蔵書情報
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書誌情報サマリ
| 書名 |
吉本隆明全集 25 1987-1991
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| 著者名 |
吉本隆明/著
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| 出版者 |
晶文社
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| 出版年月 |
2021.4 |
| 請求記号 |
081/00045/25 |
資料情報
各蔵書資料に関する詳細情報です。
| No. |
所蔵館 |
資料番号 |
資料種別 |
配架場所 |
別置 |
帯出 |
状態 |
| 1 |
鶴舞 | 0210934030 | 一般和書 | 2階開架 | 人文・社会 | | 在庫 |
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書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
| 請求記号 |
081/00045/25 |
| 書名 |
吉本隆明全集 25 1987-1991 |
| 著者名 |
吉本隆明/著
|
| 出版者 |
晶文社
|
| 出版年月 |
2021.4 |
| ページ数 |
630p |
| 大きさ |
21cm |
| 巻書名 |
1987-1991 |
| ISBN |
978-4-7949-7125-8 |
| 分類 |
0816
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| 書誌種別 |
一般和書 |
| 内容紹介 |
長く深い時間の射程で考えつづけた思想家・吉本隆明の全貌と軌跡。25は、「吉本隆明全集撰」の挟み込み連載をもとにした「甦るヴェイユ」、親鸞についての講演集「未来の親鸞」のほか、評論、エッセイ、書評を収録する。 |
| タイトルコード |
1002110008855 |
| 要旨 |
著作集6『オノマトペの歴史2』は、オノマトペ(=擬音語・擬態語)のうち、鳥の鳴き声や獣の声を写す言葉の推移の解明に特化した巻。123の三部から成る。1部は、「ちんちん千鳥のなく声は」。カラスやウグイスなど一二種類の鳥の鳴き声を写す擬音語の歴史を辿る。現代人が予想もしなかったような鳴き声から、その時代の人々の暮らしや民話・民間信仰まで解明されてゆく。2部は、「犬は『びよ』と鳴いていた」。時代とともに推移する擬音語・擬態語の一般的な性格を明らかにし、犬や猫、牛などの獣の声の変化とその原因を追究。日本人独特の感性と文化が光る予想外で楽しい話がいっぱい。3部は、「オノマトペ研究余滴&エッセイ」。妖しげな言葉、「ちんちんかもかも」はどこから出て来た言葉?「ひゅうどろどろ」は、なぜお化けの出る合図に?オノマトペがあるからこそ可能になる豊かな日本語の世界がここに。 |
| 目次 |
1 ちんちん千鳥のなく声は―日本人が聴いた鳥の声(嬶嬶とよびわたる―カラス ほほうほほうもほめことば―ウグイス うたう声にも血の涙―ウトウ ほか) 2 犬は「びよ」と鳴いていた―日本語は擬音語・擬態語が面白い(擬音語・擬態語の不思議 動物の声の不思議) 3 オノマトペ研究余滴&エッセイ(ちんちんかもかも 「ぼろおん」は、ホラ貝の音? 「ほおん」は、フクロウの鳴き声か? ほか) |
| 著者情報 |
山口 仲美 1943年静岡県生まれ。お茶の水女子大学卒業。東京大学大学院修士課程修了。文学博士。現在、埼玉大学名誉教授。職歴:聖徳学園女子短期大学専任講師を振り出しに、共立女子大学短期大学部専任講師・助教授、明海大学教授、実践女子大学教授、埼玉大学教授、明治大学教授を歴任。専門:日本語学(日本語史・古典の文体・オノマトペの歴史)。著書に『平安文学の文体の研究』(明治書院、第12回金田一京助博士記念賞)、『日本語の歴史』(岩波書店、第55回日本エッセイスト・クラブ賞)など多数。2008年紫綬褒章、2016年瑞宝中綬章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
内容細目表:
-
1 十七歳
5
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2 甦るヴェイユ
9-141
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3 未来の親鸞
145-267
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-
4 情況への発言
さまざまな反応
271-293
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5 写真術のはじまり
294-296
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6 魔術師のうしろから
297-299
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7 魔術師からおくれて
300-302
-
-
8 弔辞
菅谷規矩雄
303-304
-
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9 つぶやきにのる俳句
305-306
-
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10 小栗康平監督『死の棘』
307-311
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11 戦時中の恋愛心理ドラマ
『暖流』について
312-314
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12 月島の思い出
315-318
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13 現在の東京
319-322
-
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14 変容する都市空間
323-329
-
-
15 アメリカの勘違い
ニッポンの現在 1
330-332
-
-
16 動機なき親殺し
ニッポンの現在 2
333-335
-
-
17 世界転向論
336-350
-
-
18 病院のこと
351-353
-
-
19 国際連合平和協力法案と憲法第九条
ニッポンの現在 3
354-356
-
-
20 一九九〇年、巨人の椿事
ニッポンの現在 4
357-359
-
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21 即位礼と大嘗祭の副産物
ニッポンの現在 5
360-362
-
-
22 三島由紀夫「檄」のあとさき
363-371
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23 スティーヴン・ジェイ・グールド『ニワトリの歯』
375-380
-
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24 磯田光一『永井荷風』
381-386
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-
25 村上春樹『ダンス・ダンス・ダンス』
