蔵書情報
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書誌情報サマリ
書名 |
台湾、あるいは孤立無援の島の思想 民主主義とナショナリズムのディレンマを越えて
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著者名 |
呉叡人/[著]
駒込武/訳
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出版者 |
みすず書房
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出版年月 |
2021.1 |
請求記号 |
311/00883/ |
資料情報
各蔵書資料に関する詳細情報です。
No. |
所蔵館 |
資料番号 |
資料種別 |
配架場所 |
別置 |
帯出 |
状態 |
1 |
鶴舞 | 0237865944 | 一般和書 | 2階開架 | 人文・社会 | | 在庫 |
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書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
請求記号 |
311/00883/ |
書名 |
台湾、あるいは孤立無援の島の思想 民主主義とナショナリズムのディレンマを越えて |
著者名 |
呉叡人/[著]
駒込武/訳
|
出版者 |
みすず書房
|
出版年月 |
2021.1 |
ページ数 |
4,452p |
大きさ |
20cm |
ISBN |
978-4-622-08974-2 |
分類 |
3112224
|
一般件名 |
政治思想-台湾
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書誌種別 |
一般和書 |
内容紹介 |
構造的に<賎民>であることを強いられてきた台湾。多元・民主・平等に基づくナショナリズムを梃子として、孤立無援の境遇からの脱出を探る。政治学者による20年におよぶ思想的格闘の集成。 |
書誌・年譜・年表 |
戦後台湾政治史関係年表:p432〜434 |
タイトルコード |
1002010083135 |
要旨 |
構造的に“賎民”であることを強いられてきた台湾。多元・民主・平等に基づくナショナリズムを梃子として孤立無援の境遇からの脱出を探る、持続的思索の集成。 |
目次 |
序 幸福な島にて 1 窮境を脱するために―歴史のヴェールをはがす 2 窮境に嵌まりこむ―帝国の狭間で 3‐1 再び、窮境を脱するために―ニーチェ的カント主義者の夢想 3‐2 再び、窮境を脱するために―社会的意志の創造 付録 |
著者情報 |
呉 叡人 1962年、台湾桃園生まれ。台湾大学政治系卒。シカゴ大学政治学博士。現職は中央研究院台湾史研究所副研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 駒込 武 東京都駒込生まれ。東京大学教育学部卒。教育学博士(東京大学)。現職は京都大学大学院教育学研究科教授。専攻は植民地教育史、台湾近現代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
内容細目表:
-
1 序 幸福な島にて
9-11
-
-
2 台湾ポストコロニアル・テーゼ
A Partisan View
14-33
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3 民主化のパラドックスとディレンマ?
台湾ナショナリズム再考
34-57
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4 国家建設、内部植民と冷戦
戦後台湾における国家暴力の歴史的文脈および移行期正義問題の根源
58-74
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5 賤民宣言
あるいは台湾の悲劇の道徳的意義
76-93
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6 比較史、地政学、そして日本において寂寞の内に台湾を研究するという営みについて
ベネディクト・アンダーソンへの応答
94-104
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7 De courage,mon vieux,et encore de courage!
ベネディクト・アンダーソンへの手紙
105-121
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-
8 反記憶政治論
日台関係の再構築にかかわる歴史学主義の観点
126-161
-
-
9 賤民の救済と過去の償い
「村山談話」をめぐる一台湾人の省察
162-197
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10 最も高貴な痛苦
大江健三郎『ヒロシマ・ノート』『沖縄ノート』における日本への郷愁
198-236
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11 道徳の政治的基礎を論ずる
南アフリカと台湾との移行期正義モデルにかかわる初歩的比較
238-254
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12 琉球共和国に捧ぐ
一台湾人による松島泰勝『琉球独立への道』読解
255-278
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13 リリパット人たちの夢
香港ナショナリズムにかかわる思索ノート
279-301
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14 歴史と自由の弁証法
香港における「国民教育科」推進問題をめぐる内省
302-309
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15 ユートピアへの航行
「小国の魂」について
310-319
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16 社会運動、民主主義の再定着、国家統合
市民社会と現代台湾における市民的ナショナリズムの再構築(二〇〇八-一〇年)
322-391
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17 黒潮論
392-419
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