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ティーンズ広報紙『ごちゃっと』第27号
ティーンズ広報紙『ごちゃっと』 第27号 発行
ティーンズ向け広報紙『ごちゃっと』第27号を発行しました。
『ごちゃっと』は名古屋市図書館21館の窓口で配布しているほか、下記PDFファイルでもご覧いただけます。
PDF形式のファイルを閲覧するにはAdobe Reader(無料)が必要です。AcrobatReader5.0以上を推奨しています。
第27号の内容は、
・ほんのあるある!
・学校小説特集
・ほんのいばしょ~今回は9:文学(その1)
などです。
本の表紙をクリックすると、貸し出し中かどうかなどがわかります。
※表紙の画像掲載に関する著作権の許諾については、出版社の許可をいただいております。
◆◇ ほんのあるある! ◇◆
本や図書館にまつわるいろんな 「あるあるネタ」 を集めてみました。思いあたる 「あるある」 はあるかな?
★......あるある度数
■ テスト前になると、なぜか本が読みたくなる
これはありますねえ。現実逃避したくなって、お気に入りのマンガを1巻から読みはじめたり、なぜか掃除なんかはじめちゃったりね。でもこのユーワクを乗り越えたら、きっと成績アップが待っている! はず! ★★★★★
■ 集中して勉強するために図書館に来たが、友だちに会ってしまい、逆に勉強できなかった
「今日はガッツリ勉強するぞ!」「あっ○○ちゃん」「きてたんだー」「ちょっと休けいしよーよ」「いいねー」......いつの間にか夕方になっていたのだった。 ★★★
■ 教科書が蛍光ペンまみれに!
線ひきすぎ! カラフルすぎ! 本当に大事なポイントが、もはやわからん! ★★★★★
■ 難しそうな本を借りてみる
ぶっちゃけカッコつけたくて、読んで理解できるかどうかはおいといて、とりあえず借りてみる。せっかくだから読んでみると、ほんの一言だけだけど、グッとくるフレーズに出会えたりする、かも。 ★★★★
■ 本を手にとろうと棚に手をのばしたら、たまたま同じ本をとろうとした人と手がぶつかり、それが出会いのきっかけに......
ない! 長々と書いたけどこれはない! 経験ある人いたら教えて! ★×0
■ ネットで予約して借りたら、予想外に大きくってカバンに入らない
実はネットで検索すると「大きさ」という項目があって、本を立てたときの高さがわかるのだ。参考にしてね! ★★
■ そして意外と重い
本ってけっこう重たい。1冊1冊はたいしたことなくても、6冊となるとかなりの重労働に。図書館で体をきたえろ! ★★★★
■ 自分くらいしか読まないんじゃないの、と思ってた本が、意外とたくさんの人に読まれている
マニアックというのは難しいものです。でも、もしかしたら自分は平凡な存在なのかも......なんて悩むことはない。フツーを知ってこそ、それを打破できるのだ。 ★★
■ 読みたい本にかぎって貸出中
シリーズものの読みたい巻だけ見当たらないとか、宿題で指定された本や調べものにぴったりの本にかぎって貸出中とか。宿題の本は、みんな同じのを借りようとするから、かなりの確率でかぶります。早い者勝ち、ごめん! ★★★★★
■ 本当に好きな本のことは、なんだか恥ずかしいので、誰にも言ったことがない
個人的にはこれ優勝です。好きな本を知られると頭の中が丸見えになっちゃうような感覚。別にヘンな本じゃなくてもなぜか言えない......。 ★★★★★★
■ 「ごちゃっと」は楽しくて役に立つ!
これはあるある!!!! と思ってもらえるように、がんばりたい所存。よろしくね! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★(願望)
◆◇ 学校小説特集 ◇◆
4月からの新しい環境での生活にはそろそろ慣れましたか? うまくいっている人も、まだまだこれからという人も、新生活はまだ始まったばかりです。あせらずマイペースでいきましょう。
さて、今回は、友情、恋、笑い、涙、時には恐怖ありの学校を舞台にした小説を紹介します。これから多くの時間を過ごす学校では、さまざまな出会いや発見があることと思いますが、小説の中でも学校では、いろんな「出会い」が登場しますよ。
■ 『The MANZAI』 ■
あさのあつこ/作
ポプラ社
中学2年の瀬田歩はある日、ほとんど口もきいたことがないクラスメイトに漫才でコンビを組まないかと誘われる。気の弱い歩は、はっきりと嫌とも言えず、熱烈なラブコールに負け、引き受けることに。初舞台はなんと「ロミオとジュリエット」を男子二人の漫才で演じます。
■ 『楽園のつくりかた』 ■
笹生陽子/著
講談社
エリート私立中学に通う僕の毎日は、完ぺきな人生設計のもと、うまくいっていたはずだった。それが突然、とんでもない田舎の中学に転校することになってしまうなんて、人生はわからないものだ。しかも、同級生がたったの3人しかいない学校で、メンバーはどう考えても自分と趣味が合わない感じ。一度は絶望しかけたりもしたけれど、実は、意外にみんな悪いヤツではないかもしれなくて。
■ 『ねらわれた学園』 ■
眉村卓/著
講談社
それは、高見沢みちるが生徒会長に当選したことから始まった。彼女は圧倒的な実行力で、生徒会を支配し、風紀の乱れを取り締まるため、不思議な力で反対者を押さえつけ、次々と規則を改正していった。そんな強引なやり方に対し、反発する生徒たちは団結し立ち向かうことにするが、彼女の真の目的とは?
