蔵書情報
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資料情報
各蔵書資料に関する詳細情報です。
No. |
所蔵館 |
資料番号 |
資料種別 |
配架場所 |
別置 |
帯出 |
状態 |
1 |
千種 | 2832284224 | 一般和書 | 一般開架 | | | 貸出中 |
関連資料
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鈴木大拙 宇野弘蔵 大塚久雄 桑原武夫 貝塚茂樹 清水幾太郎 遠山啓 中村元 芦原義信 土居健郎 家永三郎 …
書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
請求記号 |
041/00102/ |
書名 |
日本の最終講義 増補普及版 |
著者名 |
鈴木大拙/著
宇野弘蔵/著
大塚久雄/著
|
出版者 |
KADOKAWA
|
出版年月 |
2022.2 |
ページ数 |
778p |
大きさ |
19cm |
ISBN |
978-4-04-400696-9 |
分類 |
041
|
書誌種別 |
一般和書 |
内容紹介 |
鈴木大拙、網野善彦、日野原重明ら日本を代表する知の巨人たちが残した、人生と学問の総決算ともいえる最終講義を精選。退官記念、最終講義など本人がそれと自認していたものを収録。各講義の要約を加えるなどした増補普及版。 |
タイトルコード |
1002110093226 |
要旨 |
学問への真摯な思いと探究心、恩師や仲間たちとの邂逅―政治学・経済学・歴史学・社会学・仏教学・哲学ほか、日本の礎を築いてきた先達24人の言葉が心をゆさぶる。真の教養がここにある! |
目次 |
禅は人々を、不可得という仕方で自証する自己に目ざめさせる(鈴木大拙) 利子論(宇野弘蔵) イギリス経済史における十五世紀(大塚久雄) 人文科学における共同研究(桑原武夫) 中国古代史研究四十年(貝塚茂樹) 最終講義 オーギュスト・コント(清水幾太郎) 数学の未来像(遠山啓) インド思想文化への視角(中村元) 建築空間の構成と研究(芦原義信) 人間理解の方法―「わかる」と「わからない」(土居健郎)〔ほか〕 |
著者情報 |
鈴木 大拙 仏教哲学者。1870年(明治3)石川県金沢市生まれ。本名、貞太郎。東京帝国大学在学中、鎌倉円覚寺の今北洪川、釈宗演に参禅し、大拙の道号を受ける。97年渡米、イリノイ州オープン・コート出版社の一員となる。滞在中の1900年『大乗起信論』を英訳して学会の注目を集め、07年『大乗仏教概論』を英文出版。帰国後、東京帝国大学、学習院大学、真宗大谷大学で教鞭を執る。45年鎌倉に「松ヶ岡文庫」を設立。49年6月より一〇年間渡米。コロンビア大学など欧米の各大学で仏教や禅思想を講じるほか、日本文・英文の膨大な著書や論文を残し、禅を「ZEN」として世界に広める大きな功績を残した。49年日本学士院会員選定。同年11月文化勲章受章。66年(昭和41)没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 宇野 弘蔵 マルクス経済学者。1897年(明治30)、岡山県倉敷市生まれ。1921年、東京帝国大学経済学部卒業。マルクスの『資本論』を批判的に読み込み、その理論とイデオロギーとを分離。客観的法則に基づく科学的方法を導入し、経済学の研究を「原理論」「段階論」「現状分析」の三段階に分けて体系化する方法(宇野理論)を提唱。その独自の経済学体系は「宇野学派」の基礎となり、国内外の経済学界に大きな影響を与えた。東北帝国大学助教授、東京大学社会学科研究所教授、法政大学教授等を歴任。77年(昭和52)没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 大塚 久雄 経済史学者。1907年(明治40)京都府生まれ。東京帝国大学経済学部卒業。在学中、内村鑑三に師事して無教会派のキリスト者となる。マックス・ウェーバー社会学とマルクス経済学から大きな方法的影響を受けつつ、近代資本主義の形成過程を研究。両者を総合した独自の理論を構築し、その学説は「大塚史学」と称されるほど、日本の経済史研究や社会科学に多大な影響を与えた。法政大学教授、東京大学教授、国際基督教大学教授等を歴任。70年朝日賞受賞。92年文化勲章受章。日本学士院会員。主著に『近代欧州経済史序説』(第一回毎日出版文化賞人文・社会部門)等がある。96年(平成8)没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 桑原 武夫 フランス文学者、評論家。1904年(明治37)福井県生まれ。京都帝国大学文学部仏文科卒業。アランやスタンダールの研究・翻訳で知られる一方、46年「第二芸術論」で俳壇・歌壇に論争を巻き起こすなど、戦後近代主義のオピニオンリーダーとして大きな役割を果たす。東北大学助教授を経て、48年より京都大学人文科学研究所教授(のち所長)。『ルソー研究』(第五回毎日出版文化賞)等、学際的共同研究を積極的に推進し、多数の若手研究者を育成した。