蔵書情報
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資料情報
各蔵書資料に関する詳細情報です。
No. |
所蔵館 |
資料番号 |
資料種別 |
配架場所 |
別置 |
帯出 |
状態 |
1 |
鶴舞 | 0237781554 | 一般和書 | 1階開架 | | | 在庫 |
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書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
請求記号 |
368/01627/ |
書名 |
性暴力被害を聴く 「慰安婦」から現代の性搾取へ |
著者名 |
金富子/編
小野沢あかね/編
|
出版者 |
岩波書店
|
出版年月 |
2020.9 |
ページ数 |
7,274p |
大きさ |
19cm |
ISBN |
978-4-00-061382-8 |
分類 |
3684
|
一般件名 |
売春問題
性犯罪
慰安婦
|
書誌種別 |
一般和書 |
内容紹介 |
韓国での「慰安婦」証言聴き取りにおける「問うから聴くへ」の画期的転換は歴史研究に大きな意義をもたらした。日本のノンフィクションの書き手による先駆的な試み、現代の性搾取の現場の声から「聴く」ことの意味を問う。 |
タイトルコード |
1002010051919 |
要旨 |
性暴力を「語る」という行為は、被害者の心身に何をもたらすのか。その苦痛と困難を乗り越えるには、語り手の自主性を尊重し、主導権を委ねる聴き手の存在が不可欠なのだ。韓国での「慰安婦」サバイバーの聴き取りにおける「問うから聴くへ」の画期的転換は歴史研究に大きな意義をもたらした。さらに、日本のノンフィクションの書き手による先駆的な試み、そして現代の性搾取の現場の声から「聴く」ことの意味を問う。 |
目次 |
「問うから聴くへ」、そして「慰安婦」から現代の性搾取へ 第1部 韓国ではどう聴いてきたか(証言者中心主義とは何か―日本軍「慰安婦」被害者の証言研究の方法論とその意味 韓国の基地村女性の経験を聴く―フェミニズム・オーラル・ライフ・ヒストリーの挑戦) 第2部 日本ではどう聴いてきたか(語るにまかせて 語れない記憶を聴く―「慰安婦」サバイバーの語り 聞く歴史のなかで 川田文子『赤瓦の家』を受けとめる AV性暴力被害を聴く―語り出した被害者と聴く者の責任) 第3部 「聴くこと」を阻むもの/「聴くこと」が切り拓く未来(日本社会で「慰安婦」被害を「聴くこと」の不可能性と可能性―ポスト・サバイバー時代に被害証言を未来へ受け渡すために 阻まれた声を通して性暴力を再考する―黒川遺族会の実践から “沈黙の証言”を聴く―沖縄の「集団自決」と軍隊の性暴力 「慰安婦」問題と現代の性搾取―「なかったこと」にさせない) |
著者情報 |
金 富子 東京外国語大学大学院総合国際学研究院教授、「戦争と女性への暴力」リサーチ・アクションセンター(VAWW RAC)共同代表。ジェンダー論・植民地朝鮮ジェンダー史・現代韓国性売買研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 小野沢 あかね 立教大学文学部史学科教授、「戦争と女性への暴力」リサーチ・アクションセンター(VAWW RAC)運営委員。日本近現代史・女性史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
内容細目表:
-
1 「問うから聴くへ」、そして「慰安婦」から現代の性搾取へ
1-20
-
小野沢あかね/著
-
2 証言者中心主義とは何か
日本軍「慰安婦」被害者の証言研究の方法論とその意味
23-59
-
梁鉉娥/著 金富子/訳
-
3 韓国の基地村女性の経験を聴く
フェミニズム・オーラル・ライフ・ヒストリーの挑戦
61-96
-
李娜榮/著 古橋綾/訳
-
4 語るにまかせて
99-120
-
川田文子/著
-
5 語れない記憶を聴く
「慰安婦」サバイバーの語り
121-142
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梁澄子/著
-
6 聞く歴史のなかで川田文子『赤瓦の家』を受けとめる
143-165
-
大門正克/著
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7 AV性暴力被害を聴く
語り出した被害者と聴く者の責任
167-186
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宮本節子/著
-
8 日本社会で「慰安婦」被害を「聴くこと」の不可能性と可能性
ポスト・サバイバー時代に被害証言を未来へ受け渡すために
189-209
-
金富子/著
-
9 阻まれた声を通して性暴力を再考する
黒川遺族会の実践から
211-229
-
山本めゆ/著
-
10 “沈黙の証言”を聴く
沖縄の「集団自決」と軍隊の性暴力
231-247
-
宮城晴美/著
-
11 「慰安婦」問題と現代の性搾取
「なかったこと」にさせない
249-269
-
仁藤夢乃/著
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