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資料情報
各蔵書資料に関する詳細情報です。
No. |
所蔵館 |
資料番号 |
資料種別 |
配架場所 |
別置 |
帯出 |
状態 |
1 |
鶴舞 | 0210868550 | 一般和書 | 2階開架 | 人文・社会 | | 在庫 |
関連資料
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日本-歴史-幕末期 日本-歴史-明治時代
書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
請求記号 |
21058/00352/ |
書名 |
幕末明治 移行期の思想と文化 |
著者名 |
前田雅之/編集
青山英正/編集
上原麻有子/編集
|
出版者 |
勉誠出版
|
出版年月 |
2016.5 |
ページ数 |
11,495p |
大きさ |
22cm |
ISBN |
978-4-585-29125-1 |
分類 |
21058
|
一般件名 |
日本-歴史-幕末期
日本-歴史-明治時代
|
書誌種別 |
一般和書 |
内容紹介 |
明治はそれ以前の日本をどのように背負い、切り捨て、読み換えていったのか。忠臣・皇国のイメージ、出版文化とメディア、国家形成と言語・思想。3つの柱より移行期における接続と断絶の諸相を明らかにする。 |
タイトルコード |
1001610016323 |
要旨 |
日本史上、前近代と近代をともに経験した稀有な時代、幕末明治期。明治はそれ以前の日本をどのように背負い、切り捨て、読み換えていったのか―忠臣・皇国のイメージ、出版文化とメディア、国家形成と言語・思想。三つの柱より移行期における接続と断絶の諸相を明らかにし、ステレオタイプな歴史観にゆさぶりをかける画期的論集。伝統と革新のアマルガム。 |
目次 |
第1部 忠臣・皇国のイメージ(帝国史観と皇国史観の秀吉像―『絵本太閤記』の位置 大槻磐渓と福澤諭吉―いわゆる「楠公権助論」をめぐる応酬について 幕末・明治期の薩摩藩・島津家と泗川の戦い―『倭文麻環』にあらわれた事件認識をめぐって ほか) 第2部 出版文化とメディア(石山合戦譚の変貌 三遊亭円朝「奴勝山」と絵姿女房譚 細木香以・金屋竺仙の交友圏と幕末明治の文芸 ほか) 第3部 国家形成と言語・学問(七五調の幕末・明治―今様評価の変遷と加藤桜老編『古今今様集』 「国文学」の明治二十三年―国学・国文学・井上毅 唐宋古文の幕末・明治―林鶴梁の作文論を中心に ほか) |
著者情報 |
前田 雅之 1954年生まれ。明星大学人文学部教授。専門は古典学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 青山 英正 1972年生まれ。明星大学人文学部准教授。専門は19世紀の日本文学(特に詩歌)および文化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 上原 麻有子 1965年生まれ。京都大学大学院文学研究科教授。専門は近代日本哲学であるが、身体としての顔および女性哲学にも関心を向けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
内容細目表:
-
1 帝国史観と皇国史観の秀吉像
『絵本太閤記』の位置
3-20
-
井上 泰至/著
-
2 大槻磐渓と福澤諭吉
いわゆる「楠公権助論」をめぐる応酬について
21-41
-
合山 林太郎/著
-
3 幕末・明治期の薩摩藩・島津家と泗川の戦い
『倭文麻環』にあらわれた事件認識をめぐって
42-67
-
鈴木 彰/著
-
4 英雄の古層
日露戦争における武士と兵士のアナロジー
68-91
-
向後 恵里子/著
-
5 折口信夫、異貌の神道へ
「現行諸神道の史的価値」を起点に
92-112
-
斎藤 英喜/著
-
6 石山合戦譚の変貌
115-135
-
塩谷 菊美/著
-
7 三遊亭円朝「奴勝山」と絵姿女房譚
136-158
-
延広 真治/著
-
8 細木香以・金屋竺仙の交友圏と幕末明治の文芸
159-179
-
丹羽 みさと/著
-
9 幕末・明治の「実録種」抄録合巻
仮名垣魯文作『伊賀の仇討』を中心に
180-213
-
神林 尚子/著
-
10 書籍業界における江戸時代の終わりかた
214-242
-
鈴木 俊幸/著
-
11 切断の文字、あるいは文字の<近代>
243-259
-
鈴木 広光/著
-
12 明治初期活版小説の出版
共隆社について
260-288
-
山田 俊治/著
-
13 職業案内本の<近代>、あるいは時代閉塞の現状について
289-310
-
磯部 敦/著
-
14 七五調の幕末・明治
今様評価の変遷と加藤桜老編『古今今様集』
313-340
-
青山 英正/著
-
15 「国文学」の明治二十三年
国学・国文学・井上毅
341-370
-
前田 雅之/著
-
16 唐宋古文の幕末・明治
林鶴梁の作文論を中心に
371-390
-
山本 嘉孝/著
-
17 漢文訓読の来し方行く末
独自の翻訳論を構築せよ
391-408
-
古田島 洋介/著
-
18 自伝・回想録に見る明治文学の転換期
西南戦争後から日露戦争後まで
409-431
-
大東 和重/著
-
19 近代日本の「コト作り」問題
『三四郎』(一九〇八)を例に
432-447
-
熊倉 千之/著
-
20 近代日本と近代インドの比較可能性
448-468
-
臼田 雅之/著
-
21 「女性哲学」へと向かう九鬼周造著『「いき」の構造』
469-488
-
上原 麻有子/著
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