また、京都大学学士山岳会の隊長として、58年パキスタン領のチョゴリザ山への登頂を成功に導く等、多方面で活躍した。74年勲二等瑞宝章、87年文化勲章、同年レジオン・ド・ヌール勲章受章。74年度朝日賞受賞。79年文化功労者顕彰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 貝塚 茂樹 中国史学者。1904年(明治37)東京生まれ。地質・地理学者の小川琢治を父に、工学者の小川芳樹を兄に、物理学者の湯川秀樹と中国文学者の小川環樹を弟にもつ。京都帝国大学文学部東洋史学科卒業後、32年東方文化学院京都研究所(現・京都大学人文科学研究所)に入所。甲骨文字、金石文の研究等に大きな業績を残し、中国史の幅広い実証的研究で知られた。京都大学人文科学研究所教授、同所長を歴任。74年勲二等瑞宝章受章。76年文化功労者顕彰。84年文化勲章受章。主著に『中国古代史学の発展』(47年度朝日文化賞)、『諸子百家』(第16回毎日出版文化賞)等がある。87年(昭和62)没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
内容細目表:
-
1 禅は人々を、不可得という仕方で自証する自己に目ざめさせる
9-59
-
鈴木大拙/述
-
2 利子論
61-93
-
宇野弘蔵/述
-
3 イギリス経済史における十五世紀
95-120
-
大塚久雄/述
-
4 人文科学における共同研究
121-146
-
桑原武夫/述
-
5 中国古代史研究四十年
147-172
-
貝塚茂樹/述
-
6 最終講義オーギュスト・コント
173-205
-
清水幾太郎/述
-
7 数学の未来像
207-234
-
遠山啓/述
-
8 インド思想文化への視角
235-265
-
中村元/述
-
9 建築空間の構成と研究
267-316
-
芦原義信/述
-
10 人間理解の方法
「わかる」と「わからない」
317-345
-
土居健郎/述
-
11 私の学問の原点
一九二〇年代から三〇年代にかけて
347-370
-
家永三郎/述
-
12 内発的発展の三つの事例
371-396
-
鶴見和子/述
-
13 独裁五六年
397-418
-
猪木正道/述
-
14 コンステレーション
419-451
-
河合隼雄/述
-
15 博物館長としての挑戦の日々
453-471
-
梅棹忠夫/述
-
16 スーパーシステムとしての免疫
473-522
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多田富雄/述
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17 SFCと漱石と私
523-560
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江藤淳/述
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18 人類史の転換と歴史学
561-594
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網野善彦/述
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19 最終講義ハイデガーを読む
595-632
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木田元/述
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20 京都千年、または二分法の体系について
633-653
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加藤周一/述
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21 国際社会の変動と大学
あえて学問の有効性を問う
655-686
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中嶋嶺雄/述
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22 自画像の社会史
687-743
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阿部謹也/述
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23 看護の心と使命
745-753
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日野原重明/述
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24 日本文学の未来のために
755-765
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小泉八雲/述
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