蔵書情報
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書誌情報サマリ
書名 |
動物という隣人 共感と宗教から考える動物倫理
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著者名 |
鬼頭葉子/著
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出版者 |
新教出版社
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出版年月 |
2023.2 |
請求記号 |
158/00048/ |
資料情報
各蔵書資料に関する詳細情報です。
No. |
所蔵館 |
資料番号 |
資料種別 |
配架場所 |
別置 |
帯出 |
状態 |
1 |
鶴舞 | 0210956520 | 一般和書 | 2階開架 | 人文・社会 | | 在庫 |
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書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
請求記号 |
158/00048/ |
書名 |
動物という隣人 共感と宗教から考える動物倫理 |
著者名 |
鬼頭葉子/著
|
出版者 |
新教出版社
|
出版年月 |
2023.2 |
ページ数 |
408,11p |
大きさ |
22cm |
ISBN |
978-4-400-40760-7 |
分類 |
158
|
一般件名 |
動物倫理
|
書誌種別 |
一般和書 |
内容紹介 |
人は脆弱で依存的であるがゆえに動物という「隣人」と共に生きる存在である-。哲学とキリスト教神学からのアプローチにより、従来の理論に潜む人間中心主義を克服すべく、共感とアガペーに基づいた新たな動物倫理を構想する。 |
タイトルコード |
1002210091100 |
要旨 |
動物の権利は関係的権利であり、脆弱性が権利の源泉となる。脆弱性とは有限性と依存性であり、依存性ゆえにすべての生は連帯し、関係的存在となりうる。脆弱性はときに苦しみをもたらすが、その苦しみに対する共感が共同体における合意形成を促し、動物への配慮を権利化する。そして宗教は、動物を含むすべての生に対する脱人間中心主義的な視点を提供し、アガペーとケノーシスに基づく倫理的配慮の可能性をも示唆する。 |
目次 |
第1章 動物倫理の思想史(哲学における動物の位置づけ シンガー、レーガンの動物倫理とそれに対する批判 フェミニズムおよび徳倫理学に基づく動物倫理 キリスト教神学に基づく動物倫理) 第2章 現代の哲学、倫理学における共感という感情(共感概念の思想史 シェーラーの共感概念と宗教哲学 ヌスバウムの同情概念 スロートの共感概念と社会正義 動物倫理に資する共感概念) 第3章 日本における動物倫理の思想的可能性(日本文化における動物の地位 動物供養と動物倫理 西谷啓治の宗教哲学と動物倫理) 第4章 肉食と動物倫理―キリスト教神学からのアプローチ(食に関する神学と動物神学 キリスト教神学における憐れみと美徳 食べることと美徳) 第5章 多様な動物の包摂―新たな動物倫理モデルの検討(動物権利論とケアに基づく動物倫理の課題 権利概念の再考 関係概念の再考 権利・共感・宗教モデルと動物への倫理的配慮の拡張) |
著者情報 |
鬼頭 葉子 2000年東京大学文学部卒業、2007京都大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定、2010年博士(文学)(京都大学)。日本学術振興会特別研究員、イェール大学神学部客員研究員、長野工業高等専門学校一般科准教授などを経て、同志社大学文学部哲学科准教授。専門は宗教哲学、キリスト教学、倫理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
内容細目表:
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