蔵書情報
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書誌情報サマリ
書名 |
「日本心霊学会」研究 霊術団体から学術出版への道
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著者名 |
栗田英彦/編
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出版者 |
人文書院
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出版年月 |
2022.10 |
請求記号 |
147/03427/ |
資料情報
各蔵書資料に関する詳細情報です。
No. |
所蔵館 |
資料番号 |
資料種別 |
配架場所 |
別置 |
帯出 |
状態 |
1 |
鶴舞 | 0238143481 | 一般和書 | 2階開架 | 人文・社会 | | 在庫 |
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書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
請求記号 |
147/03427/ |
書名 |
「日本心霊学会」研究 霊術団体から学術出版への道 |
著者名 |
栗田英彦/編
|
出版者 |
人文書院
|
出版年月 |
2022.10 |
ページ数 |
251p |
大きさ |
20cm |
ISBN |
978-4-409-03117-9 |
分類 |
1477
|
一般件名 |
日本心霊学会
人文書院
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書誌種別 |
一般和書 |
内容紹介 |
霊術団体はいかにして人文系出版社へと姿を変えたのか。発見された機関紙『日本心霊』全号を紐解き、日本近代の宗教、学知、出版を総合的に捉え直す。折口信夫、西田直二郎の新発見資料も収録。年表、人名索引付き。 |
書誌・年譜・年表 |
日本心霊学会〜戦前期人文書院年表:p237〜246 |
タイトルコード |
1002210055984 |
要旨 |
日本心霊学会は民間の精神療法団体として明治末に京都で誕生した。機関紙『日本心霊』を発行し、主に呼吸法を用いて人間の精神を活性化させるという心霊治療の伝授を活動の軸とすることで、当時の心霊ブームにも乗り、仏教僧侶を中心に瞬く間に多数の会員を獲得、アカデミシャンも巻き込みながら日本有数の団体へと急成長する。そして昭和初期、学会の活動を通して培ったネットワークをもとに出版業へと船出、人文書院と名を変える。その活動の遍歴は、霊術研究のみならず、日本近代の宗教と学知、出版を総合的に捉え直す視点をもたらす。2013年に発見された『日本心霊』全号によって可能になった画期的研究。折口信夫、西田直二郎の新発見資料を収録。口絵、年表、人名索引付。 |
目次 |
第1章 日本心霊学会の戦略(日本心霊学会の理念とその特徴 会員の獲得と組織の構築―『日本心霊 創立十周年記念号』から ほか) 第2章 日本の心霊研究と精神療法(催眠術と心霊研究 日本の催眠術と心霊研究、その濫觴 ほか) 第3章 大正期日本心霊学会と近代仏教―「外護方便」としての心霊治療(プラクティスの近代 「外護方便」のメディア戦略 ほか) 第4章 越境する編集者野村瑞城―『日本心霊』紙上の「神道」と「民俗」を中心に(「霊肉一致」と高僧伝 「シャマニズム」への傾倒と「神道」の発見 ほか) 第5章 編集者清水正光と戦前期人文書院における日本文学関係出版(日本心霊学会(民間精神療法団体)から人文書院(出版社)への移行 清水正光の経歴と著書について ほか) 特別資料 西田直二郎、折口信夫講演録(『日本心霊』より) |
著者情報 |
栗田 英彦 1978年生まれ。佛教大学、愛知学院大学等非常勤講師。近代宗教史、思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
内容細目表:
-
1 日本心霊学会の戦略
29-52
-
一柳廣孝/著
-
2 民間精神療法のなかの日本心霊学会
コラム 1
53-60
-
平野直子/著
-
3 日本の心霊研究と精神療法
61-88
-
吉永進一/著
-
4 H・カーリングトン『現代心霊現象之研究』を翻訳した関昌祐の心霊人生
コラム 2
89-94
-
神保町のオタ/著
-
5 大正期日本心霊学会と近代仏教
「外護方便」としての心霊治療
95-131
-
栗田英彦/著
-
6 句仏心霊問題
コラム 3
132-138
-
栗田英彦/著
-
7 越境する編集者野村瑞城
『日本心霊』紙上の「神道」と「民俗」を中心に
139-169
-
渡勇輝/著
-
8 日本心霊学会編集部代表・野村瑞城(政造)の作品と略歴
コラム 4
170-174
-
菊地暁/著
-
9 編集者清水正光と戦前期人文書院における日本文学関係出版
175-208
-
石原深予/著
-
10 年中行事と民俗研究
211-216
-
西田直二郎/述
-
11 門◆精靈と大伴と物之部
217-221
-
折口信夫/述
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