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ティーンズ広報紙『ごちゃっと』第36号
ティーンズ広報紙『ごちゃっと』 第36号 発行
ティーンズ向け広報紙『ごちゃっと』第36号を発行しました。
『ごちゃっと』は名古屋市図書館21館の窓口で配布しているほか、下記PDFファイルでもご覧いただけます。
PDF形式のファイルを閲覧するにはAdobe Reader(無料)が必要です。AcrobatReader5.0以上を推奨しています。
第36号の内容は、
・鉛筆一本でいざ勝負! 絵心クイズ
・芸術の本、いろいろ!
・で、結局ESDって何なの?
などです。
本の表紙をクリックすると、貸し出し中かどうかなどがわかります。
※表紙の画像掲載に関する著作権の許諾については、出版社の許可をいただいております。
◆◇ 鉛筆一本でいざ勝負! 絵心クイズ ◇◆
芸術といえば秋、秋といえば芸術。11月は果たして秋なのか?いや、12月はもう冬ではないか?という疑問もあるが、スポーツよりも食欲よりも芸術に興味を持った「ごちゃっと」メンバー3人は、自らの記憶と画力を頼りに絵を描く「絵心クイズ」を行うことにした。
まだ暑さが残る9月、鶴舞中央図書館内の秘密基地(笑)にて「絵心クイズ」は決行された。各自が考えたお題を10個ずつ提出し、くじで選んだお題を描く。
最初のお題は「走る人」。皆それなりにそれらしい絵を描く。順調な滑り出しだ。
その後も無事続くかと思われたその時、「名古屋市役所」で恐ろしい回答が出た。
「...苔さん、それは市役所ではなくお城なのでは...?」(笑)他県出身の苔さんの迷回答ぶりに、名古屋出身のshさんと千雪は笑いを隠せない。
続いての迷回答はshさんの「ヨンデルー」。「ヨンデルーの耳が...!!」ショックを受けるヨンデルーファンの苔さん&千雪。
もちろん、千雪の回答も負けてはいない。「牛」の絵が苔さん&shさんの笑いのツボを突いたらしく、「確かに牛だけど、目力が強すぎる!」と絶賛(?)された。
個人的に一番おもしろかったのは、「金のしゃちほこ」。3人とも似ているわけではないのだが、全然似ていないわけでもない、というなんとも不思議な絵。
もう少し続く芸術の秋、そして間もなくやって来る冬に向けて、この特集を読んだあなたも自らの画力を試してみてはいかがだろうか。
文責:美術が大の苦手な千雪(*T_T*)
★ 「ごちゃっと」メンバーの迷作 ★
-
『名古屋市役所』苔/画
名古屋城より特徴的で賞 -
『ヨンデルー』sh/画
もはや別の生き物で賞 -
『牛』千雪/画
目力ありすぎで賞
★ 『金のしゃちほこ』~似ているようで似ていない~ 誰が描いたかわかるかな? ★
◆◇ 芸術の本、いろいろ! ◇◆
「絵心クイズ」で芸術心に火が付いた?「ごちゃっと」メンバー。これぞ芸術!?という本を紹介します。
★ 苔 ★
■ 『こんにちは美術』 ■
福永信/文と構成 岩崎書店 2012年
一口に美術作品といっても、その形はさまざま。絵画や彫刻だけでなく、生の野菜や自分の髪の毛を使ったものがあったり、はたまたひとつの部屋や公園そのものが作品になったり!この本には、そうした美術作品の自由で楽しい雰囲気がぎゅっとつめこまれています(全3巻)。読めばきっと、美術館に行きたくなるはず。表紙を飾る作品にも注目です。
■ 『「美しい」ってなんだろう?』 ■
森村泰昌/著 イースト・プレス 2011年
何を美しいと感じるかは人それぞれ。ひとつの美術作品をみて、「笑える」と思う人もいれば「悲しい」と思う人もいる。大事なのは、どうしてそんなふうに思うのかをじっくり考えて、自分なりの「美しさ」のポイントを見つけること。自身も美術家で、今年の横浜トリエンナーレではアーティスティック・ディレクターも務めた著者による、ティーンズ向け美術入門書。
★ sh ★
■ 『西原理恵子の人生画力対決 1』 ■
西原理恵子/著 小学館 2010年
主にマンガ・アニメなどのキャラクターのお題を与えられ、何も見ずお客さんの前で描いて発表する。登場するのはちばてつや・藤子不二雄Aなど漫画界の大御所から福本伸行のような人気漫画家まで。迎え撃つのは西原理恵子。「すべての漫画家に喧嘩売ります」はたしてこの勝負の行方は?現在7巻まで。
■ 『ナンシー関の記憶スケッチアカデミー』 ■