387-404
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26 アラン・ブルーム『アメリカン・マインドの終焉』
405-410
-
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27 中沢厚『石にやどるもの』
411-415
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28 石川九楊『歎異抄-その二十の形象喩』
416-422
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29 丸山健二『水の家族』
423-429
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30 丸山静『熊野考』
430-435
-
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31 鷲田清一『モードの迷宮』
436-440
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32 山本昌代『デンデラ野』
441-446
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33 ジャン=ピエール・シャンジュー『ニューロン人間』
447-452
-
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34 荒木経惟写真集『写真論』
453-461
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35 ルネ・ジラール『邪な人々の昔の道』
462-467
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-
36 齋藤慎爾『秋庭歌』
468-473
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37 江藤淳『昭和の文人』
474-479
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38 三島由紀夫評論全集
480-490
-
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39 モーリス・メルロ=ポンティ『見えるものと見えないもの』
491-495
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-
40 古井由吉『仮往生伝試文』
496-501
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-
41 西郷信綱『古事記注釈』
502-506
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42 前田英樹編・訳・著『沈黙するソシュール』
507-513
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-
43 トロツキー自伝
514-519
-
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44 ユルゲン・ハーバマス『近代の哲学的ディスクルス』
520-525
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45 ジャック・デリダ『シボレート-パウル・ツェランのために』
526-532
-
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46 H・S・サリヴァン『精神医学は対人関係論である』
533-538
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47 盛田隆二『ストリート・チルドレン』
539-544
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48 木山捷平『大陸の細道』
545-553
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49 藤田博史『精神病の構造-シニフィアンの精神病理学』
554-558
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50 昭和家庭史年表
559-564
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51 水村美苗『續明暗』
565-569
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52 飯島洋一『光のドラマトゥルギー-20世紀の建築』
570-574
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53 フェリックス・ガタリ『機械状無意識』
575-579
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54 牧野伸顕日記
580-584
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55 ダニエル・パウル・シュレーバー『ある神経病者の回想録』
585-590
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56 川端要壽『春日野清隆と昭和大相撲』序文
593-594
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57 まれな批評的存在
磯田光一
594
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58 稀有なつよい生活の意志力
永瀬清子
594-595
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59 吉本隆明語録
一九九〇年-夏-
595-602
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60 『天皇制の基層』あとがき
602-603
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61 習熟と持続
603-605
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62 対話について
605-612
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63 『吉本隆明「五つの対話」』あとがき
612-613
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64 『柳田国男論集成』あとがき
613
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65 『島尾敏雄』あとがき
613-614
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66 『試行』第六九号後記
615-616
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