蔵書情報
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資料情報
各蔵書資料に関する詳細情報です。
No. |
所蔵館 |
資料番号 |
資料種別 |
配架場所 |
別置 |
帯出 |
状態 |
1 |
鶴舞 | 0210966685 | 一般和書 | 2階開架 | 人文・社会 | | 在庫 |
関連資料
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書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
請求記号 |
002/00573/ |
書名 |
<学知史>から近現代を問い直す |
著者名 |
田中聡/編
斎藤英喜/編
山下久夫/編
|
出版者 |
有志舎
|
出版年月 |
2024.3 |
ページ数 |
4,423,3p |
大きさ |
22cm |
ISBN |
978-4-908672-73-6 |
分類 |
002
|
一般件名 |
人文科学-歴史
|
書誌種別 |
一般和書 |
内容紹介 |
歴史学、国文学、民俗学、神話学、思想史研究などの枠組みを超え、現代という閉ざされた時代の現実と、人文学研究の閉塞状況を打ち破る方向を見通す試み。関連する主要文献年表も収録する。 |
書誌・年譜・年表 |
本書に関連する主要文献年表:p402〜423 |
タイトルコード |
1002310095995 |
要旨 |
歴史学、国文学、民俗学、神話学、思想史研究などの枠組みを超え、現代という閉ざされた時代の現実と、人文学研究の閉塞状況をともに打ち破る方向を見通す試み。 |
目次 |
第1部 大正デモクラシー期〜一九四五年(「日本ファシズム」と天皇霊・ミコトモチ論―丸山真男、橋川文三、そして折口信夫 一九二〇年代における国体論者間の知的交流について―井上哲次郎・筧克彦・上杉慎吉 学知としての「帝国の歴史学」―近代史学史の再検討のために 山口麻太郎の一国民俗学批判とその背景―一九三〇年代の地域・地域性概念の在り処を手がかりに 戦時下の『源氏物語』から見る国策と学問―「学知」は誰のものか アジア・太平洋戦争期の山崎闇斎研究―平泉澄と阿部吉雄) 第2部 占領期〜一九五〇年代(尾藤正英と「民族の文化について」 歴史学の境界を揺さぶる実践―国民的歴史学運動が目指したもの 「伝統芸術の会」と民俗芸能―一九五〇年代の隠れた文脈 「民衆宗教」言説と気まずい隣人たち―創価学会の場所) 第3部 高度経済成長期〜一九七〇年代(六〇年安保と知識人―「大衆」をめぐる認識の布置 「民族」概念をめぐる学知の転換点―「人民」概念との関係を軸として 網野善彦と桜井好朗の学知史―一九七〇年代中世史研究の一面 ポスト全共闘の学知としてのオカルト史研究―武田崇元から吉永進一へ) 第4部 戦前〜戦後を通した学知の変容と対話(「文献学者宣長」像をめぐる国学の学知史―芳賀矢一・村岡典嗣・西郷信綱・子安宣邦・百川敬仁 英雄時代論にみる文学と歴史―西郷信綱と石母田正 「共同体」からの抵抗―山下欣一の初期論文を読む 「アイヌ文化期」概念の形成と展開―近代日本の学知と「アイヌ」史 縄文の「発見」と神話学) |
著者情報 |
田中 聡 1964年生まれ。立命館大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 斎藤 英喜 1955年生まれ。佛教大学歴史学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 山下 久夫 1948年生まれ。金沢学院大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 星 優也 1991年生まれ。池坊短期大学専任講師・華道文化研究所研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
内容細目表:
-
1 「日本ファシズム」と天皇霊・ミコトモチ論
丸山真男、橋川文三、そして折口信夫
22-43
-
斎藤英喜/著
-
2 一九二〇年代における国体論者間の知的交流について
井上哲次郎・筧克彦・上杉慎吉
44-62
-
西田彰一/著
-
3 学知としての「帝国の歴史学」
近代史学史の再検討のために
63-82
-
沈煕燦/著
-
4 山口麻太郎の一国民俗学批判とその背景
一九三〇年代の地域・地域性概念の在り処を手がかりに
83-101
-
中野洋平/著
-
5 戦時下の『源氏物語』から見る国策と学問
「学知」は誰のものか
102-121
-
藤巻和宏/著
-
6 アジア・太平洋戦争期の山崎闇斎研究
平泉澄と阿部吉雄
122-139
-
松川雅信/著
-
7 尾藤正英と「民族の文化について」
142-163
-
三ツ松誠/著
-
8 歴史学の境界を揺さぶる実践
国民的歴史学運動が目指したもの
164-183
-
高田雅士/著
-
9 「伝統芸術の会」と民俗芸能
一九五〇年代の隠れた文脈
184-202
-
黛友明/著
-
10 「民衆宗教」言説と気まずい隣人たち
創価学会の場所
203-221
-
永岡崇/著
-
11 六〇年安保と知識人
「大衆」をめぐる認識の布置
224-241
-
鎌倉祥太郎/著
-
12 「民族」概念をめぐる学知の転換点
「人民」概念との関係を軸として
242-260
-
田中聡/著
-
13 網野善彦と桜井好朗の学知史
一九七〇年代中世史研究の一面
261-279
-
星優也/著
-
14 ポスト全共闘の学知としてのオカルト史研究
武田崇元から吉永進一へ
280-301
-
栗田英彦/著
-
15 「文献学者宣長」像をめぐる国学の学知史
芳賀矢一・村岡典嗣・西郷信綱・子安宣邦・百川敬仁
304-323
-
山下久夫/著
-
16 英雄時代論にみる文学と歴史
西郷信綱と石母田正
324-341
-
三浦佑之/著
-
17 「共同体」からの抵抗
山下欣一の初期論文を読む
342-362
-
末次智/著
-
18 「アイヌ文化期」概念の形成と展開
近代日本の学知と「アイヌ」史
363-382
-
蓑島栄紀/著
-
19 縄文の「発見」と神話学
383-401
-
平藤喜久子/著
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