蔵書情報
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書誌情報サマリ
書名 |
色彩から読み解く「源氏物語」
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著者名 |
江崎泰子/著
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出版者 |
亜紀書房
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出版年月 |
2024.6 |
請求記号 |
91336/00368/ |
資料情報
各蔵書資料に関する詳細情報です。
No. |
所蔵館 |
資料番号 |
資料種別 |
配架場所 |
別置 |
帯出 |
状態 |
1 |
鶴舞 | 0238436091 | 一般和書 | 1階開架 | | | 在庫 |
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書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
請求記号 |
91336/00368/ |
書名 |
色彩から読み解く「源氏物語」 |
著者名 |
江崎泰子/著
|
出版者 |
亜紀書房
|
出版年月 |
2024.6 |
ページ数 |
254p |
大きさ |
19cm |
ISBN |
978-4-7505-1844-2 |
分類 |
91336
|
一般件名 |
源氏物語
色彩
|
個人件名 |
紫式部
|
書誌種別 |
一般和書 |
内容紹介 |
きらびやかな衣装、交わされる文、華やかな年中行事…。色彩に溢れる「源氏物語」。紫式部はそれらの色に、女性たちの喜びや悲しみ、生きづらさを託した。「源氏物語」の色彩に着目し、紫式部が込めた思いや意図を読み解く。 |
書誌・年譜・年表 |
文献:p252〜254 |
タイトルコード |
1002410020985 |
要旨 |
萌黄色、桜色、茜色、菫色、桔梗色…平安時代、貴族たちは衣装を自生の植物で染め上げ、それらをいくえにも重ねて身に纏っていた。その色のコーディネートは「重ね色目」と呼ばれ、桜重ね、紅梅重ね、柳重ね、蟬の羽重ね、紅葉重ね、雪の下重ね…四季折々の美しさに富んだ名を持つ。その様子をもっともよく今に伝えるのが「源氏物語」だ。物語は、登場人物たちのきらびやかな衣装、交わされる文、華やかな年中行事など、色彩に溢れている。女房として宮廷に仕えた紫式部は、確かな観察眼と天才的な色彩感覚で、それらの色に、女性たちの喜びや悲しみ、嫉妬、生きづらさを託している。 |
目次 |
1 『源氏物語』は色彩溢れるビジュアル小説(紫式部は女君たちの衣装の色を意図的に描き分けている 日本の伝統色の約七割は平安時代に作られた ほか) 2 衣装の色が物語る、女君たちの愛と人生(「紫のゆかりの物語」のはじまり 光君に残された空蟬の薄衣はなに色だったか? ほか) 3 王朝文化を生んだ貴族たちの恋愛事情(平安時代は本当に一夫多妻制だった? 待つ女・愛人たちの焦燥と嫉妬 ほか) 4 色で辿る登場人物たちのその後(女君たちのシンボルカラーが勢ぞろいした六条院のイベント 源氏をめぐる女性たちの後半生―明石の上、末摘花、玉鬘… ほか) 5 紫式部からの問いかけは、千年の時を超え(紫式部はなぜ色彩美あふれる物語を書けたのか 紫式部の前半生―孤独な少女からシングルマザー、作家へ ほか) |
著者情報 |
江崎 泰子 長年、編集者として雑誌や単行本の企画・制作に携わった後、1988年、末永蒼生とともに(株)ハート&カラーを設立。色彩心理とアートセラピーの専門講座「色彩学校」の運営や講師を行うかたわら、色彩関係の出版企画、カラーデザインの仕事なども手がける。色彩の中でもとくに日本の伝統色に関心が高く、着物や歌舞伎、浮世絵などの日本文化を色彩を通して研究。平安の色に関しては、染織家・吉岡幸雄、装束研究家で作家・近藤富枝、『源氏物語』研究家・潮崎晴らに師事。『源氏物語』から江戸の流行色まで、色彩心理の視点も交え、その魅力を伝えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
内容細目表:
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