蔵書情報
この資料の蔵書に関する統計情報です。現在の所蔵数 在庫数 予約数などを確認できます。
資料情報
各蔵書資料に関する詳細情報です。
No. |
所蔵館 |
資料番号 |
資料種別 |
配架場所 |
別置 |
帯出 |
状態 |
1 |
鶴舞 | 0238026892 | 一般和書 | 2階開架 | 人文・社会 | | 在庫 |
関連資料
この資料に関連する資料を 同じ著者 出版年 分類 件名 受賞などの切り口でご紹介します。
書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
請求記号 |
138/00012/ |
書名 |
<超越性>と<生>との接続 近現代ロシア思想史の批判的再構築に向けて |
著者名 |
貝澤哉/編
杉浦秀一/編
下里俊行/編
|
出版者 |
水声社
|
出版年月 |
2022.3 |
ページ数 |
331p |
大きさ |
22cm |
ISBN |
978-4-8010-0624-9 |
分類 |
138
|
一般件名 |
ロシア・ソビエト哲学
|
書誌種別 |
一般和書 |
内容紹介 |
ロシア思想を、国民・民族・宗教の文化伝統に基づく旧来の内向きの解釈から解放し、同時代の世界の幅広い歴史的コンテクストに位置づけ直す試み。「第一次ロシア革命とロシア正教試論」など論考9編を収録。 |
タイトルコード |
1002110104609 |
要旨 |
超越的理念と具体的生の統合への願い。西欧哲学とは異なる発展を遂げたロシア思想を、“ロシア的理念”―国民・民族・宗教の文化伝統に基づく旧来の内向きの解釈から解放し、同時代の世界の幅広い歴史的コンテクストに位置づけ直すことで、その開かれた真価を提示する。文学、哲学、法哲学、教育思想、教会史、科学史を網羅する、ロシア思想研究の最前線。 |
目次 |
1(デルジャーヴィンの頌詩「神」と啓蒙期のロシア―人間の尊厳と神の善性の擁護 プーシキンから見たチャアダーエフ―『エヴゲーニー・オネーギン』における感情の交錯 包摂と排除―『カラマーゾフの兄弟』における教会裁判論と古儀式派のテーマ) 2(神化をめざす肉体―一八六〇年代の哲学者・教育学者ユルケーヴィチの思想 パーヴェル・ノヴゴロツェフと「自然法の復活」 第一次ロシア革命とロシア正教会試論―なぜ宗務院体制打破と総主教制復興が提起されたか) 3(ディオニュソスと永遠回帰―ヴャチェスラフ・イワーノフの実在概念について ミハイル・バフチンの人格理論における「他者」概念と身体性の問題―哲学史的コンテクストから見たその特徴 量子力学に因果をみる―一九三〇年代ソ連での議論) |
内容細目表:
-
1 デルジャーヴィンの頌詩「神」と啓蒙期のロシア
人間の尊厳と神の善性の擁護
21-53
-
鳥山祐介/著
-
2 プーシキンから見たチャアダーエフ
『エヴゲーニー・オネーギン』における感情の交錯
55-80
-
坂庭淳史/著
-
3 包摂と排除
『カラマーゾフの兄弟』における教会裁判論と古儀式派のテーマ
81-112
-
望月哲男/著
-
4 神化をめざす肉体
一八六〇年代の哲学者・教育学者ユルケーヴィチの思想
115-167
-
下里俊行/著
-
5 パーヴェル・ノヴゴロツェフと「自然法の復活」
169-199
-
杉浦秀一/著
-
6 第一次ロシア革命とロシア正教会試論
なぜ宗務院体制打破と総主教制復興が提起されたか
201-232
-
兎内勇津流/著
-
7 ディオニュソスと永遠回帰
ヴャチェスラフ・イワーノフの実在概念について
235-270
-
北見諭/著
-
8 ミハイル・バフチンの人格理論における「他者」概念と身体性の問題
哲学史的コンテクストから見たその特徴
271-298
-
貝澤哉/著
-
9 量子力学に因果をみる
一九三〇年代ソ連での議論
299-321
-
金山浩司/著
前のページへ