蔵書情報
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書誌情報サマリ
書名 |
源氏物語を開く 専門を異にする国文学研究者による論考54編
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著者名 |
久保朝孝/編
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出版者 |
武蔵野書院
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出版年月 |
2021.3 |
請求記号 |
91336/00310/ |
資料情報
各蔵書資料に関する詳細情報です。
No. |
所蔵館 |
資料番号 |
資料種別 |
配架場所 |
別置 |
帯出 |
状態 |
1 |
鶴舞 | 0210932679 | 一般和書 | 2階開架 | 文学・芸術 | | 在庫 |
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書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
請求記号 |
91336/00310/ |
書名 |
源氏物語を開く 専門を異にする国文学研究者による論考54編 |
著者名 |
久保朝孝/編
|
出版者 |
武蔵野書院
|
出版年月 |
2021.3 |
ページ数 |
14,705p |
大きさ |
22cm |
ISBN |
978-4-8386-0746-4 |
分類 |
91336
|
一般件名 |
源氏物語
|
個人件名 |
紫式部
|
書誌種別 |
一般和書 |
内容紹介 |
専攻する時代・分野を超えた、専門を異にする国文学研究者による多種多様多彩な「源氏物語」論。54人の研究者が、桐壺から夢浮橋まで「源氏物語」の各巻をそれぞれ論じる。 |
タイトルコード |
1002110004949 |
内容細目表:
-
1 「人情」は<近代>のものか?
明治期における『源氏物語』受容と坪内逍遙『小説神髄』
1-13
-
大橋崇行/著
-
2 「帚木」における神話的構造
歌の男と歌の女
15-27
-
猪股ときわ/著
-
3 近松門左衛門作『大経師昔暦』考
空蟬と玉との共通性に着目して見えてくるもの
29-40
-
黒石陽子/著
-
4 源氏十七歳の秋
交錯する前奏曲と通奏低音
41-54
-
近本謙介/著
-
5 行為・出来事の複数性と複合的な話法
重層性・両義性を読む
55-65
-
西田谷洋/著
-
6 「末摘花」巻にみる換喩的性質について
異形の姫をとりまく「心もとなき」空間と時間
67-76
-
寺島徹/著
-
7 芸能的視点による分析と考察
舞楽・管弦・催馬楽の描写意図と喜劇的展開
77-88
-
林和利/著
-
8 源氏物語のわかりやすい授業作りを目指して
教材研究および授業展開の視点から
89-99
-
梅藤仁志/著
-
9 車争いにみる主体性
供人たちの位相と物の怪
101-110
-
吉田竜也/著
-
10 岩佐又兵衛の源氏絵と絵巻
『源氏物語』受容と享受の一様相
111-123
-
深谷大/著
-
11 「花散里」から考える江戸の源氏受容
『偐紫田舎源氏』の成功
125-137
-
津田眞弓/著
-
12 須磨の海
院政期から須磨巻を読む
139-150
-
菅野扶美/著
-
13 映画の中の明石の君
武智鉄二「源氏物語」論
151-163
-
中村ともえ/著
-
14 溺れたい人/溺れたくない人
澪標・物語行為としての水先案内
165-179
-
永井聖剛/著
-
15 リーチ&ショートによってアイロニーを取り出す
談話分析で読む「蓬生」巻
181-193
-
木股知史/著
-
16 さらば青年の日の幻影
欠如から充足へむかう<空蟬物語>
195-206
-
高木信/著
-
17 「かの浦々の巻」の帰趨
藤壺の判歌と光源氏流離譚の終熄
207-217
-
太田真理/著
-
18 円地文子『女面』と明石一族の物語
シスターフッドへの想像力
219-228
-
鈴木直子/著
-
19 上田秋成と「薄雲」巻
詠源氏物語和歌・源氏物語評論・春秋優劣論
229-240
-
近衞典子/著
-
20 朝顔の姫君とその物語の造形
「朝顔」の由来・「ねびまさる」女君・「ほほゆがむ」
241-251
-
高松寿夫/著
-
21 「つくまのの紫」と「つくまえのみくり」
古今和歌六帖歌をめぐって
253-264
-
新沢典子/著
-
22 ハーレム六条院の完成とその崩壊の予感
瑠璃と玉鬘、二つの名を持つ姫君の物語
265-280
-
尾形明子/著
-
23 山東京伝の読本『絵本梅花氷裂』と『源氏物語』
女性の表象と後妻打ちをめぐって
281-294
-
山名順子/著
-
24 「胡蝶」における庭園と光源氏のセクシュアリティについて
感性と美学、ビオスとゾーエー
295-307
-
水川敬章/著
-
25 蛍の光は何を照らし出したか
語りの批評性と玉鬘の物語(論)
309-319
-
安西晋二/著
-
26 近江の君
