蔵書情報
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資料情報
各蔵書資料に関する詳細情報です。
No. |
所蔵館 |
資料番号 |
資料種別 |
配架場所 |
別置 |
帯出 |
状態 |
1 |
鶴舞 | 0234895787 | 一般和書 | 2階書庫 | | | 在庫 |
関連資料
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ニコラ・アブラハム マリア・トローク 港道隆 森茂起 前田悠希 宮川貴美子
書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
請求記号 |
1461/00169/ |
書名 |
狼男の言語標本 埋葬語法の精神分析 (叢書・ウニベルシタス) |
著者名 |
ニコラ・アブラハム/著
マリア・トローク/著
港道隆/訳
|
出版者 |
法政大学出版局
|
出版年月 |
2006.07 |
ページ数 |
301p |
大きさ |
20cm |
シリーズ名 |
叢書・ウニベルシタス |
シリーズ巻次 |
850 |
ISBN |
4-588-00850-1 |
一般注記 |
付・デリダ序文《Fors》(p173〜241) |
原書名 |
Cryptonymie |
分類 |
1461
|
一般件名 |
精神分析
|
書誌種別 |
一般和書 |
タイトルコード |
1009916027883 |
要旨 |
フロイトの精神分析に「裂け目」をもたらした「狼男」の症例を、体内化の概念から出発して入念に読み直し、彼の夢と症状とを解釈し直した革命的作品。狼男の多言語使用に着目し、ドイツ語、英語、ロシア語の間の連想的理解を通して、狼男の心的世界、自我の「地下埋葬室」に隠された「タブー語」を読み解く。この刺激的な「狼男の分析」にいち早く注目したデリダの序文“Fors”を付す。 |
目次 |
狼男との5年 第1部 魔法の言葉―体内化、内的ヒステリー、埋葬語法 第2部 狼の悪夢―夢、言い違い、恐怖症の精神分析への寄与 第3部 悪夢の回帰…―埋葬室の永続性 第4部 語が語る話の数々―あるいは韻と“物” FORS―ジャック・デリダ |
著者情報 |
アブラハム,ニコラ 1919年ハンガリー、ケチケメットに生まれる。ユダヤ人差別政策下のハンガリーを逃れてフランスに移住。パリ大学で哲学と美学を学ぶ。美学研究などの傍ら精神分析を受け、1959年に精神分析家となる。フッサールとフロイトの橋渡しを試みる。正統フロイト派とラカン派のいずれからも独立する立場を保ち、トロークと共同しながら、『狼男の言語標本』および『表皮と核』にまとめられた独創的な研究を発表。息子の分析への疑義から国際精神分析協会から正会員登録を拒否された。ハンガリーの分析家、シャーンドル・フェレンツィ、イムレ・ヘルマンの仕事をフランスに紹介した仕事でも知られる。1975年パリで死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) トローク,マリア 1925年ブダペストに生まれる。ユダヤ人差別法の下で学業を続け、ナチスによる占領を生き延びたのち、1947年にパリに移住。はじめ自然科学を志すが、1952年から教育心理学に転じ、ロールシャッハテストの研究、幼児教育分野での心理療法などを経て、精神分析家となった。1950年代後半以後は、多くの仕事がアブラハムとの共同で行われた。アブラハムが経験した分析協会との確執から、制度的精神分析からは距離を取り続けた。1990年にニコラス・ランドと結婚してアメリカに移住。1998年ニューヨークで死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 港道 隆 1953年生まれ。パリ第一大学哲学史科博士課程修了。哲学専攻。現在甲南大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 森 茂起 1955年生まれ。京都大学教育学部大学院博士課程修了。博士(教育学)。臨床心理学専攻。現在甲南大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 前田 悠希 1977年生まれ。甲南大学大学院・人文科学研究科修士課程修了。人間科学(心理臨床)専攻。臨床心理士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
内容細目表:
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