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書誌情報サマリ

書名

谷崎潤一郎の世界史 『陰翳礼讃』と20世紀文化交流

著者名 西村将洋/著
出版者 勉誠出版(発売)
出版年月 2023.2
請求記号 9146/11798/


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No. 所蔵館 資料番号 資料種別 配架場所 別置 帯出 状態
1 鶴舞0238222830一般和書2階開架文学・芸術在庫 

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書誌詳細

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請求記号 9146/11798/
書名 谷崎潤一郎の世界史 『陰翳礼讃』と20世紀文化交流
著者名 西村将洋/著
出版者 勉誠出版(発売)
出版年月 2023.2
ページ数 6,505p
大きさ 22cm
ISBN 978-4-585-39020-6
分類 9146
一般件名 陰翳礼讃
個人件名 谷崎潤一郎
書誌種別 一般和書
内容紹介 谷崎潤一郎「陰翳礼讃」はどのような書物なのか。谷崎はそこにどんな思いを込めたのか。なぜ今も世界各国で読まれ続けているのか。「陰翳礼讃」を入口として、日露戦争前後から現代へと至る20世紀文化交流の歴史を描出する。
タイトルコード 1002210084555

要旨 本書は『陰翳礼讃』を読み解きながら、同作と関連する谷崎作品に加えて、さらに谷崎の作品群の背後に広がる言論と歴史を探求する試みである。これから論じていくように、作家の谷崎潤一郎が『陰翳礼讃』に関するイメージを徐々に構想し、最終的に一つの作品として書き上げ、さらに『陰翳礼讃』が翻訳されて外国の読者に届けられるまでの過程をたどっていくと、実はその背後では、日本と、アジア、ヨーロッパ、アメリカなどの世界各国の文化や価値観が複雑に絡み合い、様々な拮抗関係が生じていたことが明らかになる。そこで本書は『陰翳礼讃』を一つの入口として設定し、一九〇四年の日露戦争前後からはじまり、その後の一九二〇年代から一九三〇年代にかけてのジャポニスムやモダニズムの潮流、そして一九四五年の日本国の敗戦からGHQの占領期を経て、さらに一九八〇年代のポストモダンや現代へと至る、二〇世紀文化交流の歴史を描出してみようと考えている。この試みは、日本人作家の谷崎がアジアや欧米諸国の文化と対峙した経験を、今改めて追体験していく道程ともなるだろう。本書のタイトルを『谷崎潤一郎の世界史―『陰翳礼讃』と20世紀文化交流』と名づけた理由は、この点にある。
目次 序論
第1部 アジア主義からの波動―一九〇〇年代〜一九二〇年代(冒頭をめぐって
アジアをめぐって
中国体験をめぐって
郭沫若と田漢をめぐって)
第2部 ジャポニスムからの波動―一九二〇年代〜一九三〇年代(翻訳をめぐって
芥川龍之介をめぐって
建築をめぐって
夏目漱石をめぐって)
第3部 『陰翳礼讃』からの波動―一九三〇年代〜一九五〇年代(戦後をめぐって
戦前をめぐって
サイデンステッカーをめぐって
差別をめぐって)
結論 一九六〇年代から現代へ
著者情報 西村 将洋
 1974年兵庫県生まれ。同志社大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(国文学)。西南学院大学国際文化学部教授。ロンドン大学SOAS客員研究員。専門は近現代日本文学、近代日本文化学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


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