その登場の背景と影響をめぐって
321-332
-
徳竹由明/著
-
27 柏木の和琴、玉鬘の和琴
篝火巻における司馬相如伝の典拠を起点に
333-348
-
山本大介/著
-
28 「あくがる」の訳をめぐる一考察
円地文子訳の深層としての六条御息所
349-361
-
増田祐希/著
-
29 現代文学としての源氏物語
玉鬘・末摘花・近江の君のストーリー
363-375
-
都築春彦/著
-
30 光源氏と夕霧
父と息子の対決
377-388
-
佐藤綾佳/著
-
31 「心もてあらぬ」結婚と玉鬘の<場所>
六条院、鬚黒家
389-400
-
二瓶浩明/著
-
32 アクティブ・ラーニングを取り入れた源氏物語の授業構想
薫物合わせ、贈答歌の体験を通した主体的な学び
401-410
-
小塩卓哉/著
-
33 近世版本の挿絵に描かれた「藤裏葉」巻
巻を象徴する図様
411-424
-
菊池庸介/著
-
34 『若菜上』を読む
方法論の視座から
425-437
-
柳瀬善治/著
-
35 やんごとなき人々の葛藤
女房革命が暴くもの
439-448
-
篠崎美生子/著
-
36 柏木と女三の宮の贈答
歌の論理と散文の論理
449-459
-
大浦誠士/著
-
37 『源氏物語』と『伊勢物語』二十三段
雲居雁をめぐって
461-469
-
高野奈未/著
-
38 「おなじ」ものと「かはれる」もの
鈴虫巻を流れる時間
471-479
-
坂堅太/著
-
39 猿楽的世界の魅力
夕霧の恋の喜劇性
481-493
-
植木朝子/著
-
40 高校生と御法巻を全部読む
興味・関心を高める授業づくりの提案
495-504
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小崎早苗/著
-
41 光源氏と世之介
「幻」巻と西鶴『好色一代男』最終章の比較から
505-518
-
佐伯孝弘/著
-
42 第二世代から第三世代へ
「伏線」と「照応」の視点から
519-531
-
光延真哉/著
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43 「さかしら」がる紅梅と真木柱
桐壺帝の孫娘を求める匂宮との関係
533-544
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高橋広満/著
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44 草子地と語り手/書き手の戦略
与謝野源氏と谷崎源氏の比較を通して
545-558
-
吉田司雄/著
-
45 中世人は「橋姫」をどう読んだのか
伊行・定家を勝手に越えていった素寂・範政・兼良の源氏学
559-574
-
前田雅之/著
-
46 椎の木が想起させるもの
歌・物語・俳諧をつないで
575-590
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早川由美/著
-
47 零度のコミュニケーション
枯れ行く大君・人形を愛する薫
591-601
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田中貴子/著
-
48 早蕨巻の時間意識
回帰する時間・直進する時間
603-614
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木下華子/著
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49 光源氏と薫
「聖」と「俗」の引力
615-627
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長浜拓磨/著
-
50 <うすらぼんやり姫>浮舟の物語始動
『源氏物語』の女君たちの<人形>か?
629-639
-
高田晴美/著
-
51 浮舟の憂悶
死へ向かうおんな
641-652
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影山尚之/著
-
52 薫の喪
<他者>への哀惜の帰趨するところ
653-664
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竹内瑞穂/著
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53 終焉の予感
周縁ゆえの内面の自律
665-675
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高橋龍夫/著
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54 『源氏物語』の終わりかた
認知バイアスの分析から
677-692
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野中哲照/著
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