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名古屋の偉人伝 No.10 青木穠子(あおきじょうこ)の巻

ここがスゴイ!

「名古屋市短歌会館」の写真 名古屋市短歌会館

女性短歌会を主宰、私財を投じて名古屋市短歌会館を設立するなど、名古屋歌壇の発展に尽くした。

こんな人生を送ってきました

本名は「志やう」。明治17(1884)年、名古屋市西区下長者町(現在の中区錦)に生まれる。9歳で初めて短歌を作る。平塚らいてうらが明治44(1911)年に結成した青鞜社(せいとうしゃ)に入社し、文芸誌『青鞜(せいとう)』に多くの短歌を発表した。大正7(1918)年には、「いそやまの松きわやかにあらはれてなみこそもゆれのぼる朝日に」が、宮中の歌会始に入選する。大正9(1920)年、女性短歌会「このはな会」を主宰し、後進の指導にあたった。
昭和39(1964)年、自宅跡地に私財を投じて短歌会館を設立し、名古屋市に寄付する。また、館内に、自らの蔵書を元にした青木文庫を設立した。短歌会館は、現在も、短歌会をはじめ文化的行事に利用されているほか、図書室があり、本を閲覧することができる。
昭和45(1970)年まで中部日本歌人会副委員長を務め、昭和46(1971)年、86歳で亡くなった。

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