蔵書情報
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資料情報
各蔵書資料に関する詳細情報です。
No. |
所蔵館 |
資料番号 |
資料種別 |
配架場所 |
別置 |
帯出 |
状態 |
1 |
鶴舞 | 0210935193 | 一般和書 | 2階開架 | 文学・芸術 | | 在庫 |
関連資料
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西洋古典学 ギリシア(古代) ローマ(古代)
書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
請求記号 |
991/00105/ |
書名 |
古典の挑戦 古代ギリシア・ローマ研究ナビ |
著者名 |
葛西康徳/編
ヴァネッサ・カッツァート/編
|
出版者 |
知泉書館
|
出版年月 |
2021.3 |
ページ数 |
13,570p |
大きさ |
23cm |
ISBN |
978-4-86285-336-3 |
分類 |
991
|
一般件名 |
西洋古典学
ギリシア(古代)
ローマ(古代)
|
書誌種別 |
一般和書 |
内容紹介 |
人文学の基礎である西洋古典学の森に学習者を導く道案内の書。「記憶と再現」「素材と受容」「思想と人間」の3部構成で、国際的に第一線で活躍する研究者が古典の最前線の問題に斬り込む。 |
書誌・年譜・年表 |
文献:章末,p553〜554 |
タイトルコード |
1002110026371 |
要旨 |
本書は、オックスフォード大学やケンブリッジ大学で古典学の教育を受け、国際的に第一線で活躍する研究者が、日本人の夏期短期留学生に向けて行う西洋古典学への招待である。古典の最前線の問題に、それぞれ独特の発想と語り口で斬り込み、聴衆を魅了する。第1部「記憶と再現」は、古代ギリシアが影響を受け、近年進展の目覚ましい近東文学を紹介した後、ホメロス、悲劇、喜劇、ラテン詩文など基本的テーマを丁寧に説明する。さらに現在注目される合唱隊の存在をも論じる。第2部「素材と受容」では、20世紀に急速に発展したパピルス研究や、壺絵、神話、文献学など最先端の業績を踏まえて解説し、また日本のギリシア古典劇およびイソップ寓話の受容を見ていく。第3部「思想と人間」は、哲学、弁論術、歴史、宗教、法などヘレニズム文化の中核的テーマを説明し、ギリシア人とは何かを論じる。ギリシア・ローマの法と裁判は、近代の政治・法制度を理解する上でも必須の教養である。内外の執筆陣による本書は、ますます高まる国際共同研究の成果としても有益な示唆を提供する。人文学の基礎である西洋古典学の森に学習者を導く最良の道案内。 |
目次 |
第1部 記憶と再現(ギリシアは東からやって来た? ホメロスを読むことのむずかしさ 踊る合唱隊 ほか) 第2部 素材と受容(古典ができるまで―テクスト批判 蘇るパピルス 壺絵は語る ほか) 第3部 思想と人間(哲学がうまれる よく語ること 歴史を創ること ほか) |
内容細目表:
-
1 ギリシアは東からやって来た?
5-29
-
クリストファー・メットカルフ/著
-
2 ホメロスを読むことのむずかしさ
31-58
-
ベルナルド・バッレステロス/著
-
3 踊る合唱隊
59-80
-
末吉未来/著
-
4 「悲劇」は悲しい劇なのか?
81-103
-
グンター・マーティン/著
-
5 喜劇を真面目に読む
105-157
-
アデル・C.スカフーロ/著
-
6 アウグストゥスと詩人たち
159-192
-
日向太郎/著
-
7 古典ができるまで
テクスト批判
195-213
-
パトリック・フィングラス/著
-
8 蘇るパピルス
215-241
-
エンリコ・エマヌエレ・プロディ/著
-
9 壺絵は語る
243-258
-
フランソワ・リッサラーグ/著
-
10 神話の紡がれかた
259-284
-
クレシミール・ヴコヴィッチ/著
-
11 ギリシアを翻訳する
バルバロイの文化への翻訳
285-309
-
ドメニコ・ジョルダーニ/著
-
12 古代演劇を日本で研究する
311-328
-
マクシム・ピエール/著
-
13 「イソップ」の渡来と帰化
329-358
-
吉川斉/著
-
14 哲学がうまれる
361-378
-
納富信留/著
-
15 よく語ること
379-391
-
吉田俊一郎/著
-
16 歴史を創ること
393-416
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オズウィン・マリー/著
-
17 ギリシア人の法と裁判
417-436
-
葛西康徳/著 ゲーアハルト・チュール/著
-
18 ローマ人の法と法律家
437-461
-
アーネスト・メッツガー/著
-
19 ギリシア教
463-491
-
ロバート・パーカー/著
-
20 妥協するギリシア人
493-532
-
葛西康徳/著
-
21 結びに代えて
21世紀の古代ギリシア・ローマ
533-540
-
ティム・ウィットマーシュ/著
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