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資料情報
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No. |
所蔵館 |
資料番号 |
資料種別 |
配架場所 |
別置 |
帯出 |
状態 |
1 |
鶴舞 | 2010732564 | 6版和書 | 2階書庫 | | 禁帯出 | 在庫 |
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要旨 |
イタリアでは、一九七八年の「法律一八〇号」によって、精神病院の閉鎖が始まり、精神医療の拠点は地域に移された。この法律にたどり着くまでの解放運動で、自由と解放のシンボルとされたのが、本書カバーの「青い馬」である。精神病院は解体されたものの、精神医療の現場では依然として拷問のような「拘束」が存在している。本書は、この拘束を廃止するための運動を長年イタリアで続けている著者が、現在進行中の運動や、拘束が頻繁に起こるメカニズム、その社会的背景について、日本へ向けて書き下ろした画期的な一冊である。 |
目次 |
第1部 拘束廃止に向けた精神科医の経験から(総合病院内SPDCで拘束された男性 精神保健局での拘束廃止へのあゆみ―カリアリのケースから) 第2部 イタリア拘束廃止運動の実際(ケアの場での器具による拘束 精神的困難を抱えた人への人権侵害―イタリアにおける脱施設化の経験と改革後にも残る拘束 やればできる) 第3部 拘束廃止に向けたインタビュー(拘束は拷問です もはや人間ではない 遁走する主体) |
著者情報 |
デル・ジューディチェ,ジョバンナ 1946年イタリアのレッチェ生まれ。1971年バリ大学医学部を卒業、1975年にパルマ大学精神医学専門課程修了。1971年フランコ・バザーリアの院長時代にトリエステ県立精神病院に研修医として勤務。トリエステでの脱制度化過程に関わり、1980年精神保健センターの責任者など地域精神保健サービス発展に重要な役割を担う。2002年以降、サービスの改善や向上を求める地域に赴き、カゼルタ2地区の精神保健局長、2006〜2009年にはカリアリ精神保健局長を歴任。2010年トリエステに戻り「Conferenza Permanente per la Salute mentale nel mondo(CoPerSamm)Franco Basaglia(世界精神保健の永久協議会:フランコバザーリア協議会)」を起ち上げ、2013年〜現在まで協議会代表を務め、イタリア国内や中国、アルゼンチンなど多くの世界の国々と連携を図り、その国の人々とともに精神保健の問題改善に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 岡村 正幸 大阪府庁、愛知みずほ大学を経て、佛教大学名誉教授。東洋大学博士(社会福祉学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 小村 絹恵 精神科病院、地域の相談支援事業所にて精神保健福祉士として勤務。2010年佛教大学大学院社会福祉学研究科修士課程修了。2016年トリエステ大学人文学部社会福祉学科修士課程に1年間聴講生としての留学中、トリエステ精神保健局内のさまざまな機関にて参与観察を行う。現在、大谷大学・佛教大学非常勤講師。一般社団法人イケダ大学代表理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
内容細目表:
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