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資料情報
各蔵書資料に関する詳細情報です。
No. |
所蔵館 |
資料番号 |
資料種別 |
配架場所 |
別置 |
帯出 |
状態 |
1 |
鶴舞 | 0210942223 | 一般和書 | 2階開架 | 自然・工学 | | 在庫 |
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書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
請求記号 |
498/00795/ |
書名 |
病と健康をめぐるせめぎあい コンテステーションの医療社会学 |
著者名 |
佐藤純一/編著
美馬達哉/編著
中川輝彦/編著
|
出版者 |
ミネルヴァ書房
|
出版年月 |
2022.2 |
ページ数 |
7,306,7p |
大きさ |
22cm |
ISBN |
978-4-623-09243-7 |
分類 |
49804
|
一般件名 |
医療社会学
|
書誌種別 |
一般和書 |
内容紹介 |
医療化・製薬化・生物医学化した現代医療は、病気の本態・原因・治療法をめぐる論争=コンテステーションを引き起こすようになった。そうした論争を具体的に取り上げ、先進社会における医療と公衆衛生に再考を迫る。 |
タイトルコード |
1002110092372 |
要旨 |
医療化・製薬化・生物医学化した現代医療は病気の本態・原因・治療法をめぐる論争=コンテステーションを引き起こすようになった。本書は、そうした論争を具体的に取り上げ、先進社会における医療と公衆衛生に再考を迫る。 |
目次 |
病をめぐる論争とはなにか 第1部 「病の原因の次元」をめぐって(不確実性をめぐる論争―内部被ばくの基準値設定 予防接種の「副反応」をめぐる論争―一九七〇年代の「種痘禍」論争から) 第2部 「先端医療」をめぐって(肥満の医療化―社会的診断の二〇年 死の医療化―医師幇助自殺の争点 二つのEBMの誕生) 第3部 精神医学をめぐって(精神疾患診断マニュアル―DSM的理性とその不満 「うつ」の診断と治療―アメリカ精神医学会の診断基準と新規抗うつ薬への日本の精神医学界の反応 ADHDをめぐる論争―アメリカと日本の比較) 第4部 非近代医学・科学をめぐって(代替医療における治療者資格をめぐる「論争」 アトピーにおけるステロイド使用―患者・医師・マスメディア・学会による論争 「健康の定義」にスピリチュアリティを加えるべきか―厚生省厚生科学審議会における議論の分析) |
著者情報 |
黒田 浩一郎 1957年福岡県生まれ。1986年京都大学大学院文学研究科博士後期課程学修退学、修士(社会学)。現在、龍谷大学社会学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
内容細目表:
-
1 病をめぐる論争とはなにか
1-19
-
黒田浩一郎/著
-
2 不確実性をめぐる論争
内部被ばくの基準値設定
23-43
-
立石裕二/著
-
3 予防接種の「副反応」をめぐる論争
一九七〇年代の「種痘禍」論争から
45-66
-
香西豊子/著
-
4 化学物質過敏症
コラム 1
67-68
-
黒田浩一郎/著
-
5 肥満の医療化
社会的診断の二〇年
71-95
-
山中浩司/著
-
6 死の医療化
医師幇助自殺の争点
97-118
-
進藤雄三/著
-
7 二つのEBMの誕生
119-141
-
中川輝彦/著
-
8 近藤誠「がんと闘うな論」
コラム 2
143-145
-
佐藤純一/著
-
9 精神疾患診断マニュアル
DSM的理性とその不満
149-169
-
美馬達哉/著
-
10 「うつ」の診断と治療
アメリカ精神医学会の診断基準と新規抗うつ薬への日本の精神医学界の反応
171-197
-
志水洋人/著
-
11 ADHDをめぐる論争
アメリカと日本の比較
199-218
-
佐々木洋子/著
-
12 神経多様性
コラム 3
219-220
-
高木美歩/著
-
13 代替医療における治療者資格をめぐる「論争」
223-244
-
佐藤純一/著
-
14 アトピーにおけるステロイド使用
患者・医師・マスメディア・学会による論争
245-277
-
駒田安紀/著
-
15 「健康の定義」にスピリチュアリティを加えるべきか
厚生省厚生科学審議会における議論の分析
279-301
-
長瀬雅子/著
-
16 『買ってはいけない』対『「買ってはいけない」は買ってはいけない』
コラム 4
303-304
-
黒田浩一郎/著
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