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資料情報
各蔵書資料に関する詳細情報です。
No. |
所蔵館 |
資料番号 |
資料種別 |
配架場所 |
別置 |
帯出 |
状態 |
1 |
鶴舞 | 0210930780 | 一般和書 | 2階開架 | 人文・社会 | | 在庫 |
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書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
請求記号 |
160/00248/ |
書名 |
宗教と風紀 <聖なる規範>から読み解く現代 |
著者名 |
高尾賢一郎/編
後藤絵美/編
小柳敦史/編
|
出版者 |
岩波書店
|
出版年月 |
2021.1 |
ページ数 |
9,356p |
大きさ |
22cm |
ISBN |
978-4-00-061447-4 |
分類 |
1604
|
一般件名 |
宗教
|
書誌種別 |
一般和書 |
内容紹介 |
風紀は宗教的価値観と結びつきながら、明文化された規則として、あるいは暗黙のルールとして、社会と個人の内面に深く関わってきた。形成・維持・紊乱・再生という4段階から、多様な地域における変容のプロセスを描き出す。 |
タイトルコード |
1002010087189 |
要旨 |
社会においてなされるべきだと期待される「当為の法則」である風紀は、宗教的価値観と結びつきながら、あるときは明文化された規則として、あるときは暗黙のルールとして、社会と個人の内面に深く関わってきた。エジプト、イラン、ウズベキスタン、中国、フランス、ドイツ、サウジアラビア、アメリカ、日本、インドネシア、リトアニア、そして「イスラーム国」と呼ばれる異なる社会について、形成・維持・紊乱・再生という四段階から、その変容のプロセスを描き出す。 |
目次 |
なぜ、いま宗教と風紀か 第1部 風紀の形成(「イスラームのルール」はどうつくられるのか―ムスリム女性の装いをめぐる事例から 「よいスカーフ」と「悪いスカーフ」の攻防とその境界―現代ウズベキスタンのヴェール論争 アルコール排斥の多義性と風紀の形成―現代中国における回族の実践と国家による宗教管理 伝統主義の撤退戦―近代ドイツのユダヤ教正統派による性道徳矯正の試み) 第2部 風紀の維持(サウジアラビアにおける宗教警察の役割と変容―宗教による統治は何と対立するのか 現代イランの学校教育における宗教実践―イラン革命後の変化と現在 暴力の組織化と風紀の維持―移民・難民・排外主義を事例として パワースポット・ブームと風紀―誰が神社を語るのか) 第3部 風紀の紊乱(旧ソ連・ウズベキスタンにおける「婚外の性」とイスラーム―男が語るモラル 経堂教育と新式教育―二〇世紀初頭の北京ムスリムの教育改革をめぐる議論と実践 飲酒、性交、殺人の仏教―近代日本の戒律論) 第4部 風紀の再生(「イスラーム国」の下での理想的生活 サウジアラビアの社会変革とジェンダー秩序―国家と宗教、SNS公共圏 現代アメリカにおけるユダヤ教の境界線―女性ラビをめぐって 「宗教と風紀」の「と」が意味すること) 「宗教と風紀」の「と」が意味すること |
著者情報 |
高尾 賢一郎 同志社大学大学院神学研究科博士後期課程単位取得満期退学(博士)。公益財団法人中東調査会、宗教学、現代イスラーム思想・社会史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 後藤 絵美 東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。東京大学。イスラーム文化・思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 小柳 敦史 京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了。北海学園大学。近代ドイツ宗教思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
内容細目表:
-
1 なぜ、いま宗教と風紀か
1-7
-
高尾賢一郎/著
-
2 「イスラームのルール」はどうつくられるのか
ムスリム女性の装いをめぐる事例から
11-33
-
後藤絵美/著
-
3 「よいスカーフ」と「悪いスカーフ」の攻防とその境界
現代ウズベキスタンのヴェール論争
36-61
-
帯谷知可/著
-
4 アルコール排斥の多義性と風紀の形成
現代中国における回族の実践と国家による宗教管理
64-83
-
奈良雅史/著
-
5 伝統主義の撤退戦
近代ドイツのユダヤ教正統派による性道徳矯正の試み
86-106
-
丸山空大/著
-
6 サウジアラビアにおける宗教警察の役割と変容
宗教による統治は何と対立するのか
109-126
-
高尾賢一郎/著
-
7 現代イランの学校教育における宗教実践
イラン革命後の変化と現在
129-149
-
森田豊子/著
-
8 暴力の組織化と風紀の維持
移民・難民・排外主義を事例として
152-172
-
上原潔/著
-
9 パワースポット・ブームと風紀
誰が神社を語るのか
175-194
-
岡本亮輔/著
-
10 旧ソ連・ウズベキスタンにおける「婚外の性」とイスラーム
男が語るモラル
197-219
-
和崎聖日/著
-
11 経堂教育と新式教育
二〇世紀初頭の北京ムスリムの教育改革をめぐる議論と実践
222-242
-
海野典子/著
-
12 二〇世紀初頭ドイツの裸体文化とキリスト教
裸体は罪か?
245-263
-
小柳敦史/著
-
13 飲酒、性交、殺人の仏教
近代日本の戒律論
266-285
-
碧海寿広/著
-
14 「イスラーム国」の下での理想的生活
289-305
-
高岡豊/著
-
15 サウジアラビアの社会変革とジェンダー秩序
国家と宗教、SNS公共圏
308-325
-
辻上奈美江/著
-
16 現代アメリカにおけるユダヤ教の境界線
女性ラビをめぐって
328-348
-
石黒安里/著
-
17 「宗教と風紀」の「と」が意味すること
351-356
-
後藤絵美/著 小柳敦史/著
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