蔵書情報
この資料の蔵書に関する統計情報です。現在の所蔵数 在庫数 予約数などを確認できます。
資料情報
各蔵書資料に関する詳細情報です。
No. |
所蔵館 |
資料番号 |
資料種別 |
配架場所 |
別置 |
帯出 |
状態 |
1 |
西 | 2131156008 | 一般和書 | 一般開架 | | | 在庫 |
関連資料
この資料に関連する資料を 同じ著者 出版年 分類 件名 受賞などの切り口でご紹介します。
書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
請求記号 |
778/00578/ |
書名 |
東京の忘れもの 黒沢映画の美術監督が描いた昭和 |
著者名 |
村木与四郎/著
村木忍/著
浜野保樹/編
|
出版者 |
晶文社
|
出版年月 |
2002.10 |
ページ数 |
153p |
大きさ |
22cm |
ISBN |
4-7949-6544-3 |
分類 |
7784
|
書誌種別 |
一般和書 |
内容注記 |
映画美術フィルモグラフィー:p143〜151 |
タイトルコード |
1009912044588 |
要旨 |
焦土にバラックが建つ終戦直後の東京。「変わっていく街を記録しておきたい」と、色鉛筆やペンを手に、ひたすら町を歩く二人の若者がいた。後に、黒沢明作品など数々の傑作映画を支える美術監督、村木与四郎と忍だ。スケッチしたのは、瓦礫だらけの焼け跡、雨露をしのぐだけのバラック、路地にひしめき合う露天商。長屋、芸者置屋、井戸ポンプ、竹のはしご…。映画に使おうと寸法を記したうなぎ屋の厨房もあれば、ふと目を留めた家の物干しもある。盛り場の看板を色合いも忠実に描き、飲食店では張り紙の粋な惹句と値段を記す。駒込、新宿、新橋、蒲田、神楽坂、上中里、浅草、銀座。一九五〇年代後半までに描いた町の風景と、それにまつわる思い出話に、時代が置き忘れた暮らしがよみがえる。若かりし頃、戦争のこと、映画のこと、そして黒沢のことを余すことなく語りながら、近くて遠い昭和の日々を散策する一冊。黒沢映画の未発表デザイン画と製作秘話も満載。 |
目次 |
焼け跡の光景 バラックを歩く 木造住宅おぼえ描き なつかしの長屋 盛り場細見 横丁に誘われて 店をながめる 黒沢映画のデザイン画 映画美術フィルモグラフィー |
著者情報 |
村木 与四郎 1924年東京生まれ。東京高専工芸図案科(現千葉大学工学部)を卒業後、東宝に入社。松山崇の助手として、1948年の黒沢明監督作『酔いどれ天使』に参加。1954年に独り立ちし、『生きものの記録』以降ほとんどの黒沢作品において美術を担当する。『用心棒』『トラ・トラ・トラ!』『影武者』『乱』で米国アカデミー賞にノミネート。1994年紫綬褒章。1999年勲四等旭日小綬章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 村木 忍 1923年東京生まれ。旧姓、長岡忍。女子美術大学卒業後、東宝映画文化映画部に入社。翌年に東宝に移り、松山崇の助手となる。1951年5月同僚の村木与四郎と結婚。1953年の市川崑監督作『青色革命』から美術監督となり、東宝の社長シリーズなどのシリーズものや、市川崑作品を数多く手がけた。『どですかでん』『乱』で与四郎と美術監督を務める。1993年紫綬褒章。1997年1月16日死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 浜野 保樹 1951年兵庫県生まれ。国際基督教大学卒業。東京大学大学院新領域創成科学研究科助教授。黒沢明文化振興財団理事、徳間記念アニメーション文化財団評議委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
内容細目表:
前のページへ