蔵書情報
この資料の蔵書に関する統計情報です。現在の所蔵数 在庫数 予約数などを確認できます。
資料情報
各蔵書資料に関する詳細情報です。
No. |
所蔵館 |
資料番号 |
資料種別 |
配架場所 |
別置 |
帯出 |
状態 |
1 |
鶴舞 | 0238133607 | 一般和書 | 2階開架 | 文学・芸術 | | 在庫 |
関連資料
この資料に関連する資料を 同じ著者 出版年 分類 件名 受賞などの切り口でご紹介します。
和田敦彦 須山智裕 加藤優 田中祐介 中野綾子 河内聡子 大岡響子 宮路大朗 康潤伊
書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
請求記号 |
910268/02956/ |
書名 |
職業作家の生活と出版環境 日記資料から研究方法を拓く |
並列書名 |
A Pronovelist's Life in Media Transition:New Perspectives on Modern Literary Studies Based on the Author's Diaries |
著者名 |
和田敦彦/編
須山智裕/[著]
加藤優/[著]
|
出版者 |
文学通信
|
出版年月 |
2022.6 |
ページ数 |
281p |
大きさ |
21cm |
ISBN |
978-4-909658-82-1 |
分類 |
910268
|
個人件名 |
榛葉英治
|
書誌種別 |
一般和書 |
内容紹介 |
日記資料を文学研究に活用していく手法やその可能性を検討。榛葉英治の日記を取り上げ、流行や出版環境、経済状況といった「不純な」要因と関係し合ったものとして、作家や小説の価値、小説を書くという営みをとらえる。 |
タイトルコード |
1002210020187 |
要旨 |
流行や出版環境、経済状況といったいわば「不純な」要因と関係し合ったものとして作家や小説の価値をとらえる。日記から広がる新しい研究。メディア、金銭収支、人脈、雑誌、癌、飲酒、時事問題―半世紀にわたる日記から見た小説を書くという営み。 |
目次 |
第1部 論考編―作家とメディア環境(作家とカストリ雑誌のせめぎ合い カストリ雑誌に消費された純文芸作家―榛葉初期作品における「性」と肉体 モデル小説の権利問題と影響力 モデル小説の応酬とその批評性―榛葉英治『誘惑者』と四条寒一「縄の帯」 戦後の文芸メディア変動の力学 純文学を志向する中間小説作家・榛葉英治―文芸メディア変動期における自己像の模索とその帰結 文学と映画の関わり 一九六〇年映画と文学のすれ違う共闘―榛葉英治『乾いた湖』の映画化による改変をめぐって 戦争の記憶とその継承 作家が描いた引揚げ体験と南京大虐殺事件―『城壁』との関わりから ほか) 第2部 データ編―日記資料から何がわかるか(日記への関わり方―日記のなかに書かれた「日記」の記録 作家の経済活動―金銭収支の記録 文壇グループの動態―人脈の記録 雑誌メディアへの言及の変遷―雑誌に関する記録 「癌」という病―癌に関する記録 ほか) |
内容細目表:
-
1 カストリ雑誌に消費された純文芸作家
榛葉初期作品における「性」と肉体
23-42
-
須山智裕/著
-
2 モデル小説の応酬とその批評性
榛葉英治『誘惑者』と四条寒一「縄の帯」
43-64
-
加藤優/著
-
3 純文学を志向する中間小説作家・榛葉英治
文芸メディア変動期における自己像の模索とその帰結
65-86
-
田中祐介/著
-
4 一九六〇年映画と文学のすれ違う共闘
榛葉英治『乾いた湖』の映画化による改変をめぐって
87-107
-
中野綾子/著
-
5 作家が描いた引揚げ体験と南京大虐殺事件
『城壁』との関わりから
109-128
-
和田敦彦/著
-
6 作家はなぜ「釣り」を書くのか
榛葉英治『釣魚礼賛』を起点に
129-149
-
河内聡子/著
-
7 引揚げ作家の満洲経験を紐とく
人生から引き剝がせない記憶
150-153
-
大岡響子/著
-
8 データ編
日記資料から何がわかるか
155-264
-
-
9 日記と自伝の間
日記に基づいて生成される自伝
265-268
-
河内聡子/著
前のページへ