやし、親と子、生と死―たくさんの要素がつまった、心に響く物語。

■ 『13歳のシーズン』 ■
『13歳のシーズン』表紙画像

あさのあつこ/著
光文社 〈F〉

茉里(まり)、深雪(みゆき)、真吾(しんご)、千博(ちひろ)は同じクラスの中学 1年生。とはいっても、性格も趣味も抱える悩みも全然違うから、お互いに話すことはほとんどなく、むしろ苦手意識すらあった。でも、そんな4人が宿題の年表作りを一緒にやることになって、状況が変わりはじめた。打ち解けるにつれ、みんながかけがえのない存在のように思えてきて...。

■ 『4Girls (メディアワークス文庫)』 ■
『4Girls』表紙画像

柴村仁/著
アスキー・メディアワークス 〈F〉

15~16歳の女子が主人公の短編集。フラれた男子とフッた女子の短い逃避行 「scratches」、ネガティブ女子のもやもやを描いた小品「 Run!Girl,Run!」、同学年のフシギちゃんから手作りマスコットの校内販売を依頼される「タカチアカネの巧みなる小細工」、隣に住むおっさんとのベランダ越しの奇妙な交流「サブレ」の全4編を収録する。

■ 『アートとマックス ゴキゲンなゲイジュツ』 ■
『アートとマックス』表紙画像

デイヴィッド・ウィーズナー/作 江國香織/訳
BL出版 〈エ〉

アーサーが真剣に絵を描いていると、マックスがかけこんできた。じゃまをされたくないアーサーが、マックスに絵を描くことをすすめたところ、なんとマックスはアーサーに絵を描き始めたのだ!自由奔放なマックスのキャンパスになってしまったアーサーの運命や、いかに。
マックスのゴキゲンな傑作をぜひご覧下さい。

■ 『正しいパンツのたたみ方 新しい家庭科勉強法』 ■
『正しいパンツのたたみ方』表紙画像

南野忠晴/著
岩波書店 〈590〉

学校では副教科となる家庭科ですが、豊かな暮らしを営むために欠かせないことを、この教科では学ぶことができます。食事やお金、家族などについて、家庭科教員である著者が、実際に行ってきた授業をもとにアドバイスしてくれます。「自立」して生きていくために身につけなければならないことは何か、考えてみましょう。

■ 『カメレオンを飼いたい!』 ■
『カメレオンを飼いたい!』表紙画像

松本祐子/作 佐竹美保/画
小峰書店 〈913〉

父親は舞台演出家、母親は女優。そんな両親のあいだに生まれた逸樹(いつき) は、自己主張なんかしたくない、まわりの注目を浴びたくない、なにより目立ちたくないという中学生。だから彼は、からだの色を変えられてまわりにとけこめるカメレオンが大好きだった。文化祭で演出の役目を選んだのも、陰にいられるからだった。それが...。

■ 『サウンド・オブ・サイレンス』 ■
『サウンド・オブ・サイレンス』表紙画像

五十嵐貴久/著
文藝春秋 〈F〉

春香はとっつきにくいし、一人でも平気なんだと思ってた。全然気づかなかったんだ。あの子の耳が聴こえていないなんて。
最初は孤立させてしまった罪悪感から。やがて、そのダンスに魅せられて。夏子は、年齢も聴覚障害のタイプもバラバラな、春香たち3人が作り上げたダンスチームをサポートするようになる。

■ 『鉄は魔法つかい 命と地球をはぐくむ「鉄」物語』 ■
『鉄は魔法つかい』表紙画像

畠山重篤/著 スギヤマカナヨ/絵
小学館 〈45〉

著者の畠山重篤(はたけやましげあつ) さんは、気仙沼でカキを育てる漁師さん。"森は海の恋人"という植林活動をしています。でも山に木を植えるとなぜ海が豊かになるのでしょう?このしかけに大きな役割を果たしているのが「鉄」です。ビルを作り、人間の体を作り、さらに、森・川・海をつなぐ生命の循環に欠かせない存在である鉄の不思議を、広く深く教えてくれる本。

■ 『PRAY FOR JAPAN(プレイフォージャパン) 3.11世界中が祈りはじめた日』 ■
『PRAY FOR JAPAN』表紙画像

prayforjapan.jp/編
講談社 〈3693〉

書名は「日本のために祈る」という意味。2011年 3月11日、東日本大震災に見舞われた日本に向けて世界中から寄せられたメッセージや写真、日本で実際にあったエピソード、 Twitterなどに書き込まれた想いをまとめた1冊。短いことばの中に、人間の強さや温かさ、絆の美しさがギュッと込められていて、前向きな気持ちがわいてくる。

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