蔵書情報
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書誌情報サマリ
書名 |
古文書料紙論叢
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著者名 |
湯山賢一/編
|
出版者 |
勉誠出版
|
出版年月 |
2017.6 |
請求記号 |
21002/00234/ |
資料情報
各蔵書資料に関する詳細情報です。
No. |
所蔵館 |
資料番号 |
資料種別 |
配架場所 |
別置 |
帯出 |
状態 |
1 |
鶴舞 | 0210880282 | 一般和書 | 2階開架 | 人文・社会 | | 在庫 |
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書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
請求記号 |
21002/00234/ |
書名 |
古文書料紙論叢 |
著者名 |
湯山賢一/編
|
出版者 |
勉誠出版
|
出版年月 |
2017.6 |
ページ数 |
6,839,33p 図版16p |
大きさ |
27cm |
ISBN |
978-4-585-22184-5 |
分類 |
210029
|
一般件名 |
古文書
和紙
|
書誌種別 |
一般和書 |
内容紹介 |
歴史学の基本史料である古文書。現存資料の歴史的・科学的分析や料紙に残された痕跡、諸史料にみえる表現との対話により、古代〜近世の古文書料紙とその機能の変遷を解明。新たな史料学を提示する。 |
書誌・年譜・年表 |
古文書等料紙に関する研究論文・報告書等の編年一覧:巻末p1〜33 |
タイトルコード |
1001710025983 |
要旨 |
古文書は歴史学における基本史料として、連綿と研究が積み重ねられてきた。しかし、その基底材たる料紙については、あまり顧みられることがなく、その研究・調査は等閑に付されてきたといっても過言ではない。近年の研究の進展により料紙の持つ情報が、当該史料の位置付けを左右するほどに重要であることが明らかになってきている。歴史学・文化財学の最前線に立つ43名の執筆者の知見から、現存資料の歴史的・科学的分析や料紙に残された痕跡、諸史料にみえる表現との対話により、古代から近世における古文書料紙とその機能の変遷を明らかにし、日本史学・文化財学の基盤となる新たな史料学を提示する。巻末には料紙研究の展開を一望できる文献一覧を附した。 |
目次 |
第1部 文書料紙の変遷(総論) 第2部 古代文書・典籍の料紙 第3部 中世文書・聖教の料紙 第4部 東国武家文書の料紙 第5部 近世文書の料紙 第6部 寺院文書の料紙 第7部 東アジアの文書と外交文書の料紙 第8部 抄紙と修復の科学 |
著者情報 |
湯山 賢一 1945年生まれ。神奈川県立金沢文庫文庫長・東大寺ミュージアム館長。専門は古文書学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
内容細目表:
-
1 我が国に於ける料紙の歴史について
「料紙の変遷表」覚書
3-38
-
湯山 賢一/著
-
2 律令制公文書の料紙について
39-63
-
杉本 一樹/著
-
3 料紙抄造の変遷
日本では紙をどのように造ってきたか
65-78
-
増田 勝彦/著
-
4 近世の社会・組織体と文書料紙
79-91
-
大藤 修/著
-
5 手実紙の由来
写経所内料紙論
95-107
-
佐々田 悠/著
-
6 平安期の古文書研究における現物調査の意義
栄山寺文書を素材として
109-121
-
渡辺 滋/著
-
7 東京国立博物館所蔵文書に見る料紙の変遷について
123-150
-
高橋 裕次/著
-
8 文化庁保管の『九条殿御集』について
151-165
-
梅澤 亜希子/著
-
9 中世軍記史料における料紙表現
『平家物語』諸本を中心に
167-180
-
高橋 恵美子/著
-
10 東大寺所蔵「右大将家御書案文」について
183-196
-
黒川 高明/著
-
11 古文書料紙の使用法覚書
御判御教書と御内書
197-208
-
林 譲/著
-
12 『中院一品記』所収光厳天皇宸筆書状の料紙について
209-224
-
高島 晶彦/著
-
13 封をする経巻
如法経の巻緒について
225-232
-
吉川 聡/著
-
14 足利義政初政期の幕府文書にみる「御判紙」
233-244
-
末柄 豊/著
-
15 十五世紀〜十七世紀近衞家の書札礼
対島津氏発給文書を中心に
245-267
-
伊集 守道/著
-
16 端裏ウハ書をめぐって
269-275
-
山家 浩樹/著
-
17 「紙」に関する古文書学用語の一考察
277-292
-
高山 京子/著
-
18 東寺百合文書に伝存する起請文の料紙(牛玉紙)
293-320
-
富田 正弘/著
-
19 鎌倉府発給文書に関する一考察
323-351
-
池田 寿/著
-
20 室町期武家文書の竪切紙書状
益田家文書を中心に
353-364
-
山本 隆志/著
-
21 「伊達氏重臣遠藤家文書」の料紙について
365-383
-
柳原 敏昭/著
-
22 二枚一重の折紙
ある思い込みからの脱却
385-424
-
丸島 和洋/著
-
23 戦国期越後における竪切紙の文書発給について
永正〜天文期の長尾上杉氏を中心として
425-441
-
前嶋 敏/著
-
24 「色部氏年中行事」にみえる料紙について
443-452
-
田島 光男/著
-
25 前田利常後見期の加賀藩知行宛行状について
455-467
-
本多 俊彦/著
-
26 近世大名家における目録の料紙と書札礼
加賀藩を事例に
469-489
-
千葉 拓真/著
-
27 江戸後期の富山売薬における紙の使用について
491-513
-
兼子 心/著
-
28 十九世紀における古文書調査と記憶継承
陸奥国仙台藩旧臣遠藤家文書の伝来から
515-535
-
天野 真志/著
-
29 中世聖教の料紙
醍醐寺聖教を素材として
539-558
-
永村 眞/著
-
30 東大寺大仏殿修正会張文の形態と機能
請定・交名にあいた裂孔
559-573
-
横内 裕人/著
-
31 寺院における小高・大高檀紙の利用と機能
「請定」と「張文」料紙を通して
575-593
-
藤井 雅子/著
-
32 「巻数」と料紙
「醍醐寺史料」を中心に
595-614
-
西 弥生/著
-
33 中世後期における東大寺の教学活動に関する試論
上生院浄実関係聖教にみる料紙の利用
615-627
-
坂東 俊彦/著
-
34 大徳寺の文書箱・法衣箱と曝涼について
629-643
-
保立 道久/著
-
35 中国古文書料紙研究への視角
647-662
-
小島 浩之/著
-
36 紙覚書
功徳の時代から教化の時代へ
663-683
-
朴 竣鎬/著 稲田 奈津子/訳
-
37 清代戸部精微批文勘合小考
日明勘合の補考を兼ねて
685-705
-
橋本 雄/著
-
38 江戸時代初期の東南アジア諸国との外交文書料紙について
707-724
-
藤田 励夫/著
-
39 琉球国の芭蕉紙について
尚家関係資料中の記録類を中心に
725-743
-
地主 智彦/著
-
40 文書紙の繊維組成及び塡料の観察
747-762
-
大川 昭典/著
-
41 マユミ紙についての一私考
763-793
-
森 香代子/著
-
42 紙漉と古文書
795-810
-
藤本 孝一/著
-
43 古文書・古文書料紙の保存修理
811-826
-
鈴木 裕/著
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