蔵書情報
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書誌情報サマリ
書名 |
夏目漱石『こころ』をどう読むか 増補版
|
著者名 |
石原千秋/責任編集
|
出版者 |
河出書房新社
|
出版年月 |
2022.12 |
請求記号 |
F7/06848/ |
資料情報
各蔵書資料に関する詳細情報です。
No. |
所蔵館 |
資料番号 |
資料種別 |
配架場所 |
別置 |
帯出 |
状態 |
1 |
鶴舞 | 0238180244 | 一般和書 | 2階開架 | 文学・芸術 | | 在庫 |
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書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
請求記号 |
F7/06848/ |
書名 |
夏目漱石『こころ』をどう読むか 増補版 |
著者名 |
石原千秋/責任編集
|
出版者 |
河出書房新社
|
出版年月 |
2022.12 |
ページ数 |
261p |
大きさ |
21cm |
ISBN |
978-4-309-03086-9 |
分類 |
9136
|
一般件名 |
こゝろ
|
個人件名 |
夏目漱石
|
書誌種別 |
一般和書 |
内容紹介 |
永遠の問題作はいかに読まれうるのか。東浩紀のエッセイや、丸谷才一と山崎正和の対談、小森陽一の評論など、過去の「こころ」論をセレクトして収録する。新規鼎談・エッセイ、近年の重要論考を追加した増補版。 |
タイトルコード |
1002210071907 |
要旨 |
ナチス時代、反ファシズムの急進的青年労働運動の指導者として、様々なメディアを駆使し、「赤いゲッベルス」と呼ばれ、多面的な活動を展開しながらも、歴史に抹殺されたミュンツェンベルクとは、誰だったのか。本書では、独自の「世代論」の視点から彼の時代を浮き彫りにしつつ、非正規労働の悲惨な状況を生み出した日本の時代をも問い直してゆく。 |
目次 |
第1章 世代としての「青年」の誕生(世代統一体としての「前線世代」 生い立ち、環境と時代 「第三の戦線」としての青年運動 青年インターナショナル) 第2章 赤いゲッベルス(行動するインターナショナリスト ミュンツェンベルク・コンツェルン 同時代経験としてのバウハウス―アヴァンギャルドと共産主義の共存 赤いゲッペルス) 第3章 ファシズムと闘う「赤いゲッベルス」(台頭する「ファシズム」 ベルリン最後の日々 亡命地パリ) 第4章 反ファシズム人民戦線という「希望」(歴史的転換 ドイツ人民戦線 「マドリードの闘う顔」をもつ民主共和国) 第5章 黄昏(忍び寄る「粛清」の影 謎の死) |
著者情報 |
星乃 治彦 1955年熊本市生まれ。福岡大学人文学部教授、博士(文学)、博士(法学)。専攻はドイツを中心とした現代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
内容細目表:
-
1 『こころ』はどう読まれてきたか
4-8
-
石原千秋/著
-
2 夏目漱石『こころ』を読む
文芸漫談
9-27
-
奥泉光/述 いとうせいこう/述
-
3 こころ 夏目漱石
54-64
-
水村美苗/述 小森陽一/述
-
4 夏目漱石と明治の精神
65-87
-
丸谷才一/述 山崎正和/述
-
5 学校小説としての『こころ』
242-253
-
石原千秋/述 生方智子/述 小森陽一/述
-
6 少数派として生きること
28-30
-
東浩紀/著
-
7 喉に引っかかった魚の小骨のような疑問
31-34
-
大澤真幸/著
-
8 見過ごされてきた門番
35-39
-
荻上チキ/著
-
9 『こゝろ』の読者をどうつくりだすか
40-43
-
高田里惠子/著
-
10 『こころ』に眠るわたしたち
44-47
-
文月悠光/著
-
11 「取り返しの付かなさ」についての罪悪感
48-50
-
三宅香帆/著
-
12 『こころ』のこころ
51-53
-
山本貴光/著
-
13 『こころ』を、読もうとしているあなたに
109-115
-
北村薫/著
-
14 こころ
116-124
-
夏目房之介/著
-
15 百年前の少年
125-128
-
荒川洋治/著
-
16 漱石の多様性
『こゝろ』をめぐって
88-98
-
柄谷行人/述
-
17 こころ
99-108
-
吉本隆明/述
-
18 淋しい人間
129-149
-
山崎正和/著
-
19 師弟のきずな
夏目漱石『こゝろ』(一九一四年)
150-157
-
作田啓一/著
-
20 眼差としての他者
こゝろ
158-173
-
石原千秋/著
-
21 『こころ』を生成する心臓
174-188
-
小森陽一/著
-
22 静は果たして知っていたのか
189-193
-
押野武志/著
-
23 <未亡人>という記号
194-206
-
赤間亜生/著
-
24 戦死者遺族からみる『こゝろ』
軍人未亡人の家
207-219
-
北川扶生子/著
-
25 最初の夫の死ぬ物語
『ノルウェイの森』から『こゝろ』に架ける橋
220-241
-
平野芳信/著
-
26 『こころ』をこれからどう読むか
254-261
-
石原千秋/著
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