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書誌情報サマリ

書名

ローベルト・ヴァルザー作品集 1  タンナー兄弟姉妹

著者名 ローベルト・ヴァルザー/著 新本史斉/訳 F.ヒンターエーダー=エムデ/訳
出版者 鳥影社・ロゴス企画
出版年月 2010.7
請求記号 948/00012/1


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No. 所蔵館 資料番号 資料種別 配架場所 別置 帯出 状態
1 鶴舞0235647880一般和書2階開架文学・芸術在庫 

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書誌詳細

この資料の書誌詳細情報です。

請求記号 948/00012/1
書名 ローベルト・ヴァルザー作品集 1  タンナー兄弟姉妹
著者名 ローベルト・ヴァルザー/著   新本史斉/訳   F.ヒンターエーダー=エムデ/訳
出版者 鳥影社・ロゴス企画
出版年月 2010.7
ページ数 381p
大きさ 20cm
巻書名 タンナー兄弟姉妹
ISBN 978-4-86265-251-5
原書名 Geschwister Tanner
分類 94878
書誌種別 一般和書
内容紹介 今日のヨーロッパ文学において古典的存在とされるスイスの散文作家、ローベルト・ヴァルザーの長編小説と散文小品を集成。1には、「タンナー兄弟姉妹」を収録。
タイトルコード 1001010043402

要旨 作者が文章的に仕掛けた、読者の認識の錯誤を利用し、読後の衝撃を大きくする、“叙述トリック”というテクニック。アガサ・クリスティー『アクロイド殺し』を筆頭に、探偵小説において何度となく使われてきたこのテクニックに焦点をあて、探偵小説における叙述トリックの必然性を描きだす。「本格ミステリ評論」を題材に行なった巽昌章、法月綸太郎との公開鼎談も収録した、十年にわたって雑誌連載し、三十回分ずつ単行本化されてきた評論の掉尾を飾る一冊。
目次 はじめに―第三の波の精神史
1 第三の波/最後の定点観測
2 言い落としと近代小説の亀裂
3 探偵小説と詭計的な語り
4 叙述トリックと探偵小説の無底性
5 戦後探偵小説と叙述トリック
鼎談 探偵小説批評の10年(笠井潔
巽昌章
法月綸太郎)
著者情報 笠井 潔
 1948年東京生まれ。79年にデビュー作『バイバイ、エンジェル』で第6回角川小説賞を受賞。以降『サマー・アポカリプス』『薔薇の女』他、矢吹駆を主人公としたシリーズなど数多くの小説を発表する傍ら、精力的な評論活動を展開。98年『本格ミステリの現在』編纂で第51回日本推理作家協会賞受賞。2003年の第3回本格ミステリ大賞では『オイディプス症候群』で小説部門を、『探偵小説論序説』で評論・研究部門をダブル受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


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