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こんなほんあんなほん ティーンズ(中高生)向き 2010年度版

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こんなほんあんなほん ティーンズ(中高生)向き

書名や表紙をクリックすると、貸し出し中かどうかなどがわかります。 〈 〉内は分類をあらわします。
※表紙の画像掲載に関する著作権の許諾については、出版社の許可をいただいております。

◆◇ 2010年度版 ◇◆

■ 『世界がぼくを笑っても』 ■
『世界がぼくを笑っても』表紙画像

笹生陽子/著
講談社 〈913〉

貧乏×父子家庭の中学二年生、北村ハルトの中学に「すごい先生」がやってきた。それは新しい担任、小津ケイイチロウ先生。ありえないほどやぼったくてドジな彼は、突然クラスのみんなでトウモロコシを育てようと言い出した。単独行動のハルトも、いつのまにか巻き込まれるはめになる。学校非公式HP の書き込みと共に進む、いろいろ抱えた中学生の物語。

■ 『少年少女飛行倶楽部』 ■
『少年少女飛行倶楽部』表紙画像

加納朋子/著
文藝春秋 〈F〉

中学1年生の海月(みづき)が幼馴染に誘われて入った部活は「飛行クラブ」。紙飛行機を飛ばしたり、パラシュートで飛び降りたり、航空機に乗ったりするのではなく、あくまで自分自身が飛行することをめざすクラブだ。メンバーは変人部長・神(じん)、通称カミサマをはじめひとくせある人たちばかり。お金もない、バイトもできない中学生が果たして空を飛べるのか?

■ 『たまごを持つように』 ■
『たまごを持つように』表紙画像

まはら三桃(みと)/著
講談社 〈913〉

光陵中学の弓道部員は4 人。部長で実力者の由佳。天才肌だがスランプ中の実良(みら)。武士道を愛する黒人の父をもつ春(はる)。そして、不器用で自信のもてない早弥(さや)。弓を持つ手は卵を持っているようにふんわりと。強く握りすぎると弓の持つ力を殺してしまうから。多感で傷つきやすい中学時代を「たまごを持つように」すごしてゆく生徒たちを早弥中心に描く。

■ 『復活!!虹北(こうほく)学園文芸部』 ■
『復活!!虹北(こうほく)学園文芸部』表紙画像

はやみねかおる/作 佐藤友生/絵
講談社 〈913〉

中学に入ったら文芸部に入ろうと決めていた少女、岩崎マイン。しかし入学した学校の文芸部は部員がいなくなり、数年前に廃部になっていた。文芸部を復活させようとするマイン。そのためには、4月末までに5人の部員と顧問教師を揃えなくてはならない。はたしてマインは条件をクリアして、文芸部復活の野望を達成できるのだろうか?

■ 『レッドシャイン』 ■
『レッドシャイン』表紙画像

濱野京子/著
講談社 〈913〉

なんとなく進学先を工専に決めた怜(れい)。入学して早々に文学青年きどりの電気工学科の3 年に目をつけられ、エネルギー研究会のソーラーカーの運転手を押しつけられる。レースが近づき周りの部員が盛り上がる中、クールな怜は一人冷静なままだった。しかし、熱い車体に身をしずませると、怜の迷いも消えていき...。

■ 『部活魂!』 ■
『部活魂!』表紙画像

岩波書店編集部/編
岩波書店 〈3751〉

本書は、「私の学校の部活自慢!」というテーマで原稿を募集して、全国の中高生から寄せられた作品をまとめたもの。部員が数名の部から80 名以上にもなる大所帯の部まで体育会系・文科系の様々な部が登場する。活動内容の紹介を始め、醍醐味や日々感じている仲間、先輩、後輩、先生、自身に対する思いを熱く語る。著名な先輩の寄稿も部活魂を伝える。

■ 『動物[ω(オメガ)]図鑑 カワイイのはクチでした』 ■
『動物オメガ図鑑』表紙画像

松原卓二/写真・文
マガジンハウス 〈480〉

動物は、かわいい。ぷにぷに肉球はいやされるし、つぶらな瞳に見つめられたら抱きしめたくなる。が、かわいさの真髄はなんといっても[ω]。写真を眺めているだけで、こちらの口までいつしかωに。
巻末にはモデルとなった動物たちがいる動物園・水族館の紹介つき。写真を堪能したら、生ωたちとふれあいたい!

