蔵書情報
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資料情報
各蔵書資料に関する詳細情報です。
No. |
所蔵館 |
資料番号 |
資料種別 |
配架場所 |
別置 |
帯出 |
状態 |
1 |
鶴舞 | 0238434765 | 一般和書 | 1階開架 | | | 在庫 |
関連資料
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書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
請求記号 |
451/00752/ |
書名 |
大適応の始めかた 気候危機のもうひとつの争点 |
著者名 |
モーガン・フィリップス/[著]
齋藤慎子/訳
|
出版者 |
みすず書房
|
出版年月 |
2024.6 |
ページ数 |
7,219,20p |
大きさ |
19cm |
ISBN |
978-4-622-09708-2 |
原書名 |
原タイトル:The great adaptations |
分類 |
45185
|
一般件名 |
地球温暖化
気候変動
|
書誌種別 |
一般和書 |
内容紹介 |
気候変動対策には、温室効果ガス排出量を削減する「緩和」のほかに、種々のインフラや営みを改変する「適応」がある。適応の基礎知識や世界各地の先行事例を通し、この局面を考察する。 |
書誌・年譜・年表 |
文献:巻末p7〜20 |
タイトルコード |
1002410018577 |
要旨 |
気候変動対策には、「緩和」(温室効果ガス排出量削減)のほかに、もうひとつ大きな柱があるのをご存じだろうか。「適応」(気候変動に対応すべく、種々のインフラや営みを改変すること)である。身近なコミュニティでも、気候変動に備えた防災や作物の転換などの取り組みを「適応」の認識で結びあうことで、ノウハウを共有したりエンパワーしたりすることができる。本書は適応、気候の公正性、自治の3つをつなぐ格好の入門書だ。CO2排出量削減だけでは、たとえ現時点での最良のシナリオが実現しても、気候危機が回避できるわけではない。つまり適応は不可避だが、問題はそのやりかたであり、良い方法と悪い方法(誤適応maladaptation)について社会的に議論することが急務である。社会格差を拡大したり、気候変動緩和を妨げたりする誤適応を避け、公正な適応を進めるためには、私たち市民のリテラシーと意識、そして参加が不可欠なのだ。「気候ジェントリーフィケーション」など、筋悪な適応策と社会的不公正の連動がすでに始まっている。適応の基礎知識や世界各地の先行事例を通してこの局面を考える本書は、さまざまな立場からの議論のきっかけになるだろう。 |
目次 |
1 沈黙(嵐のあとの静けさ 適応について議論すべき5つの理由) 2 適応(どこもかしこもエアコン完備 人工雪、ブドウ、銃、ダム 自然界における適応 有効者生存) 3 変革(「いやもう大変ですよ、お先真っ暗です」 異なる未来、よりよい未来) 4 さまざまなストーリー(“安心のストーリー”の力に抗う) |
著者情報 |
フィリップス,モーガン 気候危機対策のために活動する環境慈善団体(NGO)Global Action Plan,UK(www.globalactionplan.org.uk)で教育・アウトリーチ部門のディレクターを務める。本書が初の著書。本書執筆・原著刊行時(2016‐2022)は同じく英国の環境慈善団体The Glacier Trust(theglaciertrust.org)の共同ディレクター。現在もアドバイザーとして関わり続けているThe Glacier Trustは、ネパールの山岳地帯のコミュニティの気候変動への適応を支援する活動を行っている。2008年にPh.D.(博士研究テーマは持続可能性に関する教育)取得後、現在まで一貫して気候環境問題の教育や気候危機対策の支援に携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 齋藤 慎子 英日・西日翻訳者、ライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
内容細目表:
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