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名古屋の偉人伝 No.33 田中不二麿(たなかふじまろ)の巻

ここがスゴイ!

田中不二麿の写真 出典:国立国会図書館
「近代日本人の肖像」

岩倉遣欧使節団に随行して欧米の教育制度を視察し、帰国後は東京書籍館(後の帝国図書館、現在の国立国会図書館)設立に尽力した。

こんな人生を送ってきました

弘化2(1845)年、名古屋城下代官町で尾張藩士の家に生まれる。万延元(1860)年の父親の死後、藩政から国政に参加するようになる。

明治4(1870)年9月、文部大丞になり、以後1880年まで文部行政の中心となる。11月、岩倉使節団に随行、欧米の教育制度を視察する。

明治5(1871)8月、東京湯島の聖堂内に書籍館が創立されるが、発足後すぐ博覧会事務局に併合されており、それを不服として文部省への復帰を求め上申をくりかえす。度重なる申請の甲斐あって、明治8(1875)年2月に文部省の所管に戻され、東京書籍館は5月に開館した。

明治13(1880)年、司法卿に配置換えとなり、翌年司法大臣を拝命。

明治42(1909)年、65歳で死去。

鶴舞中央図書館では、田中不二麿がアメリカで教育視察をした折に現地で贈られた辞書を所蔵しています。表紙に「Mr.Tanaka」、見開きに献辞が書かれています。

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