■ 『阿修羅のジュエリー』 ■
『阿修羅のジュエリー』表紙画像

鶴岡真弓/著
理論社 〈75〉

「阿修羅」は、とても人気のある国宝の仏像のひとつです。「三面六臂(さんめんろっぴ)」の姿と少年のような表情に注目されることがおおいのですが、この仏像はきらきらのジュエリーを身につけているのです。ネックレスやブレスレット、リボンや巻きスカートの花模様など、全身にちりばめられた装飾...なぜ阿修羅はジュエリーを身につけているのでしょうか?

■ 『外国人から見たニッポン』 ■
『外国人から見たニッポン』表紙画像

岸周吾/著
ディスカヴァー・トゥエンティワン 〈3615〉

「日本」について何も考えてこなかった。外国人の友人から何気ない質問をされたときそう感じた著者は、ある活動を始めた。名古屋駅周辺で外国人に日本についてインタビューし、その答えをスケッチブックに書いてもらうのだ。書かれたさまざまな答えからは、私たち日本人が思っているのとは少し違う、意外な日本の姿が見えてくる。

■ 『手習いパンダ』 ■
『手習いパンダ』表紙画像

こまけいこ[ほか]/著
飛鳥新社 〈594〉

白と黒でもこもこした愛らしい動物・パンダ。
この本は、パンダ好きによるパンダ好きのためのパンダグッズ・手芸の入門書です。布で、紙で自分だけのパンダを作りましょう。お部屋に外出時に自分のパンダが手放せなくなるかも...。手芸が苦手?いえいえ、大丈夫!親切な解説・型紙付きなので、どのパンダも簡単に作ることができますよ!

■ 『園芸少年』 ■
『園芸少年』表紙画像

魚住直子/著
講談社 〈F〉

テキトーに高校生活をやりすごそうとしていた篠崎は、なりゆきで高校の園芸部に入部するはめに。仲間はヤンキーっぽい大和田と、段ボールを頭にかぶって相談室登校を続ける庄司。見事にバラバラな3人の男子が、ときには衝突しながらも、園芸の奥の深さを知り、やがてお互いの存在を認め合うようになる。
読むとさわやかな気持ちになれるよ。

■ 『退出ゲーム』 ■
『退出ゲーム』表紙画像

初野晴/著
角川書店 〈F〉

廃部寸前の弱小吹奏楽部に所属するチカ(女)とハルタ(男)は幼なじみで、顧問の草壁先生(男)に恋するライバル同士(抜け駆け禁止の協定アリ)。吹奏楽の甲子園"普門館(ふもんかん)"出場を目指して部員獲得に奔走する2人の周りにはなぜか濃いキャラの生徒たちが集まり(類友?)、次々と謎や事件が持ち込まれる。続編『初恋ソムリエ』もどうぞ。

■ 『吉野北高校図書委員会』 ■
『吉野北高校図書委員会』表紙画像

山本渚/著
メディアファクトリー 〈F〉

出来過ぎ君の大地と、しっかり者のかずらは、図書委員の副委員長コンビ。あうんの呼吸でうまくやっていたが、大地と、かずらのお気に入りの後輩・あゆみが付き合い始めたと聞いたとき、かずらは心から祝福できなかった。大地を好きなわけじゃないのに...。動揺を押し殺し、いつもどおりにふるまうかずらを、同じく図書委員の藤枝が見ていた。

■ 『文化祭オクロック』 ■
『文化祭オクロック』表紙画像

竹内真/著
東京創元社 〈F〉

今年も、伝統ある東天高校文化祭が開幕した。そして、同時に始まったのが、謎のDJネガポジによるFM東天の放送だ。リクエスト曲にのせて、携帯電話のリレーインタビューと大時計復活計画が同時進行する。
ラジオを聞いた斉藤優里(ゆうり)と古浦久留美(こうらくるみ)は、それぞれの理由でDJの正体を追う。各人の思惑が複雑にからむ中、明かされた真相とは?

