蔵書情報
この資料の蔵書に関する統計情報です。現在の所蔵数 在庫数 予約数などを確認できます。
資料情報
各蔵書資料に関する詳細情報です。
No. |
所蔵館 |
資料番号 |
資料種別 |
配架場所 |
別置 |
帯出 |
状態 |
1 |
鶴舞 | 0210930012 | 一般和書 | 2階開架 | 人文・社会 | | 在庫 |
関連資料
この資料に関連する資料を 同じ著者 出版年 分類 件名 受賞などの切り口でご紹介します。
東京都-歴史 日本-歴史-江戸時代 ロンドン-歴史 風水害-歴史 治水-歴史
書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
請求記号 |
213/00452/ |
書名 |
近世都市の常態と非常態 人為的自然環境と災害 |
著者名 |
渡辺浩一/編
マシュー・デーヴィス/編
|
出版者 |
勉誠出版
|
出版年月 |
2020.2 |
ページ数 |
4,223,9p |
大きさ |
22cm |
ISBN |
978-4-585-22267-5 |
分類 |
21361
|
一般件名 |
東京都-歴史
日本-歴史-江戸時代
ロンドン-歴史
|
書誌種別 |
一般和書 |
内容紹介 |
近世都市において「水」がどのようなシステム・環境の元に制御され、災害によりどのような変化・対応を強いられたのかを、学融合・比較という観点から解明。環境史研究の新たな方法論を模索する書。 |
タイトルコード |
1001910116406 |
要旨 |
自然と人間の相互関係を連環のなかに捉えかえす。災害という「非常態」の解明には、前提として当該期の人間社会の「常態」が如何なる状況にあったのかを把握しておくことが必要である。人間社会に不可欠である「水」に着目し、近世都市において、水がどのようなシステム・環境の元に制御され、また、災害によりどのような変化・対応を強いられたのかを、学融合・比較という観点から解明。人為的自然としての人間社会の動態のなかに災害を位置づけ、環境史研究の新たな方法論を模索する。 |
目次 |
近世都市の常態と非常態 第1部 後背地と人為的自然環境(江戸の水害と利根川・多摩川水系 自然改造の結果としての都市空間・江戸 嵐・洪水とロンドンの発展―一三〇〇〜一五〇〇年) 第2部 インフラの機能と維持(遺跡からみた都市江戸の上下水道の管理 江戸城堀の浚渫について―一七六五年(明和二)の岡山藩による堀浚を中心に 堀川の浚渫と土砂堆積、そして洪水―江戸、本所・深川の地域的特質 ほか) 第3部 水害と対応(一八五六年(安政三)東日本台風経路の復元 一八五六年(安政三)東日本台風の被害状況と江戸の対応 氾濫を防げ―一八世紀後半のプラハ(ボヘミア)における行政組織の洪水管理政策) |
著者情報 |
渡辺 浩一 人間文化研究機構国文学研究資料館・総合研究大学院大学文化科学研究科教授。専門は日本近世史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) デーヴィス,マシュー ロンドン大学バーベック校教授。専門は近世ロンドン史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
内容細目表:
-
1 近世都市の常態と非常態
1-8
-
渡辺浩一/著
-
2 江戸の水害と利根川・多摩川水系
11-32
-
渡辺浩一/著
-
3 自然改造の結果としての都市空間・江戸
33-55
-
石神裕之/著
-
4 嵐・洪水とロンドンの発展
一三〇〇〜一五〇〇年
57-68
-
マシュー・デーヴィス/著 金崎邦彦/訳 石津美奈/校閲
-
5 遺跡からみた都市江戸の上下水道の管理
71-92
-
石神裕之/著
-
6 江戸城堀の浚渫について
一七六五年(明和二)の岡山藩による堀浚を中心に
93-115
-
岩淵令治/著
-
7 堀川の浚渫と土砂堆積、そして洪水
江戸、本所・深川の地域的特質
117-137
-
高橋元貴/著
-
8 ロンドンの川に橋を架ける
ロンドン橋の建設・維持とテムズ川の管理
139-154
-
ヴァネッサ・ハーディング/著 小風尚樹/訳 木村晶子/校閲
-
9 一七世紀ロンドンにおける大寒波の影響と市民の対応
155-174
-
菅原未宇/著
-
10 一八五六年(安政三)東日本台風経路の復元
177-184
-
平野淳平/著 財城真寿美/著
-
11 一八五六年(安政三)東日本台風の被害状況と江戸の対応
185-208
-
渡辺浩一/著
-
12 氾濫を防げ
一八世紀後半のプラハ(ボヘミア)における行政組織の洪水管理政策
209-217
-
オンドジェイ・フデチェク/著 長谷川祐平/訳 春山雄紀/校閲
前のページへ