蔵書情報
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資料情報
各蔵書資料に関する詳細情報です。
No. |
所蔵館 |
資料番号 |
資料種別 |
配架場所 |
別置 |
帯出 |
状態 |
1 |
鶴舞 | 0210899175 | 一般和書 | 2階開架 | 人文・社会 | | 在庫 |
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書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
請求記号 |
104/00434/ |
書名 |
原子論の可能性 近現代哲学における古代的思惟の反響 |
著者名 |
田上孝一/編
本郷朝香/編
金澤修/[ほか著]
|
出版者 |
法政大学出版局
|
出版年月 |
2018.11 |
ページ数 |
18,331,3p |
大きさ |
22cm |
ISBN |
978-4-588-15096-8 |
分類 |
104
|
一般件名 |
哲学
原子
|
書誌種別 |
一般和書 |
内容紹介 |
原子論とはどのようなものであり、それは現代においていかなる理論的意義を有するのか。古代から現代まで原子論を論じた主要な論者や、原子論をめぐる重要な論点を取上げた研究論文を集成し探求する。 |
タイトルコード |
1001810070245 |
要旨 |
原子論とは、世界がそれ以上分割できない最小単位、原子(アトム)から構成されているとする説である。古代ギリシアのデモクリストらに始まり、エピクロスやルクレティウスが提唱したこの世界観は、ガッサンディからヒューム、ライプニッツ、マルクスなどによる哲学的改訂を経て、現代科学にまで息づいている。明治日本における受容史や現代物理学の視点をも展望する、本邦初、全11章の包括的論集。 |
目次 |
第1章 古代原子論―デモクリトスとエピクロス、二つの原子論の差異をめぐって(金澤修) 第2章 ピエール・ガッサンディの原子論―エピクロス主義、キリスト教、新科学(坂本邦暢) 第3章 ジョン・ロックと近代粒子説―近現代の存在論、認識論への影響(青木滋之) 第4章 ライプニッツと原子論―“アトム”から“モナド”へ(池田真治) 第5章 ヒューム『対話』のエピクロス的宇宙論―古代原子論とダーウィン主義の間(木島泰三) 第6章 コペルニクス的転回と原子論―カントのライプニッツ受容と批判(小谷英生) 第7章 マルクスの原子論―現実の理想からの疎外(田上孝一) 第8章 ニーチェと原子論―不可分な自己から可分的な自己へ(本郷朝香) 第9章 ハイデガーと古代原子論―古代原子論の現象学的解釈の試み(武井徹也) 第10章 明治期における実在論の系譜と原子論―「一即多」の哲学の展開(白井雅人) 第11章 素粒子と米粒の自己同一性―量子力学的対象と粒子概念(東克明) |
著者情報 |
田上 孝一 1967年生。立正大学人文科学研究所研究員、立正大学非常勤講師。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 本郷 朝香 1972年生。立教大学非常勤講師。博士(人文科学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
内容細目表:
-
1 古代原子論
デモクリトスとエピクロス、二つの原子論の差異をめぐって
3-58
-
金澤 修/著
-
2 ピエール・ガッサンディの原子論
エピクロス主義、キリスト教、新科学
59-81
-
坂本 邦暢/著
-
3 ジョン・ロックと近代粒子説
近現代の存在論、認識論への影響
83-110
-
青木 滋之/著
-
4 ライプニッツと原子論
<アトム>から<モナド>へ
111-152
-
池田 真治/著
-
5 ヒューム『対話』のエピクロス的宇宙論
古代原子論とダーウィン主義の間
153-179
-
木島 泰三/著
-
6 コペルニクス的転回と原子論
カントのライプニッツ受容と批判
181-200
-
小谷 英生/著
-
7 マルクスの原子論
現実の理想からの疎外
201-223
-
田上 孝一/著
-
8 ニーチェと原子論
不可分な自己から可分的な自己へ
225-254
-
本郷 朝香/著
-
9 ハイデガーと古代原子論
古代原子論の現象学的解釈の試み
255-286
-
武井 徹也/著
-
10 明治期における実在論の系譜と原子論
「一即多」の哲学の展開
287-309
-
白井 雅人/著
-
11 素粒子と米粒の自己同一性
量子力学的対象と粒子概念
311-331
-
東 克明/著
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