■ 『よろこびの歌』 ■
宮下奈都/著
実業之日本社
音大付属高校の受験に失敗し、女子高の普通科に進むことになった御木本(みきもと)玲(れい)。挫折感から同級生との交わりを拒み、クラスになじむこともできない。ところが、クラス対抗の合唱コンクールの指揮者に指名されたことがきっかけで、彼女とクラスメイトの関係が少しずつ変わり始める。
■ 『吉野北高校図書委員会』 ■
山本渚/著
メディアファクトリー
男友達の大地と大好きな後輩が付き合いだしたという。意識したことなんてなかったはずなのに、自分の気持ちに気づいてしまったかずら。一方、かずらに一途な想いを寄せるも言い出せずもんもんとする男子がもう一人いた。クラスでも部活でもない委員会活動の中で、気心知れた仲間だからこそ、言いたい/言えない気持ち。
■ 『六番目の小夜子』 ■
恩田陸/著
新潮社(新潮文庫)
その高校には、「サヨコ」という謎のゲームがあった。3年に一度、「サヨコ」の名を受け継いだものは、学園祭で存在を示さねばならない。ゲームの始まりから十数年。今年は「六番目の小夜子」の年。春には、美しく謎めいた転校生、津村沙世子がやってきた。謎の、そして恐ろしい、ゲームが今、始まる。
■ 『夏のバスプール』 ■
◆◇ 新刊紹介 ◇◆
■ 『ソーシャルワーカーという仕事』 ■
宮本節子/著
筑摩書房
日常生活で困難に直面する人を支え、克服の手助けを行うソーシャルワーカー。活動範囲は幅広く、年々重要性が高まっています。人を支えることが、ひいては社会環境をより良くすることにつながっていきます。ソーシャルワーカーの世界を少しのぞいてみましょう。(千雪)
■ 『斉藤アリスは有害です。~世界の行方を握る少女~』 ■
中維/著
GAN/イラスト
アスキー・メディアワークス(電撃文庫)
周囲をことごとく不幸に巻き込むため、法によって「有害者」に指定されている少女、斉藤アリス。しかしどんなオカルトも信じない少年、秀明は、その秘密を暴くべくアリスに近づくが・・・。(弓)
■ 『いきのびる魔法』 ■
西原理恵子/著
小学館
もしいじめられたら、どうすればいいか?逃げましょう、あなたを苦しめるものから。自分を守るために。そのためなら、うそをついたっていいのです。少なくとも、死んではいけません。学校だけが、世界のすべてじゃないのです。あなたが自由と幸福を得られる場所は、必ずあるのです。(sh)
■ 『カントリー・ロード』 ■
阪口正博/作
BL出版
父親の仕事の都合で転校を繰り返してきた浩紀は、今度は小さな田舎町に引っ越すことになる。転校先で唯一の部活である野球部に入ったが、小さな部だけに色々な問題があって...。一年という長いようで短い時間の中、野球部を舞台に少年少女の心の交流と、主人公が故郷を見つけ出すまでの日々をさわやかに描く。(忍)
■ 『このTシャツは児童労働で作られました。』 ■
シモン・ストランゲル/著
汐文社
その安さにはワケがある。おサイフにやさしいお買い得商品のウラには、安い賃金と悪い環境で働く、貧しい子どもたちの姿があった。この問題に挑むノルウェーの高校生たちの姿を描いた、ほろにが社会派小説!(生)
■ 『ラップの教科書』 ■
◆◇ ほんのいばしょ~今回は9:文学(その1) ◇◆
図書館の本は0から9の数字を使って分類されているよ。(詳しくは「シカクニト!」第1回(ごちゃっと4号)」を見てね。
今回は「9:文学(その1)」です。
表紙をクリックすると、貸し出し中かどうかなどがわかります。
※表紙の画像掲載に関する著作権の許諾については、出版社の許可をいただいております。
文学のなかま
- 900
文学 - 901
文学理論、作法 - 902
文学史 - 903
参考図書 - 904
評論集 - 905
逐次刊行物 - 906
学会、協会、会議 - 907
研究法、指導法 - 908
全集、選集 - 909
児童文学研究
この数字のあたりは難しい言葉が多い...(汗) 910~は次回に続く!
★901(文学の作法)★
■ 『ライトノベルの書き方』 ■
★909(児童文学研究)★