ナンシー関/編・著 カタログハウス 2000年
記憶スケッチとは、提示されたお題を記憶のみに頼って描くという企画。「カエル」「パンダ」「鉄腕アトム」「スフィンクス」「ランドセル」・・・。もちろん見たことはある。一見簡単に描けそう。でも全国から寄せられた応募作品は「何をトチ狂った?」と思わせるものが大量に。絵心のなさ故か、人間の記憶のあやふやさ故か?応募作品に対するナンシーのツッコミも痛快。2巻まで。
★ 千雪 ★
■ 『ベートーヴェンの真実』 ■
ラッセル・マーティン/作,リディア・ニブリー/作,児玉敦子/訳 PHP研究所 2012年
クラシック界の巨匠、ベートーヴェン。1827年、死の直後に形見として切り取られた582本の灰色の遺髪は、1994年にオークションによってアメリカ人の手に渡り、詳細な調査が行われた。約170年前の遺髪はどのような道のりでドイツからアメリカへ渡ったのか?また、彼が晩年難聴に苦しめられた原因は?生涯の物語と絡めながら、その謎に迫る。
■ 『巨大仏!!』 ■
◆◇ 新刊紹介 ◇◆
■ 『グリーン・グリーン』 ■
あさのあつこ/著 徳間書店
失恋した時に食べたお米のおいしさがきっかけで(?)農林高校を希望した新任教師、翠川真緑(みどりかわみどり)。都会育ちで農業や農林高校についてほとんど知らずに一年生を担任することになります。生徒から「グリーン・グリーン」というニックネームで呼ばれる翠川先生の一年間の物語。(かさね)
■ 『仕事を選ぶ 先輩が語る働く現場64』 ■
朝日中学生ウイークリー編集部/編著 朝日学生新聞社
将来どんな仕事をしたいかよく分からないっていう人、こんな本も読んでみるといいかも。この本は、警察官からラジオDJまで、64もの仕事を解説してあります。そして、その説明がとってもリアルで分かりやすい!!その仕事の楽しい面や大変な面、その仕事をやりたいと思ったきっかけなどなど...、とにかく読みやすいよ☆(む)
■ 『理系アナ桝太一の生物部な毎日』 ■
桝太一/著 岩波書店
虫取りに熱中した中学時代、樹木観察を経て公園のジオラマ作りに取り組んだ高校時代、海の生物に魅せられた大学時代、そして日本テレビアナウンサーとして奮闘する現在。理系出身のアナウンサー枡太一さんが生きものと共に成長した青春時代を熱く描きます。理系、文系どちらも楽しめる1冊。(大)
■ 『お城へ行こう!』 ■
萩原さちこ/著 岩波書店
小学2年生の時に「お城っておもしろいなあ!」と感動して以来,全国のお城をめぐり、本やテレビ・ラジオでお城を紹介することをライフワークにしている萩原さちこさん。各地に残るお城の魅力と楽しみ方を教えてくれます。名古屋城ものってま~す!(かさね)
■ 『シーラカンスの謎 陸上生物の遺伝子を持つ魚』 ■
安部義孝/共著,岩田雅光/共著 誠文堂新光社
「生きた化石」って呼ばれるシーラカンスって、名前だけは知ってるという人も多いのでは。もう絶滅したと考えられていたんですが、1938年に生きているシーラカンスが見つかるんです。この本読むとよく分かるんだけど、シーラカンスってヒレが10枚あるそうです。背ビレ(×3)、胸ビレ(右と左)、腹ビレ(右と左)、尻ビレ(×2)、尾ビレ計10枚 めっちゃ多い!!(む)
■ 『真夜中の電話 ウェストール短編集』 ■
◆◇ で、結局ESDって何なの? ◇◆

ESDとは「持続可能な開発のための教育」のこと。社会の存続には、世界中で山積みになっている問題の解決が不可欠。そのためにはどうしたらよいかを考え、学び合う、それがESDなのです。要は生きたきゃ何とかしろといったところでしょうか。今年はESDユネスコ世界会議が名古屋で開催されます。せっかくの機会、自分には関係ないなんて言わずに、ちょっとだけでも考えてみてはいかがでしょうか。(名古屋で11月に行われる会議には偉い人が1000人くらい来るらしいです。)
今、スタンプを集めると、抽選で記念品がもらえます。
何かと話題の(?)ESDの取り組みのひとつとして、名古屋市図書館をはじめとするAELネット加盟施設では、スタンプラリーを行っています。AELネットとは愛知県内の環境学習施設等のこと。環境について学ぶイベントや講座に参加するとスタンプがひとつもらえます。スタンプを集めるとすてきな記念品が当たるチャンスが!応募台紙や各施設のイベント情報など、くわしいことは「AELネット」を見てください。