蔵書情報
この資料の蔵書に関する統計情報です。現在の所蔵数 在庫数 予約数などを確認できます。
書誌情報サマリ
書名 |
遥かなる美の国 泰淳論
|
著者名 |
川西政明/著
|
出版者 |
福武書店
|
出版年月 |
1987 |
請求記号 |
N910268/00529/ |
資料情報
各蔵書資料に関する詳細情報です。
No. |
所蔵館 |
資料番号 |
資料種別 |
配架場所 |
別置 |
帯出 |
状態 |
1 |
鶴舞 | 0230642670 | 一般和書 | 2階書庫 | | | 在庫 |
関連資料
この資料に関連する資料を 同じ著者 出版年 分類 件名 受賞などの切り口でご紹介します。
書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
請求記号 |
N910268/00529/ |
書名 |
遥かなる美の国 泰淳論 |
著者名 |
川西政明/著
|
出版者 |
福武書店
|
出版年月 |
1987 |
ページ数 |
250p |
大きさ |
20cm |
ISBN |
4-8288-2231-3 |
分類 |
910268
|
個人件名 |
武田泰淳
|
書誌種別 |
一般和書 |
タイトルコード |
1009410009068 |
要旨 |
阪神大震災、9・11以後も新たに林立しつづける超高層。私たちはいま一度、根底的に住むことを問わなければならない。『乱歩と東京』『うわさの遠近法』『群衆』の著者による縦横無尽の建築原論。 |
目次 |
ちいさな緑のお家の中に、ちいさな金色のお家がひとつ。 「だァれがころした、こまどりのおすを」「そォれはわたしよ」すずめがこういった。 いきなりばんばら薮へとびこむと、眼玉がポンポンひんむけた。 ふたりの間中を、ちょとごらん、お皿はすべすべなめてある。 ねこがもうします。「お天気はどうでしょね」 ねてもねられずおおよわり、頭の髪毛もめっちゃくちゃ。 大きな木をきり、大きなその海にどしんとたおしたら、 おまけに、こっぴどくひっぱたき、ねろちゅば、ねろちゅば、このちびら。 もそっとおわんがしっかりさえしてりゃ、ここらでこの歌もきれやしまい。 一切空ちゅうおばあさんがどこかしらにござった。 むしゃむしゃ、がぶがぶ、ぐずりばば、ぶつぶつぶつぶつまだやめぬ。 さあきた、手燭がお床へおもあえをてらしにきた。さあきた、首切り役人がおまえのそっ首ちょんぎりに。 石だけぽっつりのォこった。たったひとりのォこった。ファ、ラ、ラ、ラ、ラルド。 それでも、どの面がいちばんおすきか、やっぱり御本人でおいいやれぬ。 お釘がへれば、蹄鉄うせる。 |
著者情報 |
松山 巌 1945年、東京に生まれる。東京芸術大学美術学部建築科卒業。作家、評論家。評論・エッセイ『乱歩と東京―1920都市の貌』(PARCO出版1984、ちくま学芸文庫1994、双葉文庫1999/日本推理作家協会賞)『うわさの遠近法』(青土社1993、講談社学術文庫1997、ちくま学芸文庫2003/サントリー学芸賞)『群衆―機械のなかの難民』(読売新聞社1996/読売文学賞)、小説『闇のなかの石』(文芸春秋1995/伊藤整文学賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
内容細目表:
前のページへ