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書誌情報サマリ

書名

兼好法師の虚像 偽伝の近世史  (平凡社選書)

著者名 川平敏文/著
出版者 平凡社
出版年月 2006.09
請求記号 91024/00018/


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No. 所蔵館 資料番号 資料種別 配架場所 別置 帯出 状態
1 鶴舞0234928836一般和書2階開架文学・芸術在庫 

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書誌詳細

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請求記号 91024/00018/
書名 兼好法師の虚像 偽伝の近世史  (平凡社選書)
著者名 川平敏文/著
出版者 平凡社
出版年月 2006.09
ページ数 316p
大きさ 20cm
シリーズ名 平凡社選書
シリーズ巻次 226
ISBN 4-582-84226-7
分類 91024
個人件名 吉田兼好
書誌種別 一般和書
タイトルコード 1009916042905

要旨 「徒然草は近世文学である」―近世初頭「古典」として発見された徒然草は、出版産業の興隆ともあいまって一大ブームとなり、おびただしい注釈書類を産んだ。そのなかで、中世には知られていなかった兼好の伝記資料が出現する。兼好と同時代の公家の日記の抜粋を称しながら、その実まったくの偽文であるその資料は、伊賀に発して何次かにわたって増殖、芭蕉とその一門のはたらきもあって広く流布し、これをもとにいくつもの兼好伝記が書かれた。そして、まるでこの偽文に仕組まれていた時限装置が作動したかのように、兼好のイメージは時を経て変転する。恋にも強い分け知りの法師、西行と並ぶまことしき隠者、江戸後期には、諜報謀略活動にいそしむ南朝の忠臣。江戸期の文芸・学芸思潮の変遷とともに、明治後半まで信じられていたこの偽伝と兼好像変転の顛末を活写する、気鋭の論考。
目次 序章 偽伝以前―二つのイメージ
第1章 『園太暦』偽文の誕生―伊賀と兼好
第2章 増殖する偽伝―「好色ノ法師」から「真しき隠者」へ
第3章 芭蕉と兼好伝―『更科紀行』と晩年の句
第4章 『園太暦』偽文と芭蕉―記念館本『薗太暦』追考
第5章 兼好と南朝―イメージの形成と『太平記秘伝理尽鈔』
第6章 南朝忠臣説の構造―土肥経平の思考回路
第7章 兼好の「ますらをごゝろ」―大国隆正の思想と趣向
終章 偽伝の終焉―江戸から明治へ
付論 兼好塚の文学―常楽寺蔵・近世兼好伝資料解題
著者情報 川平 敏文
 1969年。福岡県生まれ。九州大学大学院博士後期課程修了。博士(文学)。熊本県立大学文学部助教授。専攻、日本近世文学・思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


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