蔵書情報
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資料情報
各蔵書資料に関する詳細情報です。
No. |
所蔵館 |
資料番号 |
資料種別 |
配架場所 |
別置 |
帯出 |
状態 |
1 |
鶴舞 | 0235916186 | 一般和書 | 2階開架 | 文学・芸術 | | 在庫 |
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書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
請求記号 |
933/15158/ |
書名 |
はるかなる岸辺 |
著者名 |
キャリル・フィリップス/[著]
上野直子/訳
|
出版者 |
岩波書店
|
出版年月 |
2011.10 |
ページ数 |
392p |
大きさ |
20cm |
ISBN |
978-4-00-024465-7 |
原書名 |
A distant shore |
分類 |
9337
|
書誌種別 |
一般和書 |
内容紹介 |
アフリカの内戦をのがれてイングランドに辿りついたソロモンは、中年のイギリス人女性ドロシーに出会う。新しい人生をはじめたいソロモンと、人生をやりなおしたいドロシーの間には、村人からの憎しみの手紙の束があり…。 |
タイトルコード |
1001110134999 |
要旨 |
「いったいどんな場所に僕は来てしまったんでしょう」アフリカの内戦をのがれてきた男、ソロモンは、新しい友人に問いかける。家族も故郷も失くし、困難な旅を生きのびて、彼は、「はるかなる岸辺」、イングランドに辿りついた。新しい人生をはじめたいと思っていた。そう尋ねられ、途方に暮れるのは、中年のイギリス人女性、ドロシー。彼女もまた、さまざまな喪失を抱え、人生をやり直そうと思っていた。二人の間には、ソロモンに届けられた、「ここから出て行け」という村人からの憎しみの手紙の束がある。読者に届けられるのは、孤独な二人の現在の悲劇と、忘れてしまいたい過去。「なぜ」と読者は重たいこころで問うだろう。私たちと同じ小さな人間の、人間としての限界、そして苦いイギリスのいまと世界の痛みを、静かに描く、ポストコロニアル文学の傑作。 |
著者情報 |
フィリップス,キャリル 1958年、セント・キッツ生まれ。生後まもなく両親とともに英国に移住し、イングランド北部のリーズで育つ。オックスフォード大学卒業。85年のデビュー作『最後の旅路』以来、9作の小説がある。エッセイや旅行記の名手でもあり、アンソロジーの編集も手がける。現在はイエール大学で教鞭をとり、米国を本拠に、カリブ、英国、アフリカ、と大西洋を行き来しつつ、旺盛な創作活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 上野 直子 1962年生まれ。獨協大学外国語学部教授。専門は英語圏ディアスポラ文学、ブラック・ブリティッシュ文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
内容細目表:
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