蔵書情報
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書誌情報サマリ
書名 |
物的中国論 歴史と物質から見る「大国」
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著者名 |
羽根次郎/著
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出版者 |
青土社
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出版年月 |
2020.8 |
請求記号 |
3022/01517/ |
資料情報
各蔵書資料に関する詳細情報です。
No. |
所蔵館 |
資料番号 |
資料種別 |
配架場所 |
別置 |
帯出 |
状態 |
1 |
鶴舞 | 0237723895 | 一般和書 | 1階開架 | | | 在庫 |
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書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
請求記号 |
3022/01517/ |
書名 |
物的中国論 歴史と物質から見る「大国」 |
著者名 |
羽根次郎/著
|
出版者 |
青土社
|
出版年月 |
2020.8 |
ページ数 |
409p |
大きさ |
19cm |
ISBN |
978-4-7917-7296-4 |
分類 |
30222
|
一般件名 |
中国
|
書誌種別 |
一般和書 |
内容紹介 |
中華思想、情報統制、一帯一路といった自由や民主主義の極北として描く認識からは、「大国」の根底をなす原理は理解できない。中国語で考え、歴史に誠実に向き合い、その物質的次元から考える、新しい現代中国論。 |
タイトルコード |
1002010029265 |
要旨 |
中華思想、国家主席、独裁、愛国教育、情報統制、サイバースペース、一帯一路、新型コロナウイルス…。自由や民主主義の極北として描かれる、現代中国についての型にはまった認識からは、「大国」の根底をなす原理を理解することはできない。中国語で考え、歴史に誠実に向き合い、その物質的次元から考える、気衛による新しい現代中国論。 |
目次 |
1 物質としての空間―人びとのあいだを埋めるもの(「科学」的「占い」に抗う大衆動員の予防について チャイバースペース(Chyberspace)の出現とネット空間の「南北問題」―中国の「サイバー主義」論の背景にあるもの 尖閣問題に内在する法理的矛盾―「固有の領土」論の克服のために 「中国」という空間の定位と「天下」観念について 「中原」への回帰と乖離―中国社会の混淆性の問題について) 2 物質としての権力―支配の末端にあるもの(反帝・反植民地そして反日本軍国主義としての「保釣運動」 中国において“国家主席”とは何か 現代中国を見つめる歴史的視座―社会統合の位相より見る重慶騒動と指導者交代 「胡温政権」から「習李政権」への移行に何を見るべきか) 3 物質としての線 海と陸の地政学(「ウイグル問題」をめぐるアイデンティティ・ポリティクス再考―「陸」の世界の少数民族と貧困 朝鮮半島の「南北対立」の二重奏―北が南で南が北で 「陸」の位相における「ドイツ」と「中国」―「一帯一路」構想の地政学的意義の検討 「一帯一路」構想の経緯について 「一帯一路」構想を考察する意義と歴史の回帰について) 4 物質としてのエクリチュール―日本/日本語で語るということ(現代中国語の文語にまつわる雑感 二つの「国学」から見えてくるもの 明治における「近代」と「中国」―吉野作造のルジャンドル忘却に隠された意味について 「心」と「こゝろ」) |
著者情報 |
羽根 次郎 1974年神奈川県横浜市生まれ。神奈川県立希望ケ丘高校、一橋大学社会学部を卒業後、同大学大学院言語社会研究科博士課程修了。天津外国語大学外国人教員、中国社会科学院近代史研究所ポストドクター研究員、愛知大学現代中国学部助教を経て、明治大学政治経済学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
内容細目表:
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