蔵書情報
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資料情報
各蔵書資料に関する詳細情報です。
No. |
所蔵館 |
資料番号 |
資料種別 |
配架場所 |
別置 |
帯出 |
状態 |
1 |
鶴舞 | 0210899456 | 一般和書 | 2階開架 | 文学・芸術 | | 在庫 |
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書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
請求記号 |
91026/01156/ |
書名 |
「私」から考える文学史 私小説という視座 |
著者名 |
井原あや/編
梅澤亜由美/編
大木志門/編
|
出版者 |
勉誠出版
|
出版年月 |
2018.10 |
ページ数 |
475,17p |
大きさ |
22cm |
ISBN |
978-4-585-29170-1 |
分類 |
91026
|
一般件名 |
小説(日本)-歴史
日本文学-作家
|
書誌種別 |
一般和書 |
内容紹介 |
日本固有の文学ジャンルと考えられている「私小説」。周辺ジャンルも含めた文学史の構築を試みるとともに、現代作家たちへの「私」をめぐるインタビューを収録。明治以降の「私小説」を研究と創作の両面から再検討する。 |
タイトルコード |
1001810066298 |
要旨 |
日本近代文学の新たな枠組み。日本固有の文学ジャンルと考えられている「私小説」。明確な定義がないなか、読者は一体なにを作者の「私」像として読み取っているのだろうか?本書では、従来「私小説」とみなされてこなかった作品や周辺ジャンルである日記や紀行文、映画や漫画などを含めた文学史の構築を試みるとともに、作り手である現代作家たちへの「私」をめぐるインタビューを収録。明治以降の「私小説」を研究と創作の両面から再検討する。 |
目次 |
作家インタビュー 私小説という「フィクション」―水村美苗 1 明治期の「私」 2 大正期の「私」 作家インタビュー 自画像としての私小説―佐伯一麦 3 昭和初期の「私」 4 戦前〜戦後の「私」 作家インタビュー 「私」から遠く離れて―青木淳悟 |
著者情報 |
井原 あや 大妻女子大学非常勤講師ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 梅澤 亜由美 大正大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 大木 志門 山梨大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 大原 祐治 千葉大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 尾形 大 日本大学非常勤講師ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 小澤 純 慶應義塾志木高等学校教諭(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 河野 龍也 実践女子大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 小林 洋介 比治山大学講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
内容細目表:
-
1 <私小説>という視座
本書の方法と構成について
5-22
-
梅澤 亜由美/著 大木 志門/著
-
2 私小説という「フィクション」
作家インタビュー
23-38
-
水村 美苗/述
-
3 田山花袋と徳田秋聲における<「私」性>と「文体」の生成
40-65
-
大木 志門/著
-
4 「書く」女の生活と戦略
田村俊子「彼女の生活」とジャーナリズム
66-84
-
鬼頭 七美/著
-
5 郡虎彦の初期作品における<私>の様相
85-105
-
太田 翼/著
-
6 変容する<透谷>
小田切秀雄の文学史把握とポジショナリティ
106-126
-
黒田 俊太郎/著
-
7 <私>の旅日記
坪内逍遙「旅ごろも」
127-128
-
富塚 昌輝/著
-
8 ルポルタージュと労働者手記
コラム
129-130
-
金子 亜由美/著
-
9 モデルの手記と小説
岡田(永代)美知代
131-132
-
井原 あや/著
-
10 帰朝者の文学
永井荷風
133-134
-
多田 蔵人/著
-
11 一九二〇年の<「私」小説>
白樺派から奇蹟派、そして宇野浩二へ
136-164
-
梅澤 亜由美/著
-
12 告白の相手は誰か
佐藤春夫の<詩>と<私小説>
165-189
-
河野 龍也/著
-
13 菊池寛<啓吉もの>と芥川龍之介<保吉もの>の間
新思潮派という<物語>に棲むキャラクター達
190-215
-
小澤 純/著
-
14 真摯な自己語りに介入する他者たちの声
第二高等学校『忠愛寮日誌』にみるキリスト教主義学生の「読み書きのモード」
216-239
-
田中 祐介/著
-
15 少女雑誌における「私語り」
『少女世界』を中心に
240-241
-
嵯峨 景子/著
-
16 看取り・介護の語り
コラム
242-243
-
梅澤 亜由美/著
-
17 幻想の系譜
藤枝静男の「私小説」を中心に
244-245
-
大木 志門/著
-
18 関東大震災直後のルポルタージュと小説
コラム
246-247
-
小林 洋介/著
-
19 自画像としての私小説
作家インタビュー
248-264
-
佐伯 一麦/述
-
20 一九二〇年代後半の横光利一テクストにおける<私小説性>の諸要素
<「私」性>と<事実性>による享受のシステム
266-286
-
小林 洋介/著
-
21 伊藤整における私小説の模索と転回
「得能もの」から自伝小説「北国」へ
287-314
-
尾形 大/著
-
22 <私>を更新する
宮本百合子<伸子>連作について
315-336
-
竹田 志保/著
-
23 個人的なことは政治的なこと
<私性>から見た転向文学
337-358
-
山根 龍一/著
-
24 文学の<素人>性
北條民雄と川端康成
359-360
-
尾形 大/著
-
25 戦争と私語り
原民喜の場合
361-362
-
大原 祐治/著
-
26 「文学」史のキャラ化
伊藤整から高橋源一郎へ
363-364
-
小澤 純/著
-
27 批評の原点
江藤淳における<私>
365-366
-
河野 龍也/著
-
28 <私>を応用する
一九四〇年代前半の太宰治小説
368-383
-
井原 あや/著
-
29 「私」と「歴史」のあいだ
坂口安吾と私小説
384-402
-
大原 祐治/著
-
30 大岡昇平文学における<私>
短篇小説「妻」を中心に
403-428
-
立尾 真士/著
-
31 安岡章太郎『私説聊斎志異』論
「私」の小説化
429-449
-
小嶋 洋輔/著
-
32 福島次郎『三島由紀夫-剣と寒紅』の提起するもの
コラム
450-451
-
太田 翼/著
-
33 「主観的」な「風景」をめぐって
塚本晋也版『野火』
452-453
-
立尾 真士/著
-
34 <私>をクロスジェンダーする
鷺沢萠の場合
454-455
-
康 潤伊/著
-
35 マンガ家になるマンガ
東村アキコ『かくかくしかじか』
456-457
-
小嶋 洋輔/著
-
36 「私」から遠く離れて
作家インタビュー
458-468
-
青木 淳悟/述
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