蔵書情報
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資料情報
各蔵書資料に関する詳細情報です。
No. |
所蔵館 |
資料番号 |
資料種別 |
配架場所 |
別置 |
帯出 |
状態 |
1 |
鶴舞 | 0210897203 | 一般和書 | 2階開架 | 文学・芸術 | | 在庫 |
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書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
請求記号 |
951/00146/ |
書名 |
ヴァレリーにおける詩と芸術 |
著者名 |
三浦信孝/編
塚本昌則/編
|
出版者 |
水声社
|
出版年月 |
2018.8 |
ページ数 |
362p |
大きさ |
22cm |
ISBN |
978-4-8010-0358-3 |
分類 |
9517
|
個人件名 |
Valéry,Paul
|
書誌種別 |
一般和書 |
内容紹介 |
ヨーロッパ最高の知性と呼ばれた詩人ポール・ヴァレリーの肖像に迫ると共に、<他者とエロス>の問題、芸術論の3つの諸相(絵画・音楽・メディウム)について論じる。2017年開催の日仏シンポジウムを基にした論考を収録。 |
書誌・年譜・年表 |
ポール・ヴァレリー略年譜:p333〜335 読書案内:p337〜340 |
タイトルコード |
1001810047274 |
要旨 |
作品よりも作品を作る精神の機能を探求しつづけたポール・ヴァレリー。明晰な批評意識をもつがゆえに“ヨーロッパ最高の知性”と呼ばれた詩人は近年、知性と感性の相克に懊悩するその実像が明らかになっている。本書では、ヴァレリーの肖像に迫る第1部にはじまり、“他者とエロス”の問題に肉薄する第2部、そして第3部〜第5部では芸術論の三つの諸相(絵画、音楽、メディウム)に焦点をあて、新たな読解の道筋を切り開く。 |
目次 |
1 ヴァレリーとは誰か(ポール・ヴァレリー、ある伝記的冒険 ヴァレリーにおける“精神”の意味 ほか) 2 詩とエロス―他者という源泉(ヴァレリーとブルトン―思考のエロス ヴァレリーにおける他者関係の希求と「不可能な文字」 ほか) 3 ヴァレリーの芸術論―絵画と経済学(ヴァレリーと二〇世紀初頭の芸術家 大芸術家の肖像―ダ・ヴィンチからドガへ ほか) 4 ヴァレリーと音楽―声とリズム(“声”の詩学―芸術照応の源泉としての リズムと吃音―「異質な機能作用」に出会う体 ほか) 5 ヴァレリーとメディウム(ヴァレリーと広告 “絶対的なもの”のミメーシス―ヴァレリーを読むアドルノ ほか) |
内容細目表:
-
1 序
9-19
-
塚本 昌則/著
-
2 ポール・ヴァレリー、ある伝記的冒険
23-37
-
ブノワ・ペータース/著
-
3 ヴァレリーにおける<精神>の意味
38-56
-
恒川 邦夫/著
-
4 苦痛の幾何学と身体の思想
57-75
-
三浦 信孝/著
-
5 ヴァレリーとブルトン
思考のエロス
79-94
-
松浦 寿輝/著
-
6 ヴァレリーにおける他者関係の希求と「不可能な文学」
95-111
-
森本 淳生/著
-
7 ヴァレリーとルイス
『若きパルク』に秘められた友情
112-130
-
鳥山 定嗣/著
-
8 ヴァレリーとポッジ
エクリチュールの相克
131-148
-
松田 浩則/著
-
9 ヴァレリーと二〇世紀初頭の芸術家
151-164
-
ミシェル・ジャルティ/著
-
10 大芸術家の肖像
ダ・ヴィンチからドガへ
165-180
-
今井 勉/著
-
11 絵画のポエジー
ヴァレリー、マルロー、バタイユ
181-197
-
永井 敦子/著
-
12 詩学と経済学
ヴァレリーは芸術を語るのに、なぜ経済学的タームを用いるのか
198-215
-
山田 広昭/著
-
13 <声>の詩学
芸術照応の源泉としての
219-234
-
田上 竜也/著
-
14 リズムと吃音
「異質な機能作用」に出会う体
235-247
-
伊藤 亜紗/著
-
15 ヴァレリーとリズム
ドイツ近代の視座から
248-270
-
宮田 眞治/著
-
16 ヴァレリーと広告
273-288
-
ウィリアム・マルクス/著
-
17 <絶対的なもの>のミメーシス
ヴァレリーを読むアドルノ
289-302
-
竹峰 義和/著
-
18 支持体とは何か
ヴァレリーにおけるシミュレーションの詩学
303-318
-
塚本 昌則/著
-
19 名前のない島
ヴァレリーと映画
319-331
-
ジャン=ルイ・ジャンネル/著
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