蔵書情報
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資料情報
各蔵書資料に関する詳細情報です。
No. |
所蔵館 |
資料番号 |
資料種別 |
配架場所 |
別置 |
帯出 |
状態 |
1 |
鶴舞 | 0210933859 | 一般和書 | 2階開架 | 人文・社会 | | 在庫 |
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書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
請求記号 |
3198/00576/ |
書名 |
なぜ戦争体験を継承するのか ポスト体験時代の歴史実践 |
著者名 |
蘭信三/編
小倉康嗣/編
今野日出晴/編
|
出版者 |
みずき書林
|
出版年月 |
2021.2 |
ページ数 |
503p |
大きさ |
21cm |
ISBN |
978-4-909710-14-7 |
分類 |
3198
|
一般件名 |
戦争
平和
博物館
|
書誌種別 |
一般和書 |
内容紹介 |
戦後75年以上が経過し、<あの戦争>を体験した世代がいなくなりつつある。体験者のいない世界で、歴史記憶の継承はどのようにして可能なのか。最新の研究と平和博物館の取り組みから、未来のための根源的な問いにせまる。 |
書誌・年譜・年表 |
文献:p433〜459 平和博物館関係研究文献リスト(二〇〇九-二〇一九) 福島在行編:p460〜486 |
タイトルコード |
1002010093184 |
要旨 |
20世紀以降、芸術概念は溶解し、定義や可能性を拡張した新しい潮流が続々と生まれている。アーティストは、差別や貧困のような現実、震災などの破局的出来事とどう格闘しているのか。美術は現代をいかに映し、何を投げかけたか。本書は難解と思われがちな現代美術を、特に第二次世界大戦後の社会との関わりから解説、意義づける。世界中の多くの作家による立体、映像、パフォーマンスなど様々な作品で紡ぐ、現代アート入門。 |
目次 |
前史―社会的芸術運動の萌芽 第1部 欧米編(拡大された芸術の概念―一九六〇年代〜八〇年代 芸術における関係性をめぐって―一九九〇年代〜現在) 第2部 日本編(ひしめき合う前衛美術―一九六〇年代〜八〇年代 「大きな物語の終焉」後の芸術―一九九〇年代〜現在) 第3部 トランスナショナルな美術史(越境する芸術―戦後ブリティッシュ・ブラック・アート 脱帝国の技法―東アジア現代美術と植民地主義の遺産) 美術と戦争―豊かな可能性の裏面として |
著者情報 |
山本 浩貴 1986年千葉県生まれ。2010年一橋大学社会学部卒業。2018年ロンドン芸術大学博士課程修了(PhD)。2013年から2018年までロンドン芸術大学TrAIN研究センターに博士研究員として在籍。韓国・光州のアジア・カルチャー・センター(ACC)でのリサーチ・フェローを経て、現在は香港理工大学デザイン学部ポストドクトラル・フェロー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
内容細目表:
-
1 課題としての<ポスト戦争体験の時代>
7-41
-
蘭信三/著
-
2 継承とはなにか
広島市立基町高校「原爆の絵」の取り組みから
45-105
-
小倉康嗣/著
-
3 開いた傷口に向き合う
アウシュヴィッツと犠牲者ナショナリズム
107-134
-
田中雅一/著
-
4 戦友会の質的変容と世代交代
戦場体験の継承をめぐる葛藤と可能性
135-162
-
遠藤美幸/著
-
5 創作特攻文学の想像力
特攻体験者はどう描かれてきたか
163-193
-
井上義和/著
-
6 戦争体験の聞き取りにおけるトラウマ記憶の扱い
195-226
-
森茂起/著
-
7 戦争を<体験>するということ
227-244
-
人見佐知子/著
-
8 平和博物館は何を目指してきたか
「私たち」の現在地を探るための一作業
247-267
-
福島在行/著
-
9 英霊を祀る
遊就館(靖国神社)
268-277
-
山本晶子/著
-
10 体験的継承から対話的継承へ
長崎原爆資料館
278-287
-
深谷直弘/著
-
11 原爆の災禍から何を学ぶのか
広島平和記念資料館
288-297
-
根本雅也/著
-
12 核の記憶とともに
第五福竜丸展示館
298-309
-
市田真理/著
-
13 地域からみる、観光が拡げる
知覧特攻平和会館、大刀洗平和記念館、人吉海軍航空基地資料館
310-324
-
清水亮/著
-
14 ともに働くという継承
ひめゆり平和祈念資料館
325-337
-
仲田晃子/著
-
15 「平和と民主主義」のもとに
立命館大学国際平和ミュージアム
338-346
-
兼清順子/著
-
16 <国民>の<労苦>
昭和館、しょうけい館
347-354
-
中村江里/著
-
17 体験者でもわからないものとして空襲を捉え直す
東京大空襲・戦災資料センター、戦争と平和の資料館ピースあいち
355-363
-
木村豊/著
-
18 「慰安婦」被害者と出会い、正義を求め行動する拠点
アクティブ・ミュージアム「女たちの戦争と平和資料館」(wam)
364-372
-
木下直子/著
-
19 過去と対話する下伊那の歴史実践
満蒙開拓平和記念館
373-381
-
山本めゆ/著
-
20 平和博物館研究をより深く学ぶために
383-400
-
福島在行/著
-
21 「戦争体験」、トラウマ、そして、平和博物館の「亡霊」
401-432
-
今野日出晴/著
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