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名古屋の偉人伝 No.17 今泉七五郎(いまいずみしちごろう)の巻

ここがスゴイ!

「今泉七五郎(いまいずみしちごろう)」の写真 『名古屋市立鶴舞公園附属動物園要覧 昭和3年』より

ほぼ独力で前津や門前町に動植物園、動物園を開設。
のちに、その動物を名古屋市に寄付した名古屋市動物園創立の功労者。

こんな人生を送ってきました

鍋屋町警察分署の巡査だった今泉七五郎は、明治23(1890)年に自ら収集した動植物を整理して、前津に浪越教育動植物苑を開設しました。明治43(1910)年10月には一部の動物を移し、門前町に今泉動物園を開園します。のちに、私営の限界を感じた七五郎が名古屋市への寄付を申し出ると、市会は満場一致で可決しました。
大正7(1918)年4月1日の市立動物園創立とともに、七五郎は名古屋市鶴舞公園技手に任命され(市公報第137号)、鶴舞公園への動物の引っ越しを陣頭指揮します。当時は動物園長の役職はありませんでしたが、初代東山動物園長の北王英一は昭和12(1937)年5月の座談会で、七五郎のことを園長と呼んでおり、関係者の記憶の中では事実上の園長だったようです。昭和3(1928)年7月24日に亡くなった七五郎の戒名は勇猛院不退居士であったと伝えられています。

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