蔵書情報
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資料情報
各蔵書資料に関する詳細情報です。
No. |
所蔵館 |
資料番号 |
資料種別 |
配架場所 |
別置 |
帯出 |
状態 |
1 |
鶴舞 | 0237142112 | 一般和書 | 2階開架 | 文学・芸術 | | 在庫 |
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書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
請求記号 |
7261/01098/ |
書名 |
マンガ視覚文化論 見る、聞く、語る |
著者名 |
鈴木雅雄/編
中田健太郎/編
夏目房之介/執筆
|
出版者 |
水声社
|
出版年月 |
2017.3 |
ページ数 |
414p |
大きさ |
21cm |
ISBN |
978-4-8010-0183-1 |
分類 |
726101
|
一般件名 |
漫画
|
書誌種別 |
一般和書 |
内容紹介 |
マンガ研究の最前線を走る12名によるマンガ論。<マンガ的体験>を<近代>の枠組みの中に置き、マンガを「見る」「聞く」「語る」という知覚体験から捉えなおし、コマ/フレーム/フキダシについて斬新な切り口から論じる。 |
タイトルコード |
1001610108564 |
要旨 |
侍の気構えと行動を規定してきた「武士道」。軍国主義につながったとして、マイナスのイメージも持たれる一方、日本人の美徳を支える倫理的礎として肯定的なイメージを持っている人も、これまた多い。歴史的にみれば武士道は、武家社会が発展した中世に自然発生し、『甲陽軍艦』等の書物で明文化されていくが、戦闘なき徳川時代になって精神的な「徳義」へと転回した。やがて武家以外の庶民階級にも浸透して、一般の生活経済倫理にまで影響を及ぼすようになっていく。「武士道」の豊かなる実態の歴史を、実証主義史学の方法を用いつつ鮮やかに描き出し、その本質に迫る。 |
目次 |
現代にとって武士道とは何か 武士の誕生―家と氏の成立 中世武士のエートス―もののふの道、弓矢取る身の習い 明文化される武士道―『甲陽軍艦』『諸家評定』『可笑記』 「治者」としての武士―徳川時代における武士道の深化・発展 生き延びるための思想―『葉隠』をめぐる誤解 持続的平和の時代の武士道―信義と仇討ち 国民文化としての武士道―庶民への浸透 武士の社会と経済倫理―資本主義のさきがけ 女性と武士道―武士道の主体としての女性 明治武士道とその後―近代化と国家主義 武士道七則―「忠」「義」「勇」「誠」「証」「礼」「普」 いま生きる武士道 |
著者情報 |
笠谷 和比古 1949年兵庫県生まれ。京都大学文学部卒業。京都大学大学院文学研究科博士課程修了、同博士(文学)。専攻は日本近世史、武家社会論。国際日本文化研究センター教授などを経て、同センター名誉教授。これまでにチュービンゲン大学、ベルリン大学、北京外国語学院、フランス東洋言語学院等の客員教授を兼任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
内容細目表:
-
1 「見る」ことから「語る」ことへ
11-35
-
中田 健太郎/著
-
2 「表現論」から二十年
マンガと近代について考えること
39-62
-
夏目 房之介/著
-
3 マンガ、あるいは「見る」ことへの懐疑
いがらしみきおとマンガの「限界」
63-90
-
三輪 健太朗/著
-
4 「マンガと見なす」ことについて
「体験としてのマンガ」と少女マンガ様式
91-120
-
岩下 朋世/著
-
5 フキダシのないセリフ
私はあなたの声を作り出す
123-150
-
鈴木 雅雄/著
-
6 吹きだしの順序と帰属について
151-175
-
細馬 宏通/著
-
7 漫画を「見る」という現象
人間とメディウムを中心にして
177-206
-
泉 信行/著
-
8 まんがの形式化と物語
209-229
-
佐々木 果/著
-
9 初期ストーリー漫画におけるキャプションとフキダシ
漫画の語りに必要な言葉とは何か
231-259
-
森田 直子/著
-
10 漫画を「聴く」という体験
漫画における音声表象の利用についての歴史的素描
261-289
-
宮本 大人/著
-
11 多段階フレーム試論
目のひかりからコマへ
293-334
-
伊藤 剛/著
-
12 切りとるフレームとあふれたフレーム
335-362
-
中田 健太郎/著
-
13 反復の悪夢
漫☆画太郎と出来事の連鎖
363-382
-
石岡 良治/著
-
14 観察者の行方
ポスター、絵本、ストーリー・マンガ
383-414
-
鈴木 雅雄/著
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