蔵書情報
この資料の蔵書に関する統計情報です。現在の所蔵数 在庫数 予約数などを確認できます。
資料情報
各蔵書資料に関する詳細情報です。
No. |
所蔵館 |
資料番号 |
資料種別 |
配架場所 |
別置 |
帯出 |
状態 |
1 |
鶴舞 | 0237142112 | 一般和書 | 2階開架 | 文学・芸術 | | 在庫 |
関連資料
この資料に関連する資料を 同じ著者 出版年 分類 件名 受賞などの切り口でご紹介します。
書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
請求記号 |
7261/01098/ |
書名 |
マンガ視覚文化論 見る、聞く、語る |
著者名 |
鈴木雅雄/編
中田健太郎/編
夏目房之介/執筆
|
出版者 |
水声社
|
出版年月 |
2017.3 |
ページ数 |
414p |
大きさ |
21cm |
ISBN |
978-4-8010-0183-1 |
分類 |
726101
|
一般件名 |
漫画
|
書誌種別 |
一般和書 |
内容紹介 |
マンガ研究の最前線を走る12名によるマンガ論。<マンガ的体験>を<近代>の枠組みの中に置き、マンガを「見る」「聞く」「語る」という知覚体験から捉えなおし、コマ/フレーム/フキダシについて斬新な切り口から論じる。 |
タイトルコード |
1001610108564 |
要旨 |
“消費者”は社会を変えられるのか?戦後消費社会の出現とともに語られる“消費者”は、戦前期からすでに知識人の構想のなかに蠢いていた。戦後の生活協同組合を支える論理を生み出した賀川豊彦・奥むめお・本位田祥男、流通行政の礎を築いた向井鹿松・谷口吉彦・福田敬太郎らの戦前・戦中期の思想=活動に肉薄し、近代日本に通底する社会改良主体/庇護対象としての“消費者”像を掘り起こす。これまで黙殺されてきた/にもかかわらず私たちの生を根底から規定する、消費者主権の思想史。 |
目次 |
序論 第1章 “消費者”言説の分析の方法(英語圏における消費者主権の系譜 近代日本における消費者主権の系譜の同定 ほか) 第2章 近代日本における消費者概念の受容過程―経済学の普及と制度化(近世日本における“消費者”の不在 消費の社会問題化―近代日本における経済学の受容過程 ほか) 第3章 社会改良主体としての“消費者”―消費組合運動と婦人運動の勃興と変容(日本における消費組合運動の形成過程 社会改良の担い手としての“消費者”―市民消費組合の存立可能性 ほか) 第4章 庇護対象としての“消費者”―商業学者による統制経済論の展開(ポスト大恐慌期における商業学と統制経済論の接続 国民と“消費者”が結びつくとき ほか) 第5章 “消費者”としての国民の「自覚」―戦時期日本における消費経済の問題化(戦時期日本における消費をめぐる問題 戦時期日本における統制経済論と消費組合運動の展開 ほか) 結論 |
内容細目表:
-
1 「見る」ことから「語る」ことへ
11-35
-
中田 健太郎/著
-
2 「表現論」から二十年
マンガと近代について考えること
39-62
-
夏目 房之介/著
-
3 マンガ、あるいは「見る」ことへの懐疑
いがらしみきおとマンガの「限界」
63-90
-
三輪 健太朗/著
-
4 「マンガと見なす」ことについて
「体験としてのマンガ」と少女マンガ様式
91-120
-
岩下 朋世/著
-
5 フキダシのないセリフ
私はあなたの声を作り出す
123-150
-
鈴木 雅雄/著
-
6 吹きだしの順序と帰属について
151-175
-
細馬 宏通/著
-
7 漫画を「見る」という現象
人間とメディウムを中心にして
177-206
-
泉 信行/著
-
8 まんがの形式化と物語
209-229
-
佐々木 果/著
-
9 初期ストーリー漫画におけるキャプションとフキダシ
漫画の語りに必要な言葉とは何か
231-259
-
森田 直子/著
-
10 漫画を「聴く」という体験
漫画における音声表象の利用についての歴史的素描
261-289
-
宮本 大人/著
-
11 多段階フレーム試論
目のひかりからコマへ
293-334
-
伊藤 剛/著
-
12 切りとるフレームとあふれたフレーム
335-362
-
中田 健太郎/著
-
13 反復の悪夢
漫☆画太郎と出来事の連鎖
363-382
-
石岡 良治/著
-
14 観察者の行方
ポスター、絵本、ストーリー・マンガ
383-414
-
鈴木 雅雄/著
前のページへ