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書誌情報サマリ

書名

幕末的思考

著者名 野口良平/[著]
出版者 みすず書房
出版年月 2017.11
請求記号 21058/00375/


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No. 所蔵館 資料番号 資料種別 配架場所 別置 帯出 状態
1 鶴舞0237232996一般和書2階開架人文・社会貸出中 

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書誌詳細

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請求記号 21058/00375/
書名 幕末的思考
著者名 野口良平/[著]
出版者 みすず書房
出版年月 2017.11
ページ数 308,4p
大きさ 20cm
ISBN 978-4-622-08652-9
分類 21058
一般件名 日本-歴史-幕末期   明治維新   日本-歴史-明治時代
書誌種別 一般和書
内容紹介 吉田松陰の「やむにやまれぬ大和魂」の射程、私情こそ公的なものの源泉であると見た福沢諭吉…。幕末的思考の系譜を、吉田松陰、坂本龍馬、福沢諭吉、夏目漱石らに辿り、その画期性を歴史の行間にあぶりだした精神史的試論。
タイトルコード 1001710067802

要旨 幕末から明治への列島の歩みは、暗から明への昇華ではない。それは、列強による開国への圧力を前に、尊皇攘夷から尊皇開国への転向とその隠蔽、新政府の正統性の急造を伴いながら、慌しい近代国家建設を余儀なくされる過程であった。しかしそこでは、植民地化への危機感と理不尽への抵抗を糧に、普遍的価値のうえに新社会を構想する思考が、徒手空拳で模索されてもいた。中国や西欧からの輸入ではない、この国に地生えの思考が育まれる契機は、しかし、生みの親でもある対外的「危機感」に圧迫され、皇国主義イデオロギーの席巻という試練のなかで影を潜めていった。帰結の一つは、現在も続く第二極の不在である。本書は、「明治維新」という事後的な枠を通しては見えてこないその思考―幕末的思考―の系譜を、吉田松陰、中岡慎太郎、坂本龍馬、福沢諭吉、中江兆民、北村透谷、夏目漱石、朝河貫一、中里介山らに辿り、その画期性を歴史の行間にあぶりだした精神史的試論である。彼らの未成の思考を紡ぎ直すこと。その今日的意味の切実さを、幕末の人びとの経験は我々に教えている。
目次 第1部 外圧(背景史―最初のミッシングリンク
状況を担う人
変成する世界像
変革の主人公とは誰か
残された亀裂)
第2部 内戦(内戦の経験―第二のミッシングリンク
勝者の思考と敗者の思考
一八七三年のアポリア
未成の第二極)
第3部 公私(再び見出された感覚―第三のミッシングリンク
滅びる者と生き残る者
敗者における大義と理念)
エピローグ―明治がこない世界のほうへ
著者情報 野口 良平
 1967年生まれ。京都大学文学部卒業。立命館大学大学院文学研究科博士課程修了。京都造形芸術大学非常勤講師。哲学、精神史、言語表現論。著書『「大菩薩峠」の世界像』(平凡社、2009、第18回橋本峰雄賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


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