蔵書情報
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書誌情報サマリ
書名 |
辺境のラッパーたち 立ち上がる「声の民族誌」
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著者名 |
島村一平/編
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出版者 |
青土社
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出版年月 |
2024.7 |
請求記号 |
7678/01848/ |
資料情報
各蔵書資料に関する詳細情報です。
No. |
所蔵館 |
資料番号 |
資料種別 |
配架場所 |
別置 |
帯出 |
状態 |
1 |
鶴舞 | 0238422620 | 一般和書 | 2階開架 | 文学・芸術 | | 在庫 |
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書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
請求記号 |
7678/01848/ |
書名 |
辺境のラッパーたち 立ち上がる「声の民族誌」 |
著者名 |
島村一平/編
|
出版者 |
青土社
|
出版年月 |
2024.7 |
ページ数 |
538,3p |
大きさ |
19cm |
ISBN |
978-4-7917-7654-2 |
分類 |
7678
|
一般件名 |
ラップ(音楽)
|
書誌種別 |
一般和書 |
内容紹介 |
戦火の絶えないガザ、格差にあえぐインドなど、ラップミュージックは世界に広がり、辺境に生きる者たちは声なき声をリリックに託す。現代社会の歪みを鮮やかに映し出す、世界各地のラッパーたちの声を幅広い執筆陣が紹介する。 |
タイトルコード |
1002410023784 |
要旨 |
ラッパーのことばに耳をすませば、世界のリアルが見えてくる。戦火の絶えないガザやウクライナで、弾圧が続くチベットやイランで、格差にあえぐモンゴルやインドで、海の端の日本で―。アメリカで生まれたヒップホップ文化、なかでもラップミュージックは世界に広がり、「辺境」に生きる者たちは声なき声をリリックに託す。現代社会の歪みを鮮やかに映し出す、世界各地のラッパーたちの声がここに。ダースレイダー、ハンガー(GAGLE)のインタビューを収録。 |
目次 |
第1部 非常事態下のラッパーたち(パレスチナ パレスチナ・ガザに響くラップ ウクライナ 抵抗歌としてのウクライナ民謡とヒップホップ―マイダン革命から対ロシア戦争へ ロシア 「亡命」するラッパーたち―二〇二〇年代の「文学裁判」とウクライナ戦争 チベット 土地・記憶言語を行き来するラップ―チベッタン・ディアスポラのヒップホップ) 第2部 言論統制下のラッパーたち(中国 模索される「中国の特色あるヒップホップ」 イラン内在的社会批判のアポリア―イラン・ペルシア語ラップの軌跡 キューバ キューバのヒップホップ―アフロキューバ・ラップからトランスボーダー・ラップへ Interlude Back in the 1997 to 99―極私的ヒップホップ・メモワール) 第3部 主張するマイノリティ(タタールスタン 祖なるビートに呼応せよ!―グローバル化時代のタタール・ヒップホップとしたたかな抵抗 サハ 極北の国サハの口琴とラップ アラスカ 抵抗とケア―アラスカのネイティブ・ラッパーAKレベル) 第4部 伝統文化をラップの武器に(ポーランド 先駆者ラッパーと振り返るポーランド・ヒップホップ モンゴル 共起するナショナリズムと社会批判―モンゴル・ラッパーたちの二重意識 インド 成り上がり・フロム・ガリー―How To Be BIG in India Interlude 「外」から「内」へ―町と、日本と出会いなおす旅) 第5部 混淆する文化の中で(インドネシア リッチ・ブライアンを超えろ ブラジル 辺境どころかヒップホップ超大国のブラジル プエルトリコ 抵抗と絡み合うルーツ―「最古の植民地」プエルトリコ) |
著者情報 |
島村 一平 国立民族学博物館人類文明誌研究部教授。文化人類学・モンゴル研究専攻。博士(文学)。早稲田大学法学部卒業後、テレビ番組制作会社に就職。取材で訪れたモンゴルに魅せられ制作会社を退社、モンゴルへ留学する。モンゴル国立大学大学院修士課程修了(民族学専攻)。日本に帰国後、総合研究大学院大学博士後期課程に入学。同大学院を単位取得退学後、国立民族学博物館講師(研究機関研究員)、滋賀県立大学人間文化学部准教授等を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
内容細目表:
-
1 辺境ヒップホップ論
結びつく周縁から辺境のノイズへ
9-48
-
島村一平/著
-
2 パレスチナ・ガザに響くラップ
パレスチナ
51-69
-
山本薫/著
-
3 抵抗歌としてのウクライナ民謡とヒップホップ
マイダン革命から対ロシア戦争へ
71-98
-
赤尾光春/著
-
4 亡命するラッパーたち
二〇二〇年代の「文学裁判」とウクライナ戦争
99-125
-
中野幸男/著
-
5 土地・記憶・言語を行き来するラップ
チベッタン・ディアスポラのヒップホップ
127-156
-
佐藤剛裕/著
-
6 模索される「中国の特色あるヒップホップ」
中国
159-188
-
奈良雅史/著
-
7 内在的社会批判のアポリア
イラン・ペルシア語ラップの軌跡
189-210
-
谷憲一/著
-
8 キューバのヒップホップ
アフロキューバ・ラップからトランスボーダー・ラップへ
211-239
-
安保寛尚/著
-
9 Back in the 1997 to 99
極私的ヒップホップ・メモワール
241-266
-
ダースレイダー/述
-
10 祖なるビートに呼応せよ!
グローバル化時代のタタール・ヒップホップとしたたかな抵抗
269-296
-
櫻間瑞希/著
-
11 極北の国サハの口琴とラップ
サハ
297-318
-
石原三静a.k.a.ヌマバラ山ポール/著
-
12 抵抗とケア
アラスカのネイティブ・ラッパーAKレベル
319-347
-
野口泰弥/著
-
13 先駆者ラッパーと振り返るポーランド・ヒップホップ
ポーランド
351-374
-
平井ナタリア恵美/著
-
14 共起するナショナリズムと社会批判
モンゴル・ラッパーたちの二重意識
375-404
-
島村一平/著
-
15 成り上がり・フロム・ガリー
How To Be BIG in India
405-430
-
軽刈田凡平/著
-
16 「外」から「内」へ
町と、日本と出会いなおす旅
431-458
-
ハンガー/述 矢野原佑史/聞き手
-
17 リッチ・ブライアンを超えろ
インドネシア
461-487
-
金悠進/著
-
18 辺境どころかヒップホップ超大国のブラジル
ブラジル
489-505
-
中原仁/著
-
19 抵抗と絡み合うルーツ
「最古の植民地」プエルトリコ
507-534
-
村本茜/著
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