■ 『王国の鍵 1』 ■
『王国の鍵 1』表紙画像

ガース・ニクス/著 原田勝/訳
主婦の友社 〈93〉

世界の創造主がのこした『遺書』は、七つに破られ、それぞれ、宇宙の果てや時の深みに隠されていた。だが、『遺書』のひとつは、創造主を無視して「王国の鍵」を持つ管財人から逃げ出し、正当な後継者アーサーにたどり着いた。七人の管財人たちは、アーサーを破滅させようと陰謀をめぐらし、人間界につぎつぎと奇妙なことがおこりはじめる。

■ 『ソードアート・オンライン1 アインクラッド』 ■
『ソードアート・オンライン1』表紙画像

川原礫/著
アスキー・メディアワークス 〈F〉

頭部を覆うヘッドギアにより直接脳と交信する 《完全(フル)ダイブ》 で完全な仮想現実(バーチャル・リアリティ)を実現した次世代型RPG「ソードアート・オンライン」。しかしこのゲームには、1度ログインした者はクリアするまでログオフ不可能、ゲームオーバーは現実の肉体の"死" を意味するという、恐ろしい仕掛けがほどこされていた。

■ 『虎と月』 ■
『虎と月』表紙画像

柳広司/作
理論社 〈913〉

行方不明の父が、猛虎として生きているのが目撃された。秀才で仕事も人生も順風満帆だった父に、一体何が起きたのか?僕は父が手紙に遺した一篇の漢詩を手がかりに、父の波乱万丈の人生をたどる旅に出た。
中島敦作『山月記』をモチーフにした奇想天外な作品。『山月記』と漢詩の知識があると、より面白く読める。

■ 『ねずみ石』 ■
『ねずみ石』表紙画像

大崎梢/著
光文社 〈F〉

ねずみ石。願いがかなう特別な石。4年前祭りの夜、石を探しに行ったサトは迷子になり、保護されたときにはその夜の記憶を失っていた。同じ夜、村では殺人事件が起きていた...。
失われた記憶は事件に関係があるのか?親友のセイや、尊敬している兄貴分、修平の不審な言動の真意は?祭りの近づく村で、過去の事件が動き出す。

■ 『愛とカルシウム』 ■
『愛とカルシウム』表紙画像

木村航/著
双葉社 〈F〉

雀の雛を拾った。体が外側から骨になっていく病気― ハンプティ・ダンプティ・シンドロームのために、誰かの助けを借りずには生きられない、このあたしがだ。それも、右手がなんとか動くうちに無駄な命に決着をつけるつもりの、このあたしがだ。だいたい、あたしにはこいつを愛する資格があるんだろうか...。藤島環(たまき)、18 歳のそれでも生きてゆく物語。

■ 『Eggs 夜明けなんて見たくない』 ■
『Eggs』表紙画像

ジェリー・スピネッリ/作 千葉茂樹/訳
理論社 〈93〉

母さんが死に、祖母の家にひきとられた9歳のデイビッド。生卵をぶつけられないような自分の家がほしいと夢みる、ティーンエージャーのプリムローズ。イースターの卵さがしで出会った2人は今の生活にうんざりし、心の傷をかかえ、一緒にいてもけんかばかり。
ある夜、ふたりは線路の上を歩きはじめる。まだ見ぬ街をめざして。

■ 『ロジーナのあした 孤児列車に乗って』 ■
『ロジーナのあした』表紙画像

カレン・クシュマン/作 野沢佳織/訳
徳間書店 〈93〉

1881 年シカゴ。22 人の孤児を乗せた列車が駅についた。親がわりになってくれる人をさがして、はるばるやってきた孤児たち。冷たい女先生に連れられ、小さい子のめんどうをみながら、引き取り手をさがすロジーナだったが...。
きびしい境遇の中でも、なんとか自分の道をみつけたいとがんばる少女の物語。

■ 『さよなら紛争 武装解除人が見た世界の現実』 ■
『さよなら紛争』表紙画像

伊勢崎賢治/著
河出書房新社 〈3198〉

日本は平和。でも、世界を見てみればそうではない。たまたまその国に生まれて暮らしているふつうの人が殺されている。少年が銃を手にして、人を殺している。これがたった今も起こっていることだ。
悲しんでいるだけでは、平和はやってこない。平和をつくり出す方法は何だろう。悲惨な虐殺が行われた国々で、武装解除の指揮をとってきた著者が、君に平和を問いかける。

