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資料情報
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| No. |
所蔵館 |
資料番号 |
資料種別 |
配架場所 |
別置 |
帯出 |
状態 |
| 1 |
鶴舞 | 2011410095 | 6版和書 | 2階書庫 | | 禁帯出 | 在庫 |
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| 要旨 |
「生き生きした現在」とは、フッサールの現象学の最終的な到達点である。それは、流れつつ立ちとどまる、時間の根源的なあり方である。本書は、フッサールの分析を跡づけながら、この原初的な出来事のうちに含まれる問題性を明らかにする。このことを通じて本書は、事象に即しつつ、フッサールを乗り越えてゆく。読者に時間という事象の問題性をともに考察することをうながし、同時に、現象学的思惟の新たな可能性を拓こうとする優れた研究である。 |
| 目次 |
第1部 世界経験の静態的および発生的な原様態としての現在化(研究の最初の問題圏への拡大 知覚現在のさしあたって呈示可能な諸構造 知覚世界の原構成としての現在化 未来予持 ノエマ的時間化とノエシス的時間化との区別 遍時間性の構成) 第2部 自我の生動性の原態様としての生き生きした現在(研究の第二の問題圏への導入 徹底した還元 自己現在化と自己構成 生き生きした現在の謎 遍時間的な〈とどまる今〉としての立ちとどまる機能現在 生き生きした現在の謎を〈立ちとどまること〉と〈流れること〉の統一という謎へと導き帰すこと) 第3部 匿名的な〈とどまる今〉への遡行の試み(問題設定 「絶対的事実」としての機能現在 共現在と自己現在との類比 「私は作動する」における自己共同化 自己共同化と目的論) 文献目録 フッセリアーナ対照表 |
内容細目表:
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