蔵書情報
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資料情報
各蔵書資料に関する詳細情報です。
No. |
所蔵館 |
資料番号 |
資料種別 |
配架場所 |
別置 |
帯出 |
状態 |
1 |
鶴舞 | 0210970604 | 一般和書 | 2階開架 | 人文・社会 | | 在庫 |
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しじゅうから(四十雀) コミュニケーション(動物)
書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
請求記号 |
104/00607/ |
書名 |
21世紀の自然哲学へ |
並列書名 |
Vers une philosophie de la nature au 21e siècle |
著者名 |
近藤和敬/編
檜垣立哉/編
|
出版者 |
人文書院
|
出版年月 |
2024.7 |
ページ数 |
376p |
大きさ |
20cm |
ISBN |
978-4-409-03132-2 |
分類 |
104
|
一般件名 |
哲学
|
書誌種別 |
一般和書 |
内容紹介 |
気候変動と資本主義の加速によって、人間と環境の関係が揺らいでいるいま、哲学はどう変わりえるのか。ドゥルーズ、ラトゥール、西田など多様な理論を手掛かりに、元素、大気、大地、菌類から人間までをも貫く哲学を探る。 |
タイトルコード |
1002410031236 |
要旨 |
古代ギリシャ時代から現代まで、言葉を持つのは人間だけだと決めつけられてきた。しかし、シジュウカラたちは、それが間違いであることを教えてくれた。人間には人間の言葉があるように、鳥には鳥の言葉がある。シジュウカラは言葉を使って文を作る。世界を驚かせた研究者が綴る、大発見に至るまでの鳥愛あふれる研究の日々。 |
目次 |
鳥たちの世界へ 小鳥が餌場で鳴く理由 救いと拷問のキャベツ ヒロシ先生の思い出 巣箱をかけた話 都会の住宅事情 繁殖の観察 修士課程の秋と冬 巣箱荒らしの犯人 大発見!ヒナの力 パースの思い出 動物の博士 実家の巣箱 ヒナ救出大作戦 井の中の蛙 シジュウカラに言葉はあるのか? 「ジャージャー」はヘビ! シジュウカラは文を作る ルー語による文法の証明 「ぼく・ドラえもん」実験〔ほか〕 |
著者情報 |
鈴木 俊貴 東京大学准教授。動物言語学者。1983年東京都生まれ。日本学術振興会特別研究員SPD、京都大学白眉センター特定助教などを経て現職。文部科学大臣表彰(若手科学者賞)、日本生態学会宮地賞、日本動物行動学会賞、World OMOSIROI Awardなど受賞多数。シジュウカラに言語能力を発見し、動物たちの言葉を解き明かす新しい学問、「動物言語学」を創設。愛犬の名前はくーちゃん。本書が初の単著(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
内容細目表:
-
1 いま、新たな自然哲学が必要であることについて
11-30
-
近藤和敬/著
-
2 地球は破壊されなければならない
ブルーノ・ラトゥールのANTと新気候体制論
33-61
-
久保明教/著
-
3 山の時間、社会体のリズム
身体性と時間性をめぐる人類学的考察
63-82
-
山崎吾郎/著
-
4 大気の自然哲学試論
スローターダイク・コッチャ・ラトゥール
83-111
-
古村信明/著
-
5 進化における成長の原理としてのアガペー
パースにおける愛と境界の変革
113-135
-
佐古仁志/著
-
6 超越論的経験論から自然哲学へ
ドゥルーズ哲学の終着としての形而上学的コスモロジー
151-171
-
小林卓也/著
-
7 ガタリの<artificeの哲学>における「素材」について
自然と機械の差異の向こう側を語る試みとして
173-192
-
山森裕毅/著
-
8 自分で自分を形づくる二つの形
ドゥルーズ、リュイエル、マルディネ
193-223
-
小倉拓也/著
-
9 ライプニッツのモナド論と現実の捩れた構造
自然哲学試論
239-274
-
ジミー・エイムズ/著
-
10 光明のバロック
「日本哲学」における現前と自然
275-306
-
水橋雄介/著
-
11 宇宙からの眺め、炭素からの解放
ベルクソンの複数世界論と代替生化学
307-340
-
米田翼/著
-
12 超越論的地質学としての自然
ドゥルーズとシェリングの二一世紀
341-368
-
檜垣立哉/著
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