■ 『シャボン玉同盟』 ■
『シャボン玉同盟』表紙画像

梨屋アリエ/著
講談社 〈F〉

中2の夏、バスケ部の練習の後汗くさいTシャツを脱ぐと、おへそから糸が一本生えていた。スイッチ?ひもをつまむとプチッと音がして、あたしのからだは、ジグソーパズルのようにバラバラに。運よく元にもどれてから糸が生える度にあたしは、きれいな自分にするため、気に入らないパーツを残しては箱にためこむことにした。― 「ジグソー・スイッチ」他3編。

■ 『反撃』 ■
『反撃』表紙画像

草野たき/著
ポプラ社 〈913〉

クラスの平和を保つために、どのグループにも入らずあえて無所属を通している里美。―「ヒーロー」
わがままで、自分勝手で、いじわるないとこのいいなりには、もうならないときめた有里。―「いつかふたりで」
女子中学生の日常を描いた短編集。

■ 『ハートビート』 ■
『ハートビート』表紙画像

シャロン・クリーチ/作 もきかずこ/訳 堀川理万子/絵
偕成社 〈93〉

12 歳のアニーが好きなことは、走ることと絵を描くこと。走りながら、お母さんのおなかの赤ちゃん、だんだん忘れっぽくなってゆくおじいちゃん、有名選手を夢見る幼なじみのマックス、100 枚描き続けているりんごのことを考える。タッタッタッというリズム感のある散文詩で書かれた文章から、ストレートにみずみずしい気持ちが伝わってくる。

■ 『「フラフラ」のすすめ 15歳の寺子屋 』 ■
『「フラフラ」のすすめ』表紙画像

益川敏英/著
講談社 〈289〉

ノーベル物理学賞受賞者の益川(ますかわ)さんは名古屋出身です。子どもの頃は、宿題をせず遊んでばかり。でも学ぶことは好きで様々な本を読んだそうです。本で知った坂田教授の研究に憧れ、猛勉強して名古屋大学に入学。そこでの出会いがノーベル賞につながりました。益川さんは言います。自分の進む道を見つけるには、好奇心をもってフラフラすることが大事だと。

■ 『靴を売るシンデレラ』 ■
『靴を売るシンデレラ』表紙画像

ジョーン・バウアー/著 灰島かり/訳
小学館 〈93〉

あたしはジェナ。シカゴに住む16歳。さえない容姿とアル中の父親のせいでコンプレックスの塊だったあたしは、バイト先の靴屋で、天才的なセールスの才能を見出される。昔気質(むかしかたぎ)の老女社長は、あたしを運転手兼アシスタントに抜擢するが、次期社長の陰謀で会社には危機が迫っていた。陰謀は阻止できるか?
――社長とあたしはテキサスへ!

■ 『明日につづくリズム』 ■
『明日につづくリズム』表紙画像

八束澄子/著
ポプラ社 〈913〉

ポルノグラフティの大ファンの因島(いんのしま)の中学生、千波(ちなみ)と恵(めぐ)。千波は養子の弟が家族としっくりきていないことや、大親友の恵と高校が別になってしまう不安を抱えていた。けれど、二人の心の中にはいつも同じ島出身のポルノの歌が流れていた。
ポルノのファンも、そうでない子も必読!

■ 『神去(かむさり)なあなあ日常』 ■
『神去なあなあ日常』表紙画像

三浦しをん/著
徳間書店 〈F〉

高校卒業後いきなり山奥の神去村に連れていかれ、林業に従事することになった勇気。のんびりおっとりしている半面どこか破壊的な村人たちにツッコミつつ、次第になじんでいく。
一見わけがわからなくても、その地で長く続いていることには理由があるし、長い目で物事を見ることも必要なんだなって思うよ。なんだか林業って楽しそう...大変だけど!

■ 『未来への手紙』 ■
『未来への手紙』表紙画像

『未来の自分に、手紙を書こう。』プロジェクト/編
講談社 〈816〉

シンガーソングライターのアンジェラ・アキさんの「手紙~拝啓 十五の君へ~」という曲から生まれた本。子どもから高齢者まで、未来の自分に宛てた100 通の手紙。手書きの手紙から、さまざまな想いが伝わってくるよ。アンジェラ・アキさんも10 代のときに「30 歳の自分」に手紙を書いたそうだ。君は未来の自分にどんな手紙を書く?

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