蔵書情報
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資料情報
各蔵書資料に関する詳細情報です。
No. |
所蔵館 |
資料番号 |
資料種別 |
配架場所 |
別置 |
帯出 |
状態 |
1 |
鶴舞 | 0210898698 | 一般和書 | 2階開架 | 自然・工学 | | 在庫 |
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書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
請求記号 |
4021/00066/ |
書名 |
帝国日本の科学思想史 |
並列書名 |
Essais en histoire de la pensée scientifique du Japon impérial:La pensée japonaise dans le domaine des sciences entre 1868 et 1945 |
著者名 |
坂野徹/編著
塚原東吾/編著
|
出版者 |
勁草書房
|
出版年月 |
2018.9 |
ページ数 |
6,404,34p |
大きさ |
22cm |
ISBN |
978-4-326-10271-6 |
分類 |
402106
|
一般件名 |
科学-日本
|
書誌種別 |
一般和書 |
内容紹介 |
日清・日露戦争から太平洋戦争へと、海外拡張する近代日本において、科学技術は「帝国の道具」であり、拡張を支えるイデオロギーであった。帝国日本で科学技術がもった意味と役割の諸相を描き、科学思想史の新たな地平を拓く。 |
書誌・年譜・年表 |
文献:巻末p12〜34 |
タイトルコード |
1001810054721 |
要旨 |
日清・日露戦争、第一次世界大戦、日中戦争から太平洋戦争へと、海外拡張する近代日本において、科学技術は「帝国の道具(ツール・オブ・エンパイア)」であり、拡張を支えるイデオロギーであった。異民族支配や文化接触、地域調査や資源探査、「帝国」内の知的交流…「帝国日本」で科学技術がもった意味と役割の諸相を描き、科学思想史の新たな地平を拓く。 |
目次 |
序章 「帝国日本の科学思想史」の来歴と視角 第1章 戦う帝国の科学論―日本精神と科学の接合 第2章 帝国日本と台湾・朝鮮における植民地歴史学 第3章 帝国のローカル・サイエンティスト―気象学者・中村精男、小笠原和夫、藤原咲平 第4章 植民地朝鮮の新旧暦書をめぐる相克―民衆時間に対する帝国権力の介入 第5章 植民地朝鮮における温泉調査―知のヒエラルキーをめぐって 第6章 帝国を船がゆく―南洋群島調査の科学思想史 第7章 米国施政下琉球の結核制圧事業―BCGをめぐる「同化と異化のはざまで」 第8章 トラクター・ルイセンコ・イタイイタイ病―吉岡金市による諸科学の統一 |
著者情報 |
坂野 徹 1961年生。東京大学大学院理学系研究科博士課程単位取得退学、博士(学術)。現在、日本大学経済学部教授。専門は科学史、フィールドワーク史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 塚原 東吾 1961年生。東京学芸大学修士課程(化学)修了。ライデン大学医学部博士Ph.D.(医学)。現在、神戸大学大学院国際文化学研究科教授。専門は科学史、STS(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
内容細目表:
-
1 「帝国日本の科学思想史」の来歴と視角
1-20
-
塚原 東吾/著 坂野 徹/著
-
2 戦う帝国の科学論
日本精神と科学の接合
21-88
-
岡本 拓司/著
-
3 帝国日本と台湾・朝鮮における植民地歴史学
89-122
-
アルノ・ナンタ/著
-
4 帝国のローカル・サイエンティスト
気象学者・中村精男、小笠原和夫、藤原咲平
123-165
-
塚原 東吾/著
-
5 植民地朝鮮の新旧暦書をめぐる相克
民衆時間に対する帝国権力の介入
167-209
-
宮川 卓也/著
-
6 植民地朝鮮における温泉調査
知のヒエラルキーをめぐって
211-237
-
金 凡性/著
-
7 帝国を船がゆく
南洋群島調査の科学思想史
239-293
-
坂野 徹/著
-
8 米国施政下琉球の結核制圧事業
BCGをめぐる「同化と異化のはざまで」
295-349
-
泉水 英計/著
-
9 トラクター・ルイセンコ・イタイイタイ病
吉岡金市による諸科学の統一
351-399
-
藤原 